男性が女の子の友達を作るにはもってこいの、LINE掲示板。
実際に、友達を募集する書き込みは後を絶たない。
その賑わいぶりは、「どんな男性でも必ず女の子の友達を作れる」と言ってもいいほど。
今宵も調査のために、そんなLINE掲示板に潜入していたのだが、そこで凄い光景を見てしまった。
隠語すら使われてないwwwwwwwこれはひどいwwwwwww
上の画像はLINE掲示板の『ぐるっち』で、地域は東京都、年代は16~18歳、性別は女性で検索をかけたときのもの。
「少しは援交の書き込みがあるだろうな」とは予想していたが、まさかここまでとは思わなかった。
ここで、俺の頭にふと疑問がよぎる。
児童(18歳未満)が援助交際の書き込みをすることは違法ではないのか?
そもそも、この掲示板の管理人は何をしているのか?
以下に、それらの調査結果をまとめておく。
援助交際の書き込みは違法?
まず、児童による援助交際の書き込みが違法となるのは、『出会い系サイト規制法』によるもの。
同法の適用は、その名のとおり「出会い系サイト」だけである。
『ぐるっち』は建前上「友達掲示板」ということになっているため、出会い系サイト規制法の対象外なのだ。
そのため、「フェイスブック」、「mixi」、「GREE」、「モバゲー」などのSNSで、援助交際を募集したところで何の罪にもならない。
この法律の適用基準は、年齢や性別に関わらず、「出会い系サイトかどうか」の一点に絞られるのである。
しかし、掲示板が出会い系サイトと何ら変わらないような実態をしていると、たとえ友達を募集するものでも「出会い系サイト」と見なされるケースがある。
その場合、児童に対する援助交際の書き込みをすると、出会い系サイト規制法6条違反となり、100万円以下の罰金刑が科されてしまう。
いずれにしろ、出会い系サイトと判断される可能性を考えると、たとえ掲示板だとしても、援交相手の募集をすることは避けたほうがいい。
そんなことをしなくても、女の子の書き込みが非常に多くあるからだ。
『ぐるっち』の場合、該当文を削除しないことから、警察からは出会い系サイトと見なされていないか、警告を受けていないのだろう。
つまり、この掲示板での援助交際の募集は、完全に合法なのだ。
ネットで援助交際ができる時代へ
よく「援助交際はどこですればいいんですか?」と質問している男性がいるが、この現状を見てしまうと、そうは言っていられなくなるだろう。
言い方は悪いが、お金にある程度の余裕があり、PCや携帯さえ持っていれば、いつでも援交ができてしまうからだ。
一昔前の繁華街では、路上に立って客を引く、「立ちんぼ」と呼ばれる女の子たちがあふれていた。
約2年前に姿を消した、「グラビアアイドル並みの美少女が、たったの1万円で売春をする」という池袋サンシャイン60通りの『援交ストリート』もその1つ。
相次ぐ風俗店の取り締まりによって、彼女たちは稼ぎ場を追いやられた。
今では、都心での援交の立ちんぼはほとんど見かけない。
いるとすれば、人目につかない路地裏か、マッサージ店の韓国人くらいのものだろう。
彼女たちにとって、路上に立っての勧誘はリスクが大きすぎた。
そのため、近年は新たな稼ぎ場を求めて、出会い系サイトや掲示板に一気に流れ込んだのである。
ネットであれば、客探しから交渉までが、PCや携帯でカンタンにできてしまう。
援助交際も、ネットの時代になってきているのだ。
売春は古来から行われてきた商売であり、供給も需要も尽きることがない。
彼女たちがお金を得ようとする限り、男性が失われた青春を取り戻そうとする限り、永遠に終わりは訪れないだろう。
当記事は『援助交際』の実態を広く知って頂くことが目的であり、犯罪行為を助長するためのものではありません。
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