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「愛人契約」のエグイ話

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「愛人契約」のエグイ話
読者投稿40代の男性

 今回は、知人の40代男性から聞いた話をご紹介しよう。

 愛と金の重みについて、かなり考えさせられた。



 仕事の関係で、自動車産業が盛んな地域の会社へ行き、創業者の偲ぶ会に参加したときに聞いた話。

 創業者は、裸一貫で事業を起こしたバイタリティー溢れた方で、自動車産業の右肩上がりとともに会社も急成長していった。

 その方は個性が強く、取引先とのトラブルや酒、とくに女遊びはかなりのものだったそうだ。

 いろいろな武勇伝を聞く中で、さすがに「えっ」と思うような話があった。

 創業者が、ある会社行事で社員の奥さんに一目惚れしたそうだ。

 その社員を呼んで、「自分の愛人にしたい」と頼んだ。

 社員はワンマン社長の機嫌を損ねないように、「本人の意思もありますから」と丁重に断った。

 すると、その社長は直接社員の家に行き、奥さんを口説き始めたのだ。

 その時代は終身雇用全盛期で、女性も専業で旦那を支える家庭が多かった。

 今の時代より、社長はずっと雲の上の存在だった。

 奥さんは面喰らったが、「人としてあり得ないです」と拒み続けた。

 すると社長は他の社員を呼んで、バックに札束を積めて持ってこさせ、机の上に札束を積み始めた。

 その額、なんと500万円。

 昭和の高度成長期に、その金額がどれだけの価値をもつか知らないが、金の力で返事を保留にさせたそうだ。

 結局、その奥さんは社長の愛人になり、彼女の旦那である社員は会社の役員になった。

 その夫婦の間でどんな会話がされたかは、私にはわからない。

 旦那の出世のために人身御供にされたのか、金のために屈辱の身に甘んじたのか。

 いずれにしろ、経済的に安定しても、とても「夫婦」とは言えない関係になってしまったことは想像に難くない。

 この話には続きがある。

 創業者が亡くなってその影響力が失われた後、役員になった社員は、大株主である創業者の奥方と新社長に排除されたとのことだ。

 現在その会社は上場会社であるが、組織があれば権力闘争が起こり、男女がいれば歪んだ愛憎劇があるのは変わらない…。
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