読者投稿43歳の男性
人妻の明美とメールしていると、いつも身の上相談みたいになってしまう。
30歳の彼女は、一回り以上も歳が違う僕のことを、相談相手としか見ていないようだ。
僕はそれでも構わなかった。女性に頼りにされるのは悪い気がしないし、相談に乗ってあげていれば、いつかいいことがあるかもしれない。
これは僕の本心だったし、明美にもそう言ったことがある。
「どうして私に親切にするの?」
「親切にしていれば、いつかエッチ出来るかもしれないだろ」
このメールの後、しばらく彼女から返信が無かった。
(怒らせちゃったかな。もう遅いけど)
まぁ仕方ないやと思っていたら、数日後に返信が来て、それにはこう書いてあった。
「そんなに私としたいの?」
「だって、そのための出会い系だし」
「そうね。考えとく」
それから、彼女のメールは前と同じように、姑の愚痴や相談の内容に戻った。
明美は同じ歳の男と結婚していたが、相手が初婚なのに対して、彼女はバツイチで子供までいた。
姑はそのことが気に入らないようで、事あるたびに明美にきつく当たっていたようだ。
最近は、明美のことを「中古の嫁」とまで言うようになったらしい。ここまでくると、もう嫁姑の関係修復は不可能だ。
明美の唯一の息抜きは出会い系しか無かった。姑にいびられるたびに、彼女はいっそう出会い系にのめり込んでいった。
彼女はパートで働いていた。家計を助けるためではない。姑とできるだけ顔を合わせないために、働きに出ていたのだ。
どうやら明美は、これまで出会い系で何人かの男に身を任せてきたらしい。
だけど、それでは何の解決にもならない。
セックスで一時的にストレス解消できても、そのうちまたイライラが募ってくるからだ。
ここで出て行ったら悔しいじゃない
「今でも私とエッチしたいと思ってる?」
突然明美がそう言ってきたのは、先月のことだった。
「もちろんだよ」
「じゃあ会いましょうか」
すぐに話が決まって、僕たちは次の土曜日に会うことになった。
「友達が転職のことで相談したいと言うから」
これが、彼女が出かける口実だった。
念のため、友達にも口裏合わせとアリバイ工作を頼んであると言う。
そこまでしなければならない嫁姑の関係って、かなりのものだと想像がつく。
「義母はあなたを追い出そうとしてるんだよ」
僕は明美にそう言ったことがある。
すると彼女は、
「そんなことは分かってる。だけど、ここで出て行ったら悔しいじゃない」
そう答えたのだった。
要するに女としての意地の張り合いなのだ。あんなババアに負けてたまるかっていうだけだ。
でも、これって物凄いエネルギーの無駄遣いだよね。
明美はやつれた顔をしていた。初めて僕に会うのだから、おめかししてきたはずなのだ。それでもやつれて見えるのだから、よほど疲弊していたのだろう。
5時間くらい時間があると言うので、まずは食事をすることにした。
和食の店に連れて行き、ちょっと豪華な物を食べながらゆっくり話を聞いてあげる。
心の中のモヤモヤを引き出してやると、食事が終わる頃には、明美は見違えるように明るくなっていた。
車に乗ると、僕は黙ってハンドルを握る。行き先はもう決まっていた。明美は明るい色のスカートに紺のブラウスを着て、姿勢よく助手席に座っている。
誰かに見られたら困るからとサングラスを掛けているので、表情までは分からなかった。
モーテルでは、明美は乱れに乱れた。
「思いきり声を出すけどいい?」
「構わないよ」
キスをすると、すぐに「んっ、んっ」と閉じた唇からくぐもった声が漏れた。
「耳が感じる」と言うので、耳たぶ全体を口に入れて舐めながら「うー」と声を出すと、体をのけ反らせて悶えた。
全体的に、程よく使い込まれた人妻の体という感じがした。素直に男を受け入れて、男の愛撫に反応する。まさにやりごろの女だ。
正常位で挿入してゆっくり突いていく。根元まで入れて静かに出し入れすると、突然僕の肩を掴んで狂ったように悶え出した。
「うるさいでしょ、ごめんなさい」
一瞬我に還ったように彼女は言った。
「そんなことないよ。好きなだけ声を出せばいい。今日はそのために来たんだから」
「ああ、嬉しい」
明美は僕にしがみ付いて叫び、何度も絶頂に達した。
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