読者投稿30代後半の男性
これは大学生の時の体験談。
近所の大きな公園で、青姦と覗きが流行してた。
どれくらい流行ってたかというと、「覗かれたい、覗きたいならあそこの公園行け」みたいな感じの所だった。
夏の夜、いつものように近所の公園の茂みの中に友達と潜んでいた時、部活帰りらしき高校生の男女が目の前のベンチに座った。
なんかいい雰囲気な感じなんで注目してたら、どうも様子がおかしい。
聞き耳を立てると、部活とか授業とかどうでもいい事をボソボソ話し始めたんだよ。
ここで俺と友人はピンときた。
こいつら青姦目的で来たカップルじゃない、ていうかカップルじゃない。
今この瞬間、男が告白しようと、女が告白されようとしているところだった。
友人は別のポジションに行こうとしてたけど、俺は止めた。
今下手に動いたらバレる、そしたらこの告白が冷めてしまう。
一度冷めると、もうその芽がなくなってしまうかもしれない。
いつの間にか、当初の目的とか全部忘れて無言で応援してたんだよね。
友人も意図をくんだらしく、一緒に見守っていた。
そのカップルは30分くらい、部活が忙しくて一緒に遊べないことを謝ったり、マネージャーとして入ってくれた時は嬉しかったとか話してた。
そして、
「でさ…俺の恋人になってください」
男が、会話の末で急に告白した。
女は真っ赤になってコクンと頷き、手をつないで公園の出口に向かって行った。
超初々しいカップル誕生の瞬間を目の前で目撃してしまって、なんかもう放心状態。
心の中は、砂糖で一杯の俺たちだった。
カップルが見えなくなったので、俺ら2人が立ちあがった時だった。
道の反対側の茂みからオッサンが5人。
俺の後ろから、下半身裸の中年カップル。
左方のトイレの影から、カメラ持って迷彩服着た青年2人がほぼ同時に出てきた。
(本当はもっといたけど、とりあえず印象に残ってた人を思い出して書いています)
俺と友人は最前列にいたから全く気にしてなかったけど、どうやら先ほどのカップルは公園中の変態の注目の的だったらしく、俺が立ちあがったのを合図にみんな出てきたらしい。
奇妙な連帯感が生まれた。
全員でほっこり笑いあって、
「青春っていいですねー」「俺もあんなころがあったなー」
みたいなことを話し合った。
その後は、向かいにいたおっさんたちと意気投合して一緒に酒を飲みに行った。
あれから何年も経つけど、今でも変態たちに囲まれながら告白したカップルがその後どうなったのか気になることがある。
その時の友達が、先週盗撮で捕まった。
俺は青姦は見たことないけど、マックで彼女の服に手を入れて、思いっきりおっぱい揉んでた男なら見たことあるよ!
近所の公園で青姦と覗きが流行ってた話
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