読者投稿30代前半の男性
今回は『ワクワクメール』で出会った、とある30代女性の話をしよう。
サイトメールと直メールをそれなりにこなして会ったのだが、その人はとても不思議な女性だった。
彼女の名前を、仮に「美代子」とする。
美代子には姉と弟、両親がいるのだが、まずこの人たちが凄い。
両親は2人とも教師で、姉は弁護士、弟は医者、相当のエリート家系だった。
美代子は普通のOLだが、今では課長にまで上り詰めていて、出世街道まっしぐら。
これだけではただのエリート女性の話で終わるが、彼女にはかなり変わった特徴があった。
美代子は女性の身でありながら、重度の『シスコン』だったのだ。
シスコンという言葉はオブラートに包まれているが、わかりやすく言えば「レズビアンで近親相姦願望がある」という超特殊な性癖の持ち主。
俺は同性愛者は見たことはあるが、その矛先が身内に向いている人は初めてだった。
その話の内容は、とても新鮮だった。
姉はノンケと言うか、普通に男性と付き合っているような人だった。
だから美代子は最初のころ、自身の姉に対する恋愛感情を封じ込めていた。
しかし、そのときの彼女の行動がヤバイ。
美代子は欲求不満の解消のために、会社や知り合いの女の子に手を出しまくっていたらしい(笑)
本人は「ヤり捨てて、適当に男を当てがって解放してた」と身も蓋もないことを言っていた。
しかし、ゆくゆく聞いてみれば、なかなか立派なことをしていたと感じる。
なぜなら、彼女が手を出す娘はフられたり、ヤり捨てられたり、レイプされたりなど、男性不信の女の子ばかりだったからだ。
優しく接して人肌の良さを体に教え込み、肌の触れ合う素晴らしさを知ってもらう。
それから男性を紹介して、また恋心を思い出させるという、キューピットなことをしていた。
美代子は女の子を美味しく頂けるし、その娘たちは男性不信を克服し、また新しい恋に目覚めていく。
実は、利害が一致した関係だということがわかる。
色々な女の子に手を出していると聞くと、酷い人のように映るが、意外と誠実な付き合いをしていた。
そうやって女の子にちょっかいを出し、姉への愛情を抑えていたときに、ようやくチャンスが訪れる。
姉が仕事で大きな失敗をしてしまい、休業してしまったのだ。
それを快く思わなかった両親が、ボロクソに言ってさらに追い打ちをかけた。
とうとう姉は精神を病んでしまい、立派な引きこもりができあがった。
美代子は実家を出ていたから、そんな状況になっていることを知らなかった。
それを聞いた瞬間、実家に乗り込みに行ったようだ。
そして囚われの姉を奪い取り、美代子の家にお持ち帰りしたらしい。
ここで、多くの男性不信の女の子を立ち直らせてきた経験が活きた。
彼女の献身的なケアによって、姉の病んだ精神は少しずつ回復していったのだ。
今では、姉は美代子に依存気味になっているとのこと。
「お姉さんを飼ってるから、他の女の子には手を出せないけど、今はすごく幸せです!」と言っていたから、ハッピーエンドなのかもしれない。
未だに、「飼ってる」という表現には疑問が湧くが…(笑)
彼女には他にも色々な武勇伝があり、話を聞いていて本当に面白かった。
人に迷惑をかけるタイプは嫌いだが、こういう感じの変わっている人は大好きだ。
自分では経験できないことや、知らない世界の話はすごくワクワクしないだろうか?
本や映画などにも様々な世界があるが、人から聞く実体験には血が通っていて、何倍もその話に引き込まれていく。
「色々な人との出会いこそが、どんなモノよりも、自分の世界を大きく広げてくれる」と強く実感した日だった。
【ワクワクメール】変わった女の変わった性癖
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