ライター夕花みう
『食費と光熱費をケチりまくっても新しい部屋に住もう』
今回わたしが提唱するのは、“モテる男性は部屋もモテる”ということである。なんとなく寂しい、なんとなく誰かと過ごしたい…そんなときは女性なら誰しもあるものだ。
そして、そんな女性たちにとって決め手になるのは、正直なところセックスの上手さでも話の面白さでもない。「部屋」である。お堅い女性は抜きにして、ちょっと股の緩い女性、もしくは風俗嬢などとワンチャンを狙うのなら、力を入れるべき点は部屋なのだ。
居心地、つまりそれは部屋の印象
以前、わたしはデリヘル嬢として半年ほど働いていた。週4、5のペースで出勤していて、その間にたくさんの家を拝見させて頂いた。大学生であるわたしは当初、家賃を抑えるため、大学と提携している六畳で築30年ほどの、セキュリティも何もない安めのボロアパートを契約していた。
(どうせ家なんて寝るためだけにあればいいし…)
そう安易に決めた物件で早々と後悔。部屋は古いアパート独特の臭いがするし、お風呂が大好きなわたしにユニットバスは不快そのもの。結果、上京してからの3年間、快適な家を求めて「ヤドカリライフ」を始める事になる。
思えば、なんだかんだで長く続く彼氏はみな“部屋がキレイで快適”という共通点があった。“アクセスが便利”も然りである。
ビッチ界隈に生息する友人たちはみなこう言う。
「まぁ顔とかセックスとかも大事だけど、最終的には部屋だよね!」
場数を重ねてくると、顔だとか肩書きだとかにはあまり心が動かなくなる。性格なんていくらでも作れるし、わたしも作っているので論外。となれば、やはり重要なのは部屋だ。
「俺の部屋、古いし掃除してないから汚いよ…」と言うそこのアナタ。彼女を家に上げることなかれ。引っ越し資金が貯まるまでは毎回ホテルにしよう。
考えてみてほしい。どうしてラブホは一般ホテル顔負けのゴージャスな造りをしているのだろうか。女性がお姫様気分になれるような仕掛けに満ち満ちている。
たとえば、七色に光るお風呂。たとえば、寝心地の良い天蓋付きのベッド。夢のような空間でするセックスなら、多少痛かったり気持ち良くなくても、快感が増すように思えるのが女性なのだ。
具体的にはどんな部屋にするべきか
何も、べらぼうに家賃が高い所に住めばいいというものではない。それよりも、築5年以内のオシャレな新しい物件にしよう。最近は女性向けに造られたような物件も増えている。広さは八畳ほどあれば充分だ。
後は、インテリアにこだわろう。女子受けするような家具はZARAやFrancfrancなどに揃っている。少々お高いと思うアナタは、ニッセンやニトリでひたすら探すのも良いだろう。このインテリア小物も部屋と同じくらい重要だ。
また、髪が短くて使わないアナタも、一応ドライヤーを持っておくと無難だ。ヘアスタイリングにも使えるし、女性が泊まりに来てドライヤーがないのは致命的である。
女子受けする部屋といえば、観葉植物などを置いておくのもいい。気持ちが和み、あなた自身の居心地も良くなるだろう。虫が湧いたり、世話がきちんとできるか不安な場合はフェイクのプランツでもいい。それだけでも、部屋の印象が一気に変わるものだ。余裕があるアナタは間接照明も取り入れてみよう。
最後に
いかがだっただろうか。最後までお読み下さったあなたなら、セックスにおける部屋の重要さが分かったはずだ。今すぐ不動産屋に走ってほしい。諸君の健闘を祈る!
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