人にはどうしても、「なんかやる気が出ないな…」というときがある。
「そういうときは、成功している人たちの本や動画を見たほうがいいよ」
上のように言う人がよくいるが、俺はそうは思わない。
確かに彼ら(彼女ら)は偉大だし、人間としてとても尊敬できる。
しかし、どこか現実離れしていて、「自分にもできる」という実感が湧かないのだ。
それよりは、ありのままの『現実』を見たほうが遥かにいい。
言い方は悪いが、「下には下がいる」、「自分はこうはなりたくない」と思えば、絶対に頑張ろうという気持ちになれる。
もちろん、俺はそのような人たちの生き方を否定するつもりはない。
なぜなら、明日は我が身となる可能性が十分にあるからだ。
やる気を出すためには、過酷な境遇に置かれている人たちを見て、時には反面教師とすることも必要なのである。
マネーの虎
2001年の10月からおよそ3年間放送された、かなり有名な番組。
俺と同年代の人は、子供のころに見たことがあるかもしれない。
当時は、「マネー成立」、「ノーマネー」などの言葉が流行った。
名だたる社長たちが、新規起業者のプレゼンテーションに対して、出資するかどうかの判断を下す。
見どころは、マネー希望者たちへの情け容赦のない非難や叱咤。
テレビの内容にうるさい現代では、放送禁止となることは間違いない(笑)
虎たちの素晴らしい発言集めてみた
世の中を舐めている新規起業者に、虎たちが吠える。
http://www.youtube.com/watch?v=1PpoAeGR8_g&list=PL58A7C655308580CB
http://www.youtube.com/watch?v=8oqedUZ3bxk
http://www.youtube.com/watch?v=YjZkyQsKmcY
http://www.youtube.com/watch?v=Hi4Ba3odYlg
http://www.youtube.com/watch?v=MUATO58nndM
パスタ
世界一のパスタ店を開業するために志願した、マネー希望者。
44歳にして無職の男が、パスタと客に対する凄まじい熱意で、加藤社長から980万円を引き出す。
http://www.youtube.com/watch?v=2LyA7vubTG8
ホームレス
『ワーキングプア』
何らかの仕事をしているものの、その収入がわずかで、生活が困難になってしまうこと。
住む場所が無くなってしまった人たちも、その中に含まれている。
彼らがホームレスに至った経緯と、その日常を映した動画集。
頑張れ!ネットカフェ難民、ホームレスの岩井さん
毎日ゴミ箱から古本を拾って売り、食べられるだけのわずかな日銭を稼いで暮らす岩井さん。
そのような状況にも関わらず、人の身を案ずることのできる彼の人間性は、素晴らしいものがある。
http://www.youtube.com/watch?v=PZrt6NFhQas
http://www.youtube.com/watch?v=4OxDjpHG3Og
ネットカフェホームレス青年
少年時代に孤独の身となった山岡さんは、会社をクビになりホームレスとなってしまう。
彼が、他人との関わり合いを避けるようになった理由を追う。
http://www.youtube.com/watch?v=knEyjhWHhlc
ネットカフェ難民のカズオさん
スポット派遣、つまり日雇い労働で働くカズオさんの生活を映している。
仕事が毎日入るわけではない、そのために収入が途絶えてしまうこともある。
人間をモノのように扱う現場で、彼は何を見ていたのだろうか。
http://www.youtube.com/watch?v=441oG8suLKQ
凍死の恐怖 札幌極寒ホームレス
北海道の凍てつくような寒さの中、路上で生活している人たちの生活を追う。
http://www.youtube.com/watch?v=J7DMb7U7RWU
http://www.youtube.com/watch?v=_ydIBhQS-6w
ヤミ金
違法な金利で、主にブラックリストの人々に金を貸すヤミ金業者。
借金の返済に苦しみながらも、生活を立て直していこうとする人たちを追う。
ヤミ金地獄物語
クニオさんは、ヤミ金業者から20万円を借りてしまう。
金利はトゴ(10日で5割)、最初は軽い気持ちで手を出した。
しかし、他業者からの借入で返済する自転車操業で、みるみるうちに借金は膨れ上がり、とうとう返済不能に陥ってしまう。
脅迫電話、会社への嫌がらせなど、ヤミ金の追い込みは凄まじかった。
そのために会社をクビになってしまったが、大切な家族を食べさせていかなければならない。
彼は新しく、リフォーム会社のセールスの仕事を始める。
何度断られても諦めない、愛する家族のために諦めることは許されない。
文字どおり、必死に仕事をこなすクニオさんの姿は、人の心を強く打つ。
http://www.youtube.com/watch?v=_gw-DVCxU2I
http://www.youtube.com/watch?v=-YF1U9Guo3k
http://www.youtube.com/watch?v=cuY6GhYt_1o
あいりん地区
大阪府大阪市西成区に存在する、日本のスラム街とも言うべき場所。
この地区では、ホームレスや日雇い労働者が非常に多く、浮浪者が昼間から酔っ払って路上で寝ていることも珍しくはない。
最近では生活保護を受ける人々が増え、仕事を斡旋する手配師や、簡易宿泊所は徐々に姿を消しつつある。
そんなあいりん地区に住む人たちの生活を追う。
あいりん地区
http://www.youtube.com/watch?v=h2SXxmw1Ki0&playnext=1&list=PLBCF842F03AA3EA98&feature=results_video
生活保護の人々(日雇い、ホームレス、派遣、アル中など)
http://www.youtube.com/watch?v=nFl39Tqu5rg
ドキュメンタリー映画
社会の過酷さと対峙する人々の姿を映した作品。
「フツーの仕事がしたい」
ブラック企業に務める、トラック運転手のカイクラさん。
会社が強いる過酷な労働条件は、まさに常軌を逸したものだった。
労働環境を改善するため、彼は労働組合に入る。
暴力団並みの社員たちから、カイクラさんは「フツーの仕事」を勝ち取るために闘う。
http://www.youtube.com/watch?v=tYXl_bNor3k
「遭難フリーター」
工場で派遣社員として働く青年の姿を映した、セルフドキュメンタリー。
映画館での上映を果たして目的を達成するも、未だにフリーターを脱出する糸口は掴めていない。
その後は就職するものの、たった1ヶ月で仕事を辞めてしまう。
彼のゴールはどこにあるのか、放浪の旅は続いていく…。
http://www.youtube.com/watch?v=xB64OGsjK_8
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