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初めてのテレクラ体験談

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初めてのテレクラ体験談
読者投稿40代前半の男性

 今回は、北海道に住んでいる男性から聞いた話をご紹介しよう。

 自分が住んでいない場所の話を聞くのは、とても新鮮だった。



 ネットでの出会いが一般的になっている現代では、時代遅れのテレクラは影を潜めている。

 インターネットがまだ普及していなかった頃は、テレクラか自販機の伝言ダイヤルくらいしか、エッチ目的の出会い手段はなかった。

 もともと興味はあったが、自宅付近にテレクラがなかったこともあり、未経験だった。

 10年前にススキノへ風俗旅行に行ったとき、そのチャンスが訪れた。

 しかし、当時でさえテレクラは下火状態。

 相手が見つかるのかどうかが、かなり不安だった。

 受付で入場料(2~3千円)を支払い、固定電話のある個室へ入る。

 そこでは、部屋が全部で6室あった。

 入ってしばらくすると電話が鳴ったが、躊躇していると鳴り止んでしまった。

 テレクラ経験者はご存知だろうが、先に電話を取った人が女の子と話せる、早取制のシステムなのだ。

 そのため、まごまごしていると他の男に女の子が流れてしまう。

 2度目の電話が鳴った。今度は取ることができた。

「何歳?」

「32歳だよ」

『カチャリ』

(え、まだ歳しか言ってないのに…もっと若い男が希望だったのか?)

 しかし、テレクラではそんなことをいちいち考えては駄目なのだ。

 3度目の電話が鳴った。

「どんな感じの方ですか?」

「のび太くんみたいな感じかなぁ」

「今日はどんな目的?」

「まだ決めてないよ、楽しく遊べる相手を探してる。何歳ですか?」





 「ガチャリ」

 どうやら、割り切り相手を探していたようだ。

 その後も同じようなやり取りが数回続き、なかなか割り切り以外のエッチ相手は見つからなかった。

 土曜の夕方だったから、仕方ないのかもしれない。

 そして、運良く(?)割り切り希望の28歳の女の子をゲット。

 条件は、2回戦でホテル代別2万円。

 東京の相場の半額で、かなりおトク感があった。

 やって来た女の子は、明るく綺麗な娘で、本当に楽しく2回戦を堪能した。

 初対面なのに、アドレス交換もしてくれる優しい女の子だった。

 初めてのテレクラには苦戦したが、その結果には大満足だった。
3.5 rating

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