最初に2つ言い訳をさせて頂きたい。
まず、援交娘や援デリ嬢との出来事を、記事にするのはカンタンだ。
なぜなら、彼女たちと会うのは1日こっきり。
限りなく短期間だから、それをレポートとして書き起こすのは時間がかからない。
しかし、素人娘の場合はまったく違う。
長い時間をかけて仲良くなり、その結果をレポートにしなければならない。
というワケで、かなりの調査期間がかかってしまう。
次に、今回のレポートはとくにイベントもオチもないということ。
こればかりは、俺の力不足が原因である。
以上、女々しい言い訳は終わり(笑)
俺が『PCMAX』を使って間もない頃、ある女の子と出会った。
当時は有料出会い系サイトの経験が浅く、「まさかこんな可愛い女の子と出会えるとは…」と驚いたことを鮮明に覚えている。
とある理由でその関係も終わりを迎え、キリがいいのでレポートを執筆することにした。
本レポートは、素人娘Uとのやり取りを克明に記したものである。
この記事が、素人の女の子との出会いの参考になれば嬉しい限りだ。
WANTED
- 写真
- 名前
- 本名 U(PCMAXでは匡ちゃん)
- 年齢
- 19歳
- 地域
- 東京都立川市
- 身長
- 154cm
- 体重
- 不明
- 活動エリア
- 東京郊外
- 自己紹介文
- はじめまして♪
先に言っときます。
えっち目的の方ご遠慮して
ください('・ω・`)
18才~26才くらいの
友達が欲しいです(●´∀`●)
仕事上休みが不定期なので
友達とあんまり遊べませんρο`)
一緒にご飯とか
行きたいなぁ☆
食べる事が好きなので
あなたのオススメのお店に
連れて行ってくださいヽ●◎3◎/
あと顔写メない人とは怖いので
絡みません。
メールもシカトします
ごめんなさい(´;A;`)
サイト内のやり取り
①俺のプロフィールの気になりますボタンが、「匡ちゃん」から押される。▼
②早速メールを送りつける俺。
初めまして、こんばんは(´∀`*)
『気になりますボタン』のポチありがとうございます☆
匡ちゃんさんのプロフィールを拝見させてもらいましたが、グッときたのが僕と同じく遊び友達を探しているというところです( ´∀`)b
僕はIT関連の自営業なんで、在宅で仕事をすることが多く、女の子の遊び友達が全くと言っていいほどできません\(^o^)/笑
もし僕なんかで良ければ、メル友から始めて色々なお話をさせてもらえたらなと思っています(`・ω・´)
お時間がありましたら、返信を頂ければとっても嬉びます♪
③匡ちゃんより返信アリ。
メールありがとうございます❤
初めて気になるボタン押してみました(笑)
返事くれて嬉しいです(^-^)/
私でよければメル友からでもよろしくねo(^▽^)o
④すぐに直アドを送る。
メール返信遅れてゴメンねm(__)m
返事くれてありがとう\(^o^)/
マジか!!初めてポチッってくれたって嬉しいな(*´∇`*)
こちらこそ、俺なんかでよければメル友からお願いします☆
俺のアドは●●●●●@ezweb.ne.jpなんで、直メくれれば嬉しいです♪
⑤直メールへ。
たった2通で直メールに移行することができたのは、俺の中では最速だ。
メール送信は1通で5P(1P = 10円)消費するため、実質100円で出会えたということになる。
直メール
メール遅れました!
PCMAXの匡です(*^-^)
えがわさんですか?
おお、匡ちゃんだ!
お疲れさまです、えがわです。
いいよいいよ、メールありがとう♪
今何してますー?
お疲れさまです(*^-^)
ちゃんと届いて良かったー!
今はゴロゴロしてます♪
えがわさんはー?
うん、ちゃんと届いたよー!
いいね、たまにはゴロゴロしてちゃんと体休めないとね↑
俺は今仕事してるー!
自営業だから、やる気あるときにやっておかないとヤバいのさ(笑)
明日ってか今日は休みなんで夜更かししてます♪
こんな時間に仕事とか本当お疲れさまですねー!
夜型なんですか?
仕事中ならメールやめたほうがいいかな?汗
≪次の日≫
おはよー!
そういえば匡ちゃんって、なんの仕事してるの?
おはようございます!
仕事はパチンコ屋さんですよ(*^-^)/
だから時間が不規則で夜型人間です!汗
パチンコ屋で働いてるんだ!
店の中に長くいると、耳鳴りとかして変にならない?
そういうのも慣れるものなの?
んー、最初はうるさかったけどもう慣れちゃいました!笑
パチンコとかやるんですか?
そうなのか、俺そこそこ店ん中にいると耳がヤバい!笑
パチンコはたまにやるー、最近地獄少女にハマってる!
あとインカムも聞いてるから
店の音とか気にしてられないからさ(´ー`)
地獄少女私もハマってるー!
蝶合体いいよね?
そんな世間話をしていると、Uから電話番号交換のお誘いがあった。
あっ今度、良かったら電話しない?
私実はメールより電話派なんだ♪
まあ、みっくん(俺のあだ名)が良ければなんだけど。汗
うん、全然いいよー!
奇遇だな、俺もメールより電話派だわ(笑)
俺の番号は●●●●●なんで、良かったら登録しておいて下さい↑
≪さらに次の日≫
眠れないとか言いつつ寝てしまったー(~ヘ~;)
番号ありがとー(*゚▽゚)ノ
電話派なんだ、良かったー♪
ぢゃあ私の番号です☆
●●●●●
番号ありがとー、ありがたく登録させて頂きます↑
早速であれなんだけど、Uが良かったら今日の夜少し電話してもいい?
その後、できるだけ電話をして仲を深めていく。
そうしているうちに、なんと彼女からデートのお誘いがあった。
おはよー(*゚▽゚)ノ
あっ28日空いてる?
夕方までなら予定空いたから
お寿司食べに行こーよ(○´3`)♪
ちなみに、これは11月の話である。
Uとは11時に、八王子駅で待ち合わせしようと決めた。
なんとなくイイ感じで話が進んでいったので、いざ当日に出陣することにする。
デート内容
…とてつもなく暇だ、そして寒い。
そう言うのは、Uが11時に待ち合わせ場所に来ないためだ。
「デートはどうなるんだよ」とヤキモキしていると、彼女からメールが届いた。
おはよー!(*゚▽゚)ノ
今日、やっぱ間に合わないから12時でもいい?汗
「マジか、適当に時間潰すか」
ポツリと呟き、メールを返信してゲームセンターに直行した。
MJ5の三麻で負けてかなりイライラしていると、あと10分で12時になるということに気づく。
ちょうどそのとき、彼女からメールが届いた。
遅れてゴメン!汗
今八王子駅の改札出たよー(*゚▽゚)ノ
俺はスマホを閉じると、ワクワクしながら駅へ歩みを進める。
「こんにちは、Uだよね?初めまして!」
「お、みっくんー!あ、一応初めまして!笑」
彼女の第一印象は…メチャクチャ可愛い!だけど赤い!
服装が、ほとんど赤色でコーディネートされていたからだ。
Uは10代、身長は小さいが、かなり大人びている印象を受けた。
しかも、胸元を見るとおそらくEはあるかという巨乳っぷり。
俺の先ほどのイライラは、もうどこかに吹き飛んでいた(笑)
挨拶をすませると、2人で歩き出し、まずは約束していた寿司屋へ行くことにする。
「八王子は寿司屋が3つくらいあるんだけど、どこでもいい?」
「うん、どこでもいいよ!」
「よし、じゃああそこにするか」
寿司屋にて
駅から歩き出して5分もしないうちに、目的の寿司屋に到着した。
「あたしワサビ苦手なんだよねー」
「そうなの?てことは、いつもはワサビ抜いてるのか」
「そうそう、鼻にツーンってくるのがダメでさ(笑)」
しかし、その素晴らしさを説き、ワサビ入りのネタを強引に食べさせることに。
俺はワサビ入りのネタは大好きだから、もくもくと寿司を食べていく。
すると、隣で「辛ーい!」といううめき声が聞こえた。
「あ、やっぱりダメだった?笑」
「ダメだった(笑)」
そんなアホな会話をし続け、満腹になったところで寿司屋から出ることにした。
俺は席を立ち、「U、先に外出てていいよ」と声をかける。
「出ちゃっていいの?」
「うん、いいよ」
こうしたほうが、会計を支払ったときに、女の子に対して恩着せがましくない。
公園にて
支払いを終えて寿司屋を出ると、店に入るときよりも寒さが増していた。
そして、ここでふと気づいてしまった。
メールでは寿司を食うことだけを決めていたので、この後のデートプランは何一つ考えていなかったのだ。
かなり焦る俺、とりあえず2人で近くの公園まで移動することにした。
公園の段差に、肩を並べて腰掛ける。
時間は、13時30分をまわろうとしていた。
「八王子って、とくに面白い場所がないんだよね(笑)」
行き先を考えてないことを、そんな言葉で無理やりごまかそうとする。
そんなとき、Uがタバコを渡してくれた。
「とりあえず、一服してから考えよ?」
「そうするか」
助け舟を出してくれたようで、俺は少しホッとした。
しかし、タバコを吸いながら必死にプランを考えるものの、相変わらず何も思い浮かばない。
そこで、とりあえず彼女に話を振ってみた。
「Uは、出会い系サイトは結構使うの?」
「そんなに使わないかな。PCMAXに登録したのも暇つぶしだし」
「メル友は欲しかったんだ?」
「まあ一応ね。でも私、メル友とは自然消滅することが多いんだよね」
「って言うと?」
「なんかほら、ただメールしてるだけで、あたしは別に会わなくてもいいんだ。
そうしてると、途中でめんどくさくなって、メール返さなくなるみたいな(笑)」
「まああるね、でも俺とは会ったじゃん」
「なんとなく、仕事もなかったから(笑)」
「そうか(笑)」
そんなことを話しているうちに、あっという間にタバコは短くなる。
結局、次に行く場所は提案することができないまま。
ここで、スマホでデートスポットを探すという最終手段に出る。
俺は八王子に長い間住んでいるのだが、地理に関しては全くと言っていいほど覚えられない。
「なんか、近くにデカイ公園があるけど、行ってみる?」
「公園かー、あたし虫が本当にダメなんだよね」
「今は冬だから、虫はいないと思うよ?」
「そうかもしれないけど、虫がいる可能性のある場所は無理かな」
「どうしてもダメ?」
「どうしてもダメ(笑)」
唯一の望みが絶たれた…。
追い詰められた俺は、逆にUに聞いてみることに。
「Uはネカフェ行く?」
「まあ、たまに行くかな。出かけた先で落ち着ける場所っていうとそこかも」
「よし、じゃあネカフェ行こう!」
「え?ホントに!?」
「ホントに!このあたりには特に遊び場がない!よってネカフェ!」
「正直に言うと、お寿司食べた後のこと考えてなかったでしょ?笑」
「…はい」
「正直だな(笑)
まあ別にいいよー、行こうか」
というわけで、行き先を強引にネカフェに決定して、難を逃れることができた。
ネカフェにて
ネカフェに到着すると、まずは空いている席を聞く。
店員「ただいま、フラットとリクライニングとペアシートに空きがありますが」
「ペアで!」
「こら(笑)」
「え、ダメ?」
「別にいいけどさ(笑)」
店員「ペアシートですね。時間のほうはどうなさいますか?」
「Uは何時までなら大丈夫?」
「んー、5時くらいまでならここにいても大丈夫」
「じゃあ、3時間でお願いします」
さっそく、ペアシートへ直行する。
並んで座り、とりあえず少し休憩することにした。
「ネカフェってさ、漫画も読めるしジュースも飲み放題だから、凄いおトク感があるよね?」
「あるねー、だからネカフェ難民とかが増えるのかもね」
「いきなり話変わったな(笑)
とりあえずジュース取りに行かない?」
「うん、いこー!」
2人でドリンクの販売機へと向かう。
「よし、ジュースはOKだし、漫画取りに行こーぜ!」
「いこー!」
本棚の前でウロウロし、目的の漫画を探しながら彼女に話しかける。
「Uはさ、どんな漫画読むの?」
「最近読んでるのは、黒子のバスケかなー」
「黒子のバスケ?あー、バスケの漫画?」
「そのまんまじゃん(笑)
まあ結構面白いから、時間あったら読んでみてよ!みっくんは?」
「俺は闇金ウシジマくんとか、新宿スワンとか、弁護士のくずとか」
「ウシジマくんは聞いたことあるけど、あとの2つは知らないなー。
ていうか、裏の話系好きそうだよね(笑)」
「あれ、なんでわかったの?笑」
「なんかそんな感じがした(笑)」
「バレちゃったらしょうがないな、実はそうなんだよね!」
「いばるな(笑)」
そんな話をしつつ、俺は目当ての漫画『ベルセルク』を探し出した。
Uに目を向けると、まだ本を選んでる最中のようだ。
「あ、あたしもう少し時間かかるから、先に戻ってていいよ!」
「おう、先に行ってるよ」
先にペアシートに戻って、一人反省会を行うことに。
「かなりグダグダ感があるけど、まあこんなもんだろうな」
1回目のデートで、明確なプランを決められなかったのは痛いが、結果オーライとしよう。
ちなみに、2人きりになれたからと言って、エロいことは一切考えていなかった。
より仲良くなることを考えると、避けるべきだろう。
まあそもそも、女の子と会った初日にそういうことをする度胸は俺にはない(笑)
いずれにしろ、「普通にデートを終える」ということを目標にしていた。
「ただいまー!」
「おかえり!黒子のバスケか(笑)」
「持ってるけど、読みたくなった!」
「せっかくネカフェに来たんだから、家で読めない漫画読んだほうがよくね?」
「いーの、文句あるの?」
「ありません(笑)」
「ならよし(笑)」
2人で、もくもくと漫画を読み進める。
他愛もない話をしていると、あっという間に2時間が過ぎた。
そんなとき、急に眠気が襲ってきた。
「U、俺少し寝るから、時間きたら起こしてくれない?」
「えー、寝るの?」
「漫画読んでたら、凄い眠くなってきた」
「仕方ないなー、おやすみ!」
というわけで、1時間だけ眠ることにする。
…
……
………
「みっくんー、起きてよ!」
「あと5分だけ」
「時間きちゃうよー!」
「あと5分で起きるから」
「起きろ!」
ガスッ!
Uに頭を叩かれる。
「すみません、今起きました」
「もー!5分前だから、漫画返してここ出よう」
「そうだな、そうするか」
俺はボーッとする頭を徐々に覚醒させながら、ムクッと起き上がった。
「ほら、行くよー!」
漫画を返しに行き、会計を済ませる。
別れ
ネカフェを出ると、Uが口を開いてこう言った。
「こんなにマイペースな人だとは思わなかったよ(笑)」
「これでもかってくらいのB型なんで」
「人の性格に血液型は関係ないでしょ!笑」
「…正論です(笑)」
2人で並んで、薄暗くなった道を歩いていく。
そうこうしているうちに、駅に到着した。
「今日はプラン考えないでゴメンな、次会うときにはちゃんと考えておくから!笑」
「ホントだよ!次はちゃんと考えておいてよ!笑」
「了解!じゃあ、気をつけてな!」
「うん、またね!」
小さくなるUの背中を、しばらく眺めていた。
1人になると、突然風が冷たくなったように感じられたのだった。
後日談
Uとの関係が終わりを告げたのは、ほんの些細なことだった。
と言っても、俺が送ったデートのお礼メールに、彼女から返信がされなかったというだけのこと。
彼女からすれば、色々と合わなかったのかもしれないし、俺のあまりのマイペースさに呆れたのかもしれない(笑)
もともと調査が目的であり、とくに深い仲になろうとは思っていない。
まあ、女の子の遊び友達(飲みとか)ができれば、それはそれで良いのだが。
いずれにしろ、女の子からメールが返ってこなかったり、「これはダメかも」などと感じたら、必要以上に追わないことが鉄則だ。
その労力と時間を他の女の子に使えば、また新しい出会いに繋げられる。
今回は、「出会い系サイトでは、運がよければメチャクチャ可愛い女の子と出会える」という事実が、とても大きな収穫になったのだった。
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