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新業態の“JK作業所”って何!?池袋のJK見学店、『アキバ観光池袋作業所』に行ってきた

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新業態の“JK作業所”って何!?池袋のJK見学店、『アキバ観光池袋作業所』に行ってきた
【出典:もえなび!】

【EGweb】運営者江川

 お久しぶりです。江川です。
 最近すっかり存在感を無くしていた僕ですが、決して遊んでいたワケではありません。

 近頃はブログのメンテナンス作業をしたり、「記事広告」「月極広告」募集ページを作成していました。
 その証拠に、新しいバナーをチラホラと見かけるようになったハズです。
 現況はしばらく「待ち」の状態、スポンサーが付いたらメチャクチャテンション上がります。


 本年度から、JK店は苦境に立たされる事となった。
 当ブログでもお伝えした「JKビジネス対策」により、新たに満18歳の女子高生が補導対象に加えられたためだ。

Check<JKビジネス対策>来年1月から「18歳の女子高校生」を補導対象へ

 この措置を受け、多くのJK店が閉店、あるいは業態転換を余儀なくされた。
 今回潜入した『アキバ観光池袋作業所』もその1つである。

 俺が同店の情報を得られたのは、『ベア』氏の以下のレポートのおかげだった。

Check現役女子高生がアレを脱ぐ!池袋のJK見学&リフレ店、『アキバ観光プラス』潜入レポート

この『アキバ観光プラス』は、店名に含まれている「アキバ」ではなく、池袋に存在するJK見学&リフレ店だ。
 今年の1月12日までは、女子高生に「ワイシャツ脱ぎ」や「お尻枕」をさせるなど、比較的過激なオプションが見受けられた。

 同年1月13日、先のJKビジネス対策に伴い、業態・サービス内容を一新。店名を『アキバ観光池袋作業所』へ変更し、現在に至る。
 それが新業態のJKビジネス、“JK作業所”である。

見学パフォーマンスをご希望のお客様はお金の無駄です



「作業所」というキーワードに、知的好奇心を刺激された読者は多いはず。
 俺もその1人で、来店日までに色々な妄想を膨らませたことは言うまでもない。
 同店の「もえなび!」紹介ページには、サービスの内容がこう説明されていた。


高校生が一生懸命作業している姿を見学するお店です。(中略)

作業員の高校生はお客様のお部屋の前を5分ごとにローテーションして作業しますので、各作業員の頑張っている姿を見ることができます。
また、お客様ご自身の品物をリクエストして、指名した作業員に制作させることができます。その際はお客様の前で作業いたします。


 こちらとしては、どんな「作業」なのかを知りたいんだが…。
 よく分からんけど、『各作業員の頑張っている姿を見ることができます。』の一文で吹いた。

 文面から察するに、『アキバ観光池袋作業所』は、女子高生が何らかの品物を作る様子を見学する店のようだ。
 そして、同店はこんなキャッチフレーズを掲げていた。


見学パフォーマンスをご希望のお客様はお金の無駄です。他のオーバー見学店様をおすすめします。

※「オーバー」とは、18歳以上を指す隠語である。

 つい先日摘発された『サンキュー』グループもそうだが、夜の世界には金のために手段を選ばない悪徳店が跋扈している。
 最新技術を駆使し、嬢の写真に別人とも言える修整を施したり、過去に在籍していた女性の写真を客寄せパンダに利用したり、キャッチを使ってボッタクリ店へ誘導するなど、その事例は枚挙に暇(いとま)がない。
 エロ男から金を搾取する「騙したもの勝ち」という風潮の中、同店のこの方針は賞賛したい。これほど“正直な店”が、今の風俗業界にはどれだけ存在するのだろう。

 俺は読者の信用を第一に考えている。良いものは良い、悪いものは悪いと書く。
 これを踏まえた上で、本レポートは辛口の内容となる事を前置きする。

「作業所」ではなく、「プラス」に迷い込む



 1月19日17時、池袋に到着。
 今回も1人ではない。『もっと自由に恋がしたい!』運営者の「矢口」氏、現役JKリフレ嬢と同棲している「桑田」氏と共に潜入を敢行する。

 居酒屋で軽く自己紹介を行い(俺と桑田さんは初対面)、様々な情報を交換した後、頃合いを見て店を出る。
 時間は21時、いよいよ出陣の刻を迎えた。

 21時15分、目的地に到着。

「広告塔センタービル」案内

 案内板を見ると、店舗は8階にあった。
 ワクワクしながらエレベーターで昇って行く。

店員「いらっしゃいませー」

 受付から顔を覗かせたのは、茶髪でジャミ声の男性店員だった。

俺「3名で」
店員「3名様ですか?はい大丈夫ですよ」
俺「ここって(アキバ観光池袋)作業所ですよね?」
店員「いや、違います!作業所はですね、本店のほうなんですけど、こちらは見学リフレ店で、作業所のほうは見学のみのお店なんですよ。そちらも22時までは営業してるんですけど」
俺「あー…」

『アキバ観光プラス』入口 ここは目的の店ではなく、『アキバ観光プラス』とのこと。
「もえなび!」紹介ページには、アキバ観光プラスが『アキバ観光池袋作業所』としてリニューアルオープンすると書かれていたが、実状は別店舗で営業を行っていた。

 そして、18歳未満の少女は「作業所」、18歳以上の女の子は「プラス」へ、完全に分離させたようだ。
 つまり、今後は作業所が女子高生の受け皿となるワケだ。


店員「作業所のほうが良かったらそちらに電話して伝えますよ」
俺「じゃあ作業所のほうに連絡して頂いていいですか?すいません」

 こうして俺たちは本来のルートを聞き、改めて『アキバ観光池袋作業所』へ向かった。

ロゴの上には「くつみがき&観光案内」の小さな文字が



 21時35分、真の目的地に到着。

『アキバ観光池袋作業所』のビル前
※『アキバ観光池袋作業所』が入っているビルの前にて。左は桑田氏、右は矢口氏。
 
『アキバ観光池袋作業所』屋外案内板
※『アキバ観光池袋作業所』の屋外案内板。

『アキバ観光池袋作業所』入口ドア 案内板には『アキバ観光池袋支部』と表記されている。写真では見えづらいが、ロゴの上には小さな「くつみがき&観光案内」の文字もあった。
 と言うことは、「作業」は靴磨きを指すのだろうか?

 今回は階段を使い、店舗のある4階へ。
 一段ずつ足を置く度に、「作業」の真相へと近付いていく。

 入口のドアを開け、いざ入店!


店員「いらっしゃいませ~」

 こちらではメガネを掛けた優男風の店員がお出迎え。

店員「閉店間際なんで、20分という形でご案内させて頂きます」
俺「はい」
店員「では見学20分で2,500円になります」

 本来の入場料(見学料)は40分5,000円だが、閉店が近いため、その半分の時間・料金となった。
 結果的に、これが功を成そうとは。

店員「いかんせん高校生なんで、(夜の)10時過ぎると」
俺「あー、ですよね(笑)」
店員「じゃあお部屋のほうが、2・3・5となりますんで」

 店員からタイマーを手渡され、俺たちは店の奥へと歩を進めた。

その「作業」は、俺の予想を大きく覆した



 客用のブースは7部屋。横一列に設置されており、その入口にはカーテンが掛けられていた。
 女の子の「作業ルーム」も横長の形をしていて、奥行きは1メートル程しか無い。

 リニューアル前の『アキバ観光池袋支部』でリフレを行っていたためか、個室内は比較的広めの造り、壁には木質ボードが使われている。
 見学店には常備されているはずのティッシュやビニール袋などは一切無く、中央にマットがポツンと敷かれているだけ。
 そのため、例えムラムラしたとしても、自慰行為をすることは出来ない(ティッシュを持ち込むという手はあるが)。
 JKビジネス対策が強化された本年、店側も健全な雰囲気作りに努めているのだろう。

 目の前(マジックミラーの向こう側)では、制服姿の女子高生たちが木の板に座り、こちらを向きながら手元で何かを作っていた。脚の開きは控えめで、パンツの見え方も同様だ。
 その「作業」は、俺の予想を大きく覆すものだった。










 折り紙折ってるwwwwwwwwww

 そう、『アキバ観光池袋作業所』とは、女子高生が折り紙を折る作業を見学する店だったのだ。

折り紙「鶴」

 彼女たちが折っているのは鶴。思わず「寄付するんですか?」とツッコミそうになった。
 背後の打放しコンクリートの壁が、その光景の特異さを際立たせる。
 中にはビーズアクセサリーを作っているコもいて、完成品は目の前に置かれたカゴへ次々に入れられていく。
 
 お喋りに興じながら鶴の折り紙を折る女子高生、その様子を見る俺。
 同店のブース内では、こんなシュールな光景が日常的に繰り広げられているのだ。

メールに打ち込まれたのは、俺への問い掛けだった



 女子高生たちは、5分毎のローテーションで隣のブース前に移動する。

 ある程度見学した後、俺はバッグから取材用の手帳を取り出し、この店の実態をメモしていった。
 店内の様子、個室内の様子、そして目の前で行われている「作業」の正体。

 すると、新たに座り込んだ女の子が、俺の個室のマジックミラーに顔を近付け、おもむろに覗き込んできた。
 見学店に限らず、メモを取っていると女の子の目を引くため、俺にとっては気にする事ではない。
 彼女はスマホを取り出し、何か操作をしてから、マジックミラーにそれを付けた。

『なに書いてるんですか?』

 メールに打ち込まれたのは、俺への問い掛けだった。
 ここもだ、ここも見えている。もはや見学店のマジックミラーの大半は、その意味を成していない。
 俺は手帳に返事を書き、彼女と同じようにマジックミラーへかざす。

『この店の様子』

 そう示すと、彼女は「この人何か書いてる!」と周囲に伝え始めた。
 目の前に3、4人の女の子が集まって来る。

「何書いてんだろ?」
「おーい」

 一気に騒がしくなるブース前。
 俺は女子高生を見学しに来たはずが、逆に見学されるという事態に。
 居たたまれなくなった俺は、手帳に文字を書き込み、再びマジックミラーにかざした。

『これ見える?』

 1人の女の子がスマホに文字を打ち込み、こう返す。

『見えたり見えなかったり』

 どうやら、この店のマジックミラーは完全に見えているわけではなく、位置や光の加減によって見え方が変わるようだ。

 そんなハプニングも起こり、姦しい女子高生たちを見ていると、つくづく日本は平和だなぁと思う。
 そしてタイマーが鳴り、退室時間を迎えた。

 受付の店員にタイマーを渡した後、いくつか質問をぶつけてみた。

俺「基本的には、折り紙を折る作業をしてるところを見るお店なんですか?」
店員「折り紙とかビーズとか、日によって物が違います」
俺「お金を払えば、何か別の物を作って頂ける感じ?」
店員「大体折り紙で5分、ビーズで15分って感じですね。で、物はちょこちょこ変えていくんで、その時その時によって動きが違うかなって感じになりますね」
俺「現役いますよね?」
店員「いやむしろ全員現役です。高1から高3の子たちを雇うんですけど、リフレは『プラス』のほうになりますね」
俺「この形だったら(営業は)大丈夫?」
店員「はい、見学だけなら。お客様と話しをしないですし、あくまで作業してるところを見学するっていう名目でやってるんで」
俺「なるほど、分かりました。ありがとうございます」

(折り紙を折るだけで金が入るのか…俺もJKになりてー!)

 俺たちは感想を述べ合いながら、エレベーターを降りて行った。

総括



『アキバ観光池袋作業所』の潜入調査からは、実に様々な収穫を得ることが出来た。

数少ない“現役店”、平均レベルも高め


 JKビジネス業界への風当たりが強まった本年以降、女子高生が在籍している同店は貴重な存在だ。やはり観るだけで料金が発生する見学店だからこそ、女の子の質はかなり高かった。

女子高生・品物は指定可能


 同店では、作業員(女子高生)に商品を制作させることも出来る。これがいわゆる「指名」に該当する。
 その際には「商品指名制作料」として、各商品につき1,000円~3,000円ほどの別料金、制作には5分~15分ほどの時間が掛かる。この「指名制作」は、見学時間内に済ませなければならない。品物には名前やメッセージを入れて貰うことも可能だ。

 お気に入りの女子高生の作業を観た後、そのコが作った品物を持ち帰れるのなら、その手の人にとってはたまらないだろう。

“真のJKマニア”でなければ楽しめぬ


 通常の見学店では、指名時に過激なパフォーマンスを披露してくれるが、同店にはそれが無い。あくまでも女子高生の作業風景を見学する店だ。そのため、女子高生が好きで仕方がないマニアでなければ、この店の面白さは分からないだろう。
「もえなび!」紹介ページに表記されていたキャッチフレーズ、『見学パフォーマンスをご希望のお客様はお金の無駄です。』に嘘偽りは無い。

『アキバ観光池袋作業所』へ行くと、本当に女子高生が好きなのか、そうでないのかを知ることが出来る。
 それほど面白くないと感じた俺は、残念ながら“エセマニア”だったようだ。

最後に


『アキバ観光池袋作業所』。その「作業」は、非常にシュールな内容だった。
 本年度以降、このくらいの健全店でなければ安心して営業できないのだろう。

 同店の女子高生の時給は900円~1,200円。指名制作時には歩合として500円程度がバックされる。与えられる仕事内容は、折り紙やビーズアクセサリーを作ること。これで給料が発生するのだから、少女たちにとっては楽な職場だろう。

 しかし、果たしてこの店は利益を上げられているのか。
 その特異性とクチコミで新規客は引き込めるが、いくら「JKブランド」の力を持ってしても、リピーターの獲得は容易ではない。
 同店の今後の動向に注目したい。

 JKカフェ、JKリフレ、JK撮影、JKお散歩、JKコミュニケーションルーム、そしてJK作業所。
 少女を求める男の欲望が需要となり、経営者らはその要望に応え、リスクを抱えながらも供給を続けてきた。
 だが、さすがに苦しさが露呈する。JKビジネス自体、もう打ち止めなのかもしれない。



おススメ記事(別サイト)生き残りに賭けるJK見学店!「アキバ観光池袋作業所」に行ってきた

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