誰にでも、やる気が出ずにダラダラしてしまうことはある。
もちろん人間である以上、そういう時期があってもいいし、たまには気分転換の休憩も必要だ。
それもまた、作業意欲を向上させるための1つの手段と言ってもいい。
しかし、仕事や勉強などで、やるべきことを必ずやらなければいけない時がある。
「仕事の締切が近い…」「テストが近い…」
そんなとき、自分のモチベーションが上がらないことにはお話にならない。
そういう状況ではどうしたら良いかと、「モチベーション 上げる」などのキーワードで検索してみた。
だが、心理学や抽象論でケムに巻いていて、ぶっちゃけわかりにくい記事が多かった。
そこで、俺なりのモチベーションの上げ方を、わかりやすく10個ご紹介しよう。
仕事のやる気が出ないときの自分へのメモとしても、記事として形に残しておく。
1.朝と夜はキレイな空気を吸おう
1日の始まりの朝、あなたはまず起きたら何をするだろうか?
「シャワーを浴びる」、「ご飯を食べる」など、人によってそれぞれだが、モチベーションを上げるためには必ずしておきたいことがある。
それは、窓を開けて空気を入れ替えることである。
1日中閉め切っていてたまっている空気は、感覚的に「汚れている」とわかるものだ。
そのような環境では、モチベーションを高めるどころか、まったくの逆効果になってしまう。
そのため、周りの汚れた空気を取り除き、キレイな空気を部屋に入れて、作業環境をリフレッシュさせよう。
夜も同じ、寝る前にはもう一度窓を開けて換気をしたほうがいい。
そのほうが寝付きもスムーズになるし、朝も気持ちよく目覚めやすくなる。
そうすれば自然に健康的な生活サイクルになるし、やる気が出やすい環境になってくる。
また、窓を開けたときには何回か深呼吸をして、体の中にも新鮮な空気を取り入れよう。
自分の体内も環境もさっぱりできたとなれば、必然的にモチベーションは上がってくる。
2.部屋の掃除をしよう
自分のホームグラウンドである部屋が散らかっていては、やる気が出るはずもない。
周囲の無数のモノに気を取られてしまい、自分の心も文字どおり「散らかってしまう」からだ。
そこで、仕事や勉強を始める前はもちろんのこと、定期的な掃除を心がけよう。
掃除をすれば、気持ちが引き締まり、仕事や勉強を始める体勢にもなりやすい。
モノがまき散らされた作業部屋では、絶対にモチベーションは上がらない。
「その方が落ち着く」という人は例外として、ほとんどの人はその環境にゲンナリしてしまい、作業意欲はわいてこないこないはずだ。
ちなみに、部屋を散らかさないための方法が1つだけある。
「出した物を毎回もとの場所に戻すこと」たったこれだけである。
しかし、これができないために、部屋を汚してしまう人は圧倒的に多い。
そのため、上記のことを心がけ、これからは出した物を片付けるクセをつけよう。
部屋を片付けることは、モチベーションを上げるための大きな一歩となるのだ。
3.目的を明確にしよう
誰にでも、何か作業をするときには「仕事を終わらせる」、「テストで高得点をとる」などの大まかなゴールは決まっているもの。
しかし、そのゴールが漠然としていては、そこにたどり着くための方法がわからなくなってしまう。
そこで、その目的をもっと具体的なものに設定するようにしよう。
たとえば、「仕事で10万稼ぐ」、「テストで90点をとる」などのように明確に決めるだけでも、確実にモチベーションはアップする。
目指すべきゴールが明確に定まったことによって、「そのために何をするべきか」がイメージしやすくなるからだ。
曖昧なままでは、何をするべきかがわからず、結果的に煮詰まってしまうことになる。
上記のようなハッキリとした目的があれば、「こうすればこうなる」などのように、作業をするメリットや力加減もわかってくる。
ちなみに俺の場合は、「JCやJKをメイドとして雇う」ことを目的としている。
完全に不純だが、これがモチベーションアップの原動力になっているのだから、とくに問題はないだろう。笑
ちなみに、混同する人が多いが、「目的」と「目標」は根本的な意味が違う。
前者は目指すべき的であり、後者はそのための道しるべである。
つまり、いくつかの目標を積み重ねて、目的を達成させるのだ。
4.目的を達成するための目標を設定しよう
具体的な目的を決めたら、次はそれを達成するための目標を決めていく。
「仕事で10万稼ぐこと」を目的としているのならば「これを○日までに終わらせる」、テストで90点取りたいならば、「この参考書を○ページ終わらせる」などなど。
目的を達成するための具体的な目標をいくつか設定できたなら、今度はそれをメモ帳などに書いていこう。
できれば手帳が好ましい、そういう「仕事道具」があるだけでも気分は違うし、モチベーションも高めてくれる。
たとえばこの記事の場合は、
目的:『モチベーションをグングン上げる10の方法』という記事を書く
目標:1.友人や知人などから、モチベーションをアップするためのネタを収集する
2.そのネタをもとに、テスト記事を書き起こす
3.添削の開始
4.何か他にネタがあれば、それを追加する
今回の記事は、このような4つの目標を設定して書いたものだ。
そして、目標を1つ終えたら、その項目にチェックマークを入れたり、線を引いて消していこう。
そうすれば、「これを達成した」という目に見えた充実感が出てくる。
ここで重要なのが、「完全には消さない」ということだ。
たとえば、それを鉛筆やシャーペンなどで書いてしまっては、消しゴムを使えば何も残らなくなってしまう。
目的を達成するためのプロセスが完全に消えてしまえば、自分がそのために何をやったのかわからなくなり、次の成功へのタネとしても使えなくなる。
そのため、手帳やメモ帳に書くならボールペンや万年筆を使い、常に自分の記録として残せるようにしておこう。
5.やるべきことを始めてみる
ここまでモチベーションを上げる環境が整ったのなら、あとは作業を始めるだけだ。
しかし、これが意外に難しい。
「やる気が出ない」と言っている人のほとんどは、実はここでつまづいてしまう。
実際に、「やり始めたら仕事や勉強がはかどるのに、それまでは全く手につかない」という人は圧倒的に多い。
そのため、何がなんでも作業を開始してしまおう。
パソコンでやる仕事なら、まずはキーボードに手を置いて文字を打ち始めてしまうこと。
勉強などの書く作業なら、鉛筆やシャーペンを握って文字を書き始めてしまうことだ。
そうすることによって、自然に仕事や勉強の体勢に入るし、作業を進めていく流れに持っていける。
とにかくやり始めてしまうこと、それが目的を達成する大きなステップとなるのだ。
6.BGMを活用しよう
仕事や勉強をするときに、音楽を聞きながら作業をするという人は非常に多い。
もちろん、それはモチベーションアップの1つの方法でもあるし、やる気を高めるために効果的な方法であることも確かだ。
しかし、俺がしているのは、普通に作業用BGMを聞いて作業をすることだけではない。
「ある音楽を聞いたらこの場面を想像した」という経験は誰にでもあるだろう。
小学校の卒業式で聞いた音楽を聞けばそのシーンを思い出すし、コンビニの入店音を耳にすればそのコンビニを簡単にイメージできたりする。
俺は心理学の専門家ではないので、この現象の名前はわからないが、とにかくこれをモチベーションアップに利用しよう。
どういうことかというと、あなたオリジナルの「作業用BGM」を作ってしまうのだ。
べつにニコニコ動画の作業用BGMでもいいし、自分の好きな音楽をまとめるだけでもいい。
そうすると、仕事や勉強をしながらその曲を聞いているうちに、BGMを聞くと作業自体をイメージするようになってくる。
それを聞けば自然に仕事や勉強の雰囲気になり、モチベーションもアップしていくのだ。
ここで重要なのは、そのBGMは作業以外では聞かないようにすること。
前述の心理現象を利用するなら、そのBGMを他の場面で聞いてしまうと、定着したイメージが分散されてしまい、あまり効果的ではなくなってしまう。
そのため、オリジナルのBGMを作るのであれば、いつも聞くような大好きな音楽は避け、落ち着いた曲をピックアップして作成したほうが良いだろう。
もちろん、音楽の好みは人それぞれなので、作業用BGMの作り方は各々にお任せしたい。
7.休憩は必要?
「気分転換に休憩しよう」とはよく聞く言葉だが、実は「モチベーションを上げたい」と思っている人にとっては逆効果となる。
そもそも、そういうことを考えている人ならば、「休憩したら間違いなく作業には戻らない」からである。
そうしてダラダラ状態になった結果、また最初のやる気が出ない状態に逆戻りしてしまうのだ。
だからこそ、休憩はほとんど取らなくていい。
もし休憩を挟むとしても、できるだけ仕事場、あるいは勉強机から離れないようにしよう。
そこに座ったまま、本を読むなり、ゲームをしたほうがよっぽどマシだ。
そうすれば、仕事や勉強の材料が近くにあるため、休憩を終えたときにダラけることも少なくなる。
8.自分の頑張りを目で確かめよう
仕事や勉強をしているとき、友人や知人から「頑張ってるね」、「最近凄いじゃん!」などと言われるととても嬉しいもの。
このように、人間は自分の評価を直接確認することによって、モチベーションがアップしていく。
そのため、仕事や勉強が終わったなら、給料やテストなどで、自分の努力をしっかりと目で確認しておこう。
俺の場合は、記事上部の「いいね!」やはてなブックマークが、仕事をする原動力となっている。
ライターやアフィリエイターなどの仕事は自宅で作業することが多く、人に接する機会がほとんどない。
そのため、自分の努力を確認できる場面が少ないという事実がある。
だからこそ、ソーシャルボタンでの評価が、より一層モチベーションアップに繋がるのだ。
実際に、以前『読みやすい文章学概論』を執筆したとき、それらのボタンが多く押されたときは、とてもやる気がわいてきた。
重要なのは、自分の努力や評価を目で見て確かめること。
それによって自分がしてきたことの頑張りや正しさもわかるし、次の作業への大きな糧になる。
9.ライバルを作ろう
ほとんどのアニメやゲームには、主人公と同じような能力を持った『ライバル』が出てくることが多い。
それらの多くは、ライバルを倒すために日々自分を鍛え、そのための最終目的として設定されている。
この『ライバル』は、もちろん俺たちの日常生活でもとても良い影響を与えてくれる。
別にお互いがライバルと意識していなくてもいい、あなただけが認識していればそれでいい。
たとえば、会社や学校などで「こいつにだけは負けたくない」という相手が必ず1人や2人はいるだろう。
そういう人たちを自分の『ライバル』に設定してしまえば、自然にモチベーションは上がってくる。
「仕事ができる○○さんを超えたい」「テストでいつも順位が上にくる○○君に勝ちたい」
こう思うようになれば、自分のやるべきことが自然にわかってくるはずだ。
また、自分がサボっているとき「今日遊んだぶんだけ、あいつは伸びている」と考えれば、もうサボろうとも思わなくなるはずである。
このように、『ライバル』を自分へのいい刺激として、モチベーションをウマく上げていこう。
10.好きな人を作ろう
人間であれば、人生の中で必ず恋をする。
「恋の病」とも言われるほど、人の心を縛り付けるその魔力は大きい。
恋をしているときは、その人と話しているだけで楽しいものだし、メールをしているだけでもものスゴク嬉しいもの。
目的や夢がない人でも、「あの人のために」、「あの女の子のために」などと思えば、必ずモチベーションはアップする。
「あの人が頑張っているから、自分も頑張ろう」という気持ちになるからである。
男性ならば、なおさらその効果は高い。
好きな人や女の子のためと思えば、どうしてもやる気が出てくるから不思議だ。
そのため、今あなたに好きな人がいなくても、出会いを増やして好きな人を作ってしまおう。
そういう相手がいれば、刺激のある楽しい生活を送れるし、モチベーションアップに繋がることは確実だ。
また、出会いを求めている人のために当サイトがあることも、忘れないで頂きたい。
最後に
『モチベーションをグングン上げる10の方法』はいかがだっただろうか?
やる気が出ないときに、作業意欲を高めるのはカンタンなことではない。
しかし、そのきっかけを作って流れに乗れてしまえば、それに比例してモチベーションはどんどん上がっていくのだ。
この記事を読んで、少しでもやる気を出して作業を始めてくれた人が1人でもいるなら、これほど嬉しいことはない。
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