シリーズ物【『出会いバー』潜入記】
ライター渡辺 佑介
この日、オレはそんなにノリ気ではなかった(-_-)
連日忙しく、前日もロング残業で疲労困憊。週末とは言え、さっさと帰って寝たかった(--;)
だがサラリーマンは辛い。上司・客先会社の上役の誘いは断ってはいけないという暗黙のルールの下、オレは今日も出会いバーに連れ込まれる(-_-)/~~~
社畜は口答えする権限も無ければ、女を選ぶ権利も無い
この接待、何が疲れるかと言うと、客先会社の上役、仮に「ボブ」と「チャーリー」と呼ぶことにしよう。この2人が全く女を捕まえてくれないのだ(´д`|||)
ボブとチャーリーと『出会いバー』に突入する時の遊び方は、女を捕まえたヤツから最寄りのカラオケボックスへ行き、再集合してそれぞれ交渉を開始するというゲス極まりないものである。こんな遊びをオレ以外の提携会社の社員とも度々行っているのであろう彼らは、一挙手一投足から息遣い、果ては顔面に至るまでゲスい。ゲスさを隠しきれず、表に出てしまっている(--;)
そのため全く女が付かない。長い時で、出会いバー店内に3時間居座るハメになった事があるほどだ(m´・ω・`)m
この日はまずチャーリーが動いた!常に口元に人差し指を置いているナルシストっぽい女を早々と連れ出し、先にカラオケボックスへしけこんだf(^_^) 仮に「ナル子」と呼ぶ。
こうなるとボブが焦る。この2人、女が付きにくいという自覚があるため、片方が連れ出しに成功すると、もう片方があからさまに焦り始める傾向がある(笑)が、チャーリーに比べ、身長160cm弱にも関わらず体重90kgを超えるボブはルックス的にも苦しい。オレが先に抜け出し、1人を取り残す形にすると接待が成り立たなくなるため、オレは狙い目の女が入店するまでボブとカラオケでヒマを潰すことにした(;´_ゝ`)
その時、オレの炎の歌声が事件を起こした。
かのシャ乱Qが名曲、ラブバラードの「シングルベッド」。店内にオレの熱いマグマのような歌声が響き渡り…
『パチパチ(^人^)パチパチ』
なんと左前方の席に座った女から拍手喝采(;゚Д゚)!
これはなかなか稀な現象である。基本的にいつの世も男が女にアプローチするものであり、女から男に絡んでくるケースはかなりレアだ(^^;
面白がったボブから、「渡辺アレいけよ。もう条件クリアしたようなもんじゃん!!」との声。社畜は口答えする権限も無ければ、女を選ぶ権利も無い。ただただその女にメッセージカードを送りつけるのだ(ToT)
女のスペックだが、10人中9人は遠慮したがる狸ヅラ。いわゆる「ブス」である。若そうだが、パッと見で分かる髪や肌の荒れ方は、粗悪なソープ嬢を思わせる(..)
恐らくは年下(20代前半)だろうが…どことなくメンヘラ臭がする( ºΔº;) 仮に「タヌ子」と呼ぼう。
あっさり対談OKからの連れ出しに成功。先にカラオケへしけこんだチャーリーに連絡を取り、チャーリーとナル子の待つ部屋へ…アレ?ナル子がいないΣ(゚Д`;)
「アレ?チャーリーさん、ナル子は?」
「ん~…犯ろうとしたら怒って帰った」
早ぇよ!!!Σ(っ゚Д゚;)っ
行動も早ければ失敗も早い(ー△ー;)
数々の接待をこなしてきたオレでも、この状況は想定していなかった…。
洋式便器に座らせて咥えさせ、挿入して果てる
一方その頃、ボブは行きつけの店で地の理を活かしていた。以前に援交でハメた女を連れて、チャーリーとオレの待つカラオケ部屋へ駆けつけんとしていた( ̄▽ ̄;)
しかもチャーリーから事情を聞き、連れ出した女に援交仲間の女を1人呼んでもらうという手際の良さ(*´Д`)=3
慣れたものである(´ι _` )
ボブが連れてきた2人の女を、仮に「ポチャ子」と「ホネ子」と呼ぶことにしよう。見たままのあだ名だ。「ブタ」と言うほどではないのだが、まぁブタ寄りのぽっちゃり系(´Д`;)
ちなみにポチャ子は、この店に3回行けば2回は居座っている常連で、完全なる援交のお誘い待ち。ボブとは2度目の外出であり、俺とチャーリーも初対面ではない(;^ω^)
ホネ子は初めてだが、ポチャ子の援交フレンドらしい(^_^;)
こういったシチュエーションの時には、お互いに連絡を取り合いヘルプを頼むそうだ( ̄σ・ ̄)ホジホジ
まるで提携会社か何かのようだ。こうしてみると、援助交際も1つのビジネスとしてきちんと運営されているように思えてくるからヘドが出る(‐д`‐ll)
ちなみにホネ子も見たままで、不健康間違いなしというほどに痩せている様からのネーミング。
この2人、足して2で割りゃあいい感じのスタイルになりそうなんだけどなぁ(;´Д`A
おもむろにボブとチャーリーがニヤニヤし、ブタ子とホネ子が顔を見合わせてソワソワする。あぁ、始まるのか(--;)
と、アイコンタクトをしてボブとブタ子が部屋を出て行った。2人でバックレてホテルにしっぽり?いえいえ、お手洗いですよ(。-∀-)
2人でね(;´_ゝ`)
ボブとチャーリーに雰囲気作りもへったくれも無い。高級ソープには「即即(即尺・即ベッドの略)」というサービスがあるが、この2人まさにソレ(´Д`|||)
☆★☆即交渉☆即プレイ☆★☆
ブタ子を男子トイレに連れ込み、洋式便器に座らせて咥えさせ、挿入して果てる…。排泄以外の何物でもない(|| ゜Д゜)
オレは女に対してはちんこホルダー程度の思い入れしか無いが、性行為に関しては神々の行いだと信じている( ̄^ ̄)
そのためには聖なるベッド!身体を浄めるシャワー!!絶妙な明るさを演出する照明器具…etc!!!
それを日夜パンプーどもが集い、燃え盛る情熱を思うままに唄い交わすカラオケボックス内、大衆が大の便を放出する汚泥の聖地、「便所」で行うなど言語道断・横断歩道(#`皿´)爆
田舎のおばあちゃんが見れば、「このバチ当たりめらが!」とお叱りを受ける事は間違いあるまい(*´Д`)
渡辺、今日はオレら撤収するわ
憤怒の炎がオレのハートを焼いていると、ボブが青い顔をして戻って来た(メ・ん・)
『もう終わったのかこの早漏ヤロー』と心の中で罵っていると、今度はブタ子が戦闘中の長州力のような顔で戻って来る( ̄◇ ̄;)
ボブはチャーリーを連れて何やら相談しに部屋を出て行き、ブタ子はホネ子に必死の形相で何かを訴えている。全く気にせずひたすらカラオケに没頭するタヌ子と、『あのゴミクズ何やらかしやがった?』といぶかしむオレ(-∀-;)
するとボブに「エレベーターの前に来い」と呼びつけられ、汗だくのボブと真剣な眼差しのチャーリーとオレで緊急ミーティングが始まった┐(´д`)┌
「ボブさん、どうしたんですか?なんかブタ子怒ってましたよ」
「渡辺、今日はオレら撤収するわ」
撤収!?ヤることヤったら即退散か??まぁ理に適っているが、そう慌てて帰る必要もあるまい。女に払う金の踏み倒しでもするのか???
「オレらって、チャーリーさんも帰るんですか?」
「うん、ボブの話聞いたらブタ子もホネ子も犯る気になんねぇ」
…どういうことだΣ(-∀-;)?
「え?ボブさんブタ子に何したんですか??」
「臭すぎて何もできんかった(´Д`|||)」
何ーーーッ!Σ(゜ロ゜;ノ)ノ
ブス!ブタ!!ババア!!!ありとあらゆる穴に突っ込みまくってきたボブを退散させる激臭((((;゚;Д;゚;))))カタカタ
そんな腐れマンコがこの世に存在したとは…ってか、援交の客引きに繰り出すならちゃんと商売道具は洗って来いよ!
あぁ、もう誰のどこにツッコミを入れればいいのかすら分からん(;´Д`)
と、ブタ子とホネ子がエレベーターで下に降りようとやって来た。エレベーターの扉の閉まり際にホネ子が吐き捨てた一言、
「約束守れない男って最低」
という言葉がオレのハートにチクリと刺さった(*´Д`)
やろうとしていたことはしょせん援助交際なので、どっちもどっちだが。
ボブとチャーリーが帰り、オレも帰宅したかったが、タヌ子を放置するわけにもいかない。完全に取り残されてしまった…(-д-;)
まぁせっかくノコノコ付いて来たアホ女だ。少し世間を教えてやるのが、この小娘の今後のためだろう( ¯ω¯ )
というわけで、オレとタヌ子のその後の展開についてはまた今度(*´∀`*)
アディ(*´▽`)ノ=з
3日目タヌ子と生ハメ、逃亡
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