この記事に書いているのは、俺と友人による『ビデオ村』への潜入が終わった後の話だ。
まず最初に断っておく。
俺は【EGweb】の読者に対して、出来る限り情報を開示しようと考えている。
しかし、ビデオ村の背後には暴力団のいる可能性が高く、不特定多数に公開するのは余りにもリスクが大きい。
仮にあの記事を一般公開し、当該店が摘発を受けでもしたら、俺自身に何らかの危害が加えられる可能性もある。
歌舞伎町の潜入調査後、俺は八王子警察署と警視庁少年育成課に電話をかけた。
ビデオ村の詳細を記事として掲載するにあたり、法的な問題の有無を問い合わせるためだ。
俺は仕事柄、関連する法律を勉強しまくっているが、あくまでも一般人であり、法律家ではない。
回答は、どちらも「好ましくありません」だった。
警察「例え具体的な店名や場所、作品名を挙げなくても、(記事を書けば)そういった店があることは認識されてしまいます。それは警視庁としては好ましくありません。それと、出来れば情報提供して頂きたいですね」
俺「分かりました。記事に関してはじっくり検討したいと思います。もう1つ、今月4日に児童ポルノ法案が可決されましたが、施行日時は決まっているのでしょうか?」
警察「児童ポルノ法案に関しましては、現状では可決段階で、施行される日時はまだ分かりません」
俺「分かりました。情報提供の件は、申し訳ありませんがお断りさせて頂きます。ありがとうございました」
悩み抜いた結果、俺は当該記事を限定公開することにした。
『有料記事』の閲覧方法は、コチラを参照して欲しい。
今月4日、ポルノ禁止法改正案が可決された。これが正式に施行されると、児童ポルノの単純所持は違法になり、1年以下の懲役や100万円以下の罰金が科される。
とは言え、例え施行されても罰則の適用までには1年間の猶予(処分)期間がある。
児童ポルノを所持している人は、必ず猶予期間内に処分しよう。
さて、俺が新宿に行ったのにはもう1つ理由があった。
読者からのタレコミ、歌舞伎町の『JKリフレ』に行こうと思っていたのだ。
今回、久しぶりに熱を込めて記事を書いた。そのため、このレポートは超長文となった。時間のある際に読み進めて欲しい。
事はビデオ村でブツを受け取った後から始まる。
JKリフレ店は「Nビル管理事務所」になっていた
※歌舞伎町の案内看板。
俺たちはスマホで地図を見ながら、JKリフレの店舗が入っているビルを探した。
が、JKリフレ店の住所に記載されていた「第二●●ビル」は見つからない。
ビルの場所をHP上で確認しながら、路上に設置された歌舞伎町の案内図を見るも、やはり「第二●●ビル」という名称の建物は無い。
本来ビルがあるべき場所には、違う建物名が書かれていた。
HPの番号に電話をかけてみる。
俺「もしもし、そちら●●(店名)さんでしょうか?」
男性「いや、違いますね」
俺「そうですか、すみません」
JKリフレ店の電話番号は他の人物が使っていた。
…これは完全にアレな予感がする。
ビルの前に到着。テナントの案内板を見ると、JKリフレ店があるはずの4階は空欄になっていた。
俺「4階、なんも書いてないね」
友人「そうみたいだね、なんでだろ?」
とにかく、店舗の有無を確かめるために階段を上って行く。
目的の4階にたどり着くと、「Nビル管理事務所」なるテナントが入っており、「関係者以外立ち入り禁止」と書かれたドアが進入を阻んでいた。
俺「うわ、マジか」
友人「(ドアの)鍵は?」
ドアノブに手をかけて回すも、鍵が掛かっていて開かない。
俺「やっぱ店閉めたっぽいね」
そう言って、階段を下りて行く。
この後、JKリフレ(平均予算3,000円)の20倍以上の金を使う事になろうとは…。
女子高生とヤれる店なら知ってますよ
※歌舞伎町を颯爽と歩く糞チャラ男。
俺たちは目的を失った。
あのJKリフレ店がダメならば、また別の店を探すしかない。
そう考え、路上のキャッチに聞いてみることにした。
俺「あのー、女子高生が働いてる店を探してるんですけど」
キャッチ「女子高生の店ですか?別のキャッチが詳しいんで、ちょっと呼びますね」
少し待つと、黒髪で言動がチャラいキャッチ(以下、チャラ男)が現れた。
俺「女子高生が働いてる店を探してるんですけど、どこか知りません?」
チャラ男「女子高生とヤれる店なら知ってますよ(笑)」
チャラ男が言うには、こうだ。
自分はJC・JKどころか、JSまでが働く店を知っている。そこはマッサージだけのリフレコースも、本番できるコースもある。最初は相部屋で女の子を選び、最上階にある個室に入ってサービスを受ける。
これが本当なら、ロリコンにとっては魅力的すぎる話だ。
その時、俺の頭に浮かんだ疑問を友人が口にした。
友人「本番したら危なくない?バレちゃうでしょ」
チャラ男「バレませんよ。その店のオーナーは警察に金渡してるんで、心配しなくて大丈夫です」
俺「俺はリフレだけでいいんだけど、いくら?」
チャラ男「90分で20,000円です」
正直、かなり高額な料金設定だ。
通常のJKリフレ店では、10分1,000円が平均的な相場。単純に考えても、その2倍近くの金額ということになる。
が、この料金に妙なリアルさを感じられた。
チャラ男「(女の子の)写メ見せましょうか?」
そう言うと、チャラ男は自分の携帯を操作し始めた。
間もなく、幼い顔立ちをした少女たちのプリクラ画像が映し出された。
俺「このコたちは?」
チャラ男「JKですね。あとJSもいますよ」
俺「マジで?」
チャラ男「(画像を見せながら)このコとか」
そこには、確かにJSと思しき少女の画像があった。
更にチャラ男は、「客のアドレス」も見せ始めた。画面の右上に表示された件数はおよそ300件。
友人「もう一度聞くけど、本番してもバレないんだよね?」
チャラ男「もちろんもちろん、警察と繋がってますから大丈夫ですって」
俺「で、いくらだっけ?」
チャラ男「お兄さん(俺)がマッサージだから、20,000円。そっちのお兄さん(友人)が●●(サービス内容)だから、50,000円ですね」
●●とは言え、相場と照らし合わせるとやはり高い。が、友人はノリノリな様子。
目的のJKリフレ店に行けなかったため、チャラ男の言う「マッサージ」を受けて締めることにした。
チャラ男「じゃあ、行きましょうか」
そして3人は歩き出した。
道中、雑談を始めるチャラ男。
聞けばこの男、歳は俺たちの1個上、今年で28だと言う。既婚者だが、その店にはいつも「お世話」になっていて、女子高生とヤりまくっているのだとか。
コイツ…ダメ男じゃねえか。
チャラ男と俺たちは、とある店の前にいた。
ドアは奥まった所にあり、その前には店員らしき2人の男が立っている。
チャラ男が彼らに向かって何かを話した後、店員らしき男が声を掛けてきた。
店員「それでは、お2人様で70,000円になります」
チャラ男と話した通り、俺が20,000円、友人は50,000円を手渡した。
この金額の差は、後に無意味なものだと知る。
店員「こちらへどうぞ」
魔窟への扉が開いた。
ここはお酒ノミナガラ女の子選んで、イッショにホテル行く店よ
※不覚にも店内の写真は撮り忘れました。
店内に入ると、ソファーとテーブルがキャバクラの如く配置されていた。
客はほとんどおらず、奥には数人の女性がだらしなく座っている。
…顔つきがおかしい。若さも感じられない。既に嫌な予感がした。
店員に促され、左側のソファへ座る。
程なくして、俺と友人の隣にはそれぞれ1人ずつ女が座った。
俺に付いた女をA、友人の女をBとする。
A「コンバンワ」
開口一番、日本人のニュアンスではない。
ほうれい線の深さが年齢を表している。歳は30代前半~半ばといったところか。
俺「こんばんは、日本の人じゃないでしょ?」
A「ソウ、ワタシ台湾人」
ふと友人の隣を見る。巨乳で結構可愛い女が座っていた。
頼むから代わってくれ。
世間話もそこそこに、Aはこう切り出してきた。
A「オニイサン聞いて、まず3,000円払わないとノメナイヨ」
俺「は、どういうこと?俺はここに女子高生がいるって聞いて来たんだけど」
A「誰からキイタノ?」
俺「キャッチから」
A「オニイサン、歌舞伎町ではそういう女の子働いたらダメナンダヨ。すぐ警察キチャウ」
俺「いや、それは分かるけどさ。じゃあここはどういう店なの?」
A「ここはお酒ノミナガラ女の子選んで、イッショにホテル行く店よ」
…やられた。この店にはハナから女子高生など存在しない。
あの糞チャラ男が言っていたことは、全て嘘だったのだ。
ふと、友人を見た。苦虫を噛み潰したような顔をしている。
彼もまた、同じことを言われたのだろう。
A「ダカラ、ホテルいこ」
俺「行かねえよ」
A「でもオニイサン、まず3,000円ダケ払ってよ」
俺「いや払わねえし」
A「オニイサン聞いて、この店女の子とホテル行かないとデラレナイヨ」
このくだりが5回程続いた。
焦れた俺は、まず店のシステムを確認するべく、店員を呼びつけた。
ウチとそのキャッチは一切関係ありません
デブでメタボリックな店員が、眼鏡を光らせながらやって来た(以下、デブメガネ)。
俺「あのさぁ、俺らキャッチに『女子高生がいる店』って言われてここ連れて来られたんだけど」
デブメガネ「女子高生はいません。ウチは『デートクラブ』です」
俺「じゃあ、あのキャッチは何なのよ?」
デブメガネ「ウチとそのキャッチは一切関係ありません。あくまでもキャッチの個人的な行動で、キャッチにお金が入るだけです。店の利益にはなっていません」
俺「じゃあキャッチに払った金は何なんだよ」
デブメガネ「ウチは会員制のデートクラブで、本来なら初回登録料を頂くのですが、キャッチを通して頂くとそれは無料になります」
俺「アンタさっきキャッチとこの店は関係無いって言っただろ」
デブメガネ「キャッチには多少のお金(宣伝料)を払っていますが、その方法については関知していません。その意味での関係無いということです」
…徐々に卑劣なボッタクリの仕組みが分かってきた。
この店は路上のキャッチに客引きを依頼し、その対価として金銭を渡している。
俺たちが糞チャラ男に言われた「2万と5万」、あれは店に支払う料金ではなく、キャッチの個人的な意思で吹っかけてきた金額だった。
そのため、70,000円は全額キャッチの懐に入り、店側は全く利益になっていないと言う。
悪の元凶は糞チャラ男で間違いない。が、この店も詐欺の片棒を担いでいるようなものだった。
俺「この店はどういう店?システムは?」
デブメガネ「ウチはデートクラブです。女の子を選んで頂いて、一緒に外出(ホテルとは言わない)して頂く店です。この部屋はそのための交渉場所です」
俺「3,000円ってのは何の金?」
デブメガネ「この部屋を使って頂くための料金です。お支払い頂ければ『会員』となります。次回からはお酒が飲み放題で、女の子を連れ出す料金しかかからなくなります」
俺「連れ出し料はいくらよ?」
デブメガネ「それは、女の子との交渉で決めてください。大体25,000円が多いようです」
俺「選ばないで出たいんだけど」
デブメガネ「そうなると、『退出料』として37,500円をお支払い頂く形になります。ですから、女の子を連れ出して頂いたほうがおトクです」
何もせずに出るにも金が必要、さらには連れ出し料を「おトク」と言う始末。こんなバカげた料金設定が存在していた。
通常なら、こんな料金システムの店に入るわけが無い。
だから、キャッチを使って密に客を誘導する。
そして入ったら最後、ボッタクリ店の言う「料金」に従わなければならない。
歌舞伎町では、このような事が往々にして行われているのだろう。
俺「…要するに、全部キャッチの個人的な行動だったってことでしょ?でもさ、キャッチの言ってることとこうまで違うとさ、気持ち良く女の子を連れ出せるわけないじゃん。店側もキャッチの客引きの仕方を教育し直しといたほうがいいよ。アンタも同罪だよ」
デブメガネ「…はい」
俺「もういいよ、分かったよ」
間を空けずに友人が喰ってかかる。
友人「あの、聞いてた話と全然違うんですけども」
デブメガネ「ウチはデートクラブです。そのキャッチとは一切関係ありません」
友人「一切関係ないってことはないですよね?この店に連れて来られたわけですから。店側としても、もう少し客引きの仕方を考えたほうがいいんじゃないですか?これって完全に騙してますよね」
デブメガネ「一般論で言えば、お客様の言ってることは正論なんです。ですが、歌舞伎町ではそれがまかり通るんですね」
友人「まかり通るんですねじゃなく、これって詐欺じゃないですか」
デブメガネ「それが歌舞伎町なんです」
以降、平行線を辿る静かな論争。
既に俺は2万、友人は5万もの金を糞チャラ男に払っている。あの金はもう戻ってこないだろう。
ここで退店しては、「大金を払って外人女と少しだけ酒を飲んだ」という救いようの無い結果で終わる。
最後までボッタくられるのもまた一興か。この目で全てを見てやろうじゃないか。
俺と友人はまず3,000円を支払った。
その10分後。不満そうな顔をしながらも、「江川、ホテル行こう」と言ってくる友人。
友人よ、それは「俺と」という意味じゃあるまいな。
A「4人イッショの部屋でもイイヨ」
友人「そうするか(笑)」
それぞれ、連れ出し料の25,000円を支払う。
かくして、乱交プレイが幕を開けようとしていた。
コンドーム2個と小ローションで3,000円
※ホテルのエレベーター前。鏡に映っている女はB。
俺と友人は思いっきり舌打ちをしながらデートクラブを出た。
連れ出し料を支払い、ちょうど財布がカラになってしまった俺は、金を下ろすためにコンビニへ向かう。
後に友人が、「あそこで逃げれば余計な金払わなくて済んだよね(笑)」と言っていた。
確かにそうかもしれない。だがここで逃げてしまっては、2万の俺はまだしも、5万を払った友人が浮かばれないだろう。
金を下ろし、俺たち4人はホテルへと向かう。
外人女2人に先導されながら歩くこと数分、そのホテルに着いた。
友人「ここ?」
A「イチバン安いとこのほうがイイヨネ?」
友人「ここちょっと違くない?」
A「デモここ安いですよ、マジデ」
友人「5,000円とか?」
B「ワカンナイ部屋によって」
A「チョット聞いて、とりあえず安いトコロのほうがイイジャナイ?」
友人「大丈夫?何万円とかない?」
B「ナイナイ、何万円あったらアリエナイ(笑)」
あり得ないのは、迷うことなく向かったホテルの料金を知らないお前らじゃないのか。
そう思いつつエレベーターに乗る。
ホテルのある階に到着すると、Bは左側へ進んだ。友人もそれに続いて行く。
が、Aは右側へ歩いて行く。
俺「え、こっち?別々になってるけど」
A「イッショにいたい?」
俺「一緒っていう話だったっしょ?まぁいいや」
乱交プレイならず、無念。
フロントのお爺さんに「8,000円です」と言われる。
「何分?」と聞くが、答えは返って来ない。
A「オニイサン、ローションとゴム使うデショ?」
俺「いや、マッサージだけでいいから使わないけど、てか何分?」
A「あったほうがイイヨ。3,000円ネ」
頼むから人の話を聞いてくれ。
イライラが募った俺は、受付のお爺さんに3,000円を乱暴に投げ付けた。
お爺さん、あの時は本当にすみませんでした。
案内された部屋は、左側にベッド、右側にメタルラックが置いてあるだけの、およそホテルの部屋とは思えない狭さと簡素さ。
完全にドヤ(簡易宿所)じゃねえか、これ。
まずは一服しながらAの身の上話を聞くことにした。
聞けば彼女は台湾生まれ。母親が台湾人で、父親が青森県の十和田市出身なのだとか。一応台湾人らしい。
俺も青森出身だ。不本意ながら親近感が湧いた。
例のデートクラブは、売春を生業とする外人女の待機部屋になっていて、客は店内で女を選んでこのホテルに入り、ヘルスサービスを受けるとのこと。
おそらくは“自由恋愛”という名目で。
台湾女の拳が全身を強打する
俺「じゃあマッサージお願いしていい?」
A「ワカッタ」
基本的に俺は、取材を行う時は本番をしない。と言うよりも、この仕事をしていると性欲はほとんど失せる。別にセックスをしたいとも思わなくなった。
また、潜入撮影の際、女性の下着・裸体を写すと法に触れ、店側とのトラブルに発展する可能性もある。スレスレの事をしているようだが、しっかり法律は遵守している。
Aのマッサージが始まった。もちろん性的なマッサージではなく、普通のマッサージである。
うつ伏せになった俺は、背面を強い力でくまなく叩かれる。
俺「いたっ!」
A「オニイサン肩コッテルネ。ワタシ全然チカラ入れてない」
かなり痛い。彼女のマッサージが強いのか、俺の身体が凝っているのかは分からないが、痛い。
そして数分後。
A「オニイサン、ワタシも汗出てきた」
俺「ってか疲れるでしょ?」
A「モチロン、マッサージ疲れるよ」
俺「だって力入れるもんね」
A「フツウはこういうマッサージしない。そうヘルスのマッサージだけ」
俺「あー、確かにね」
A「そうフツウはゼンゼン疲れないよ、デショ?」
「おぅふwwwwwwwwww」
Aの拳がふくらはぎに深くクリーンヒットした。
癒しのJKマッサージを受ける予定だった俺は今、なぜか台湾人の激痛マッサージを受けている。どうしてこうなった。
突然、部屋の電話が鳴った。使用時間の終了を伝えるコールだ。
入ってからおよそ60分程。その間、俺は激痛マッサージを受け続けた。
Aは度々、「十和田のトモダチからモラッタ山葡萄ジュース美味しかった」と言っていた。どんだけ山葡萄好きなんだよ。
身体の痛みを感じながらホテルを出ると、友人は既に外で待っていた。
聞くと、Bも台湾人で、友人はしっかりヘルスサービスを受けたとのこと。
もっとも、彼が払った金額は合計86,000円。
対価に見合うサービスかと問えば、千切れんばかりに首を横に振るだろう。
外では激しい雨が降っていた。
疲れきった俺たちは、空腹を満たすために日高屋へ入った。
友人はとんこつラーメン、俺は野菜たっぷりタンメンを頼む。
腹は減っているはずだが、なぜか麺は喉を通らなかった。
友人は完食、俺は半分残して外へ。
時間は0時、終電が近い。雨が降りしきる中、ダッシュで駅へ向かい電車に乗る。
座った瞬間、俺はすぐに浅い眠りに就いた。
朦朧とする意識の中、「じゃあまた!お疲れ様!」という友人の声が脳裏に響いた。
最後に
今回の被害額は、俺が59,000円、友人が86,000円。合計145,000円を吹っ飛ばしてきた。
俺は自分の交渉能力を過信していた。
その甘さが、今回の事態を招いたのだ。
『歌舞伎町では絶対にキャッチを信用しない』
これが分かっただけでも大きな収穫である。
ボッタくられた事実は消えない。だったら勉強代としてプラスに考えたほうがいい。
歌舞伎町で夜遊びをするなら、以下の3つを心得るべきだ。
歌舞伎町の三大鉄則
鉄則1信用できるまで、金は絶対に払うな。
渡した金は二度と戻って来ないと考えるべし。
鉄則2キャッチと交渉したら、店内に同行させろ。
その際、「話が違ったら出る」という旨も告げておく。店の業態が分かるまで、キャッチは絶対に逃がすな。
鉄則3夜遊びするなら無料案内所へ行け。
Aが言うには、歌舞伎町で遊ぶ際には無料案内所を利用したほうが安全らしい。が、あの店で働くような女だ。この情報はそれほど信用に値しない。
※左図は糞チャラ男との遭遇場所。赤い矢印は元JKリフレ店。
実はホテルを出た後、俺たちは「口直し」に吉祥寺のキャバクラを数軒回った。
その際、あるキャバ嬢に歌舞伎町ボッタクリ事件を話すと、彼女はこう教えてくれた。
「歌舞伎町でキャッチやってる知り合いいますよ。ほとんど詐欺みたいなことしてて、お客さんを店に入れたらすぐに逃げちゃうんだって。それでほとぼりが冷めたらまたお客さんを引っ張るらしい。だってもし見つかったら…ねぇ?(笑)」
思えば糞チャラ男は、店員らしき男に金を払った時からその姿を消していた。
あの後もまた、俺たちと同じような“被害者”を増やしていたのかもしれない。
歌舞伎町のキャッチに喰われた読者は連絡して欲しい。ぜひ一緒に反省会をしようじゃないか。
糞チャラ男には深い恨みがあるが、同時に感謝もしている。
こんなにも豊富なネタを提供してくれた上、ボッタクリ店の実態を暴くことが出来たのだから。
読者諸君、歌舞伎町での夜遊びはくれぐれも慎重に…。
超高額詐欺被害者【極悪非道】歌舞伎町のキャッチに100万円を騙し取られた男性の全記録
突然失礼します。
twitterやFBをやっていないため、こちらの承認制のコメントにて失礼します。
自分も同じキャッチに今日(2015/08/01)やられました。
やられた手口の情報を提供しますので、こちらのサイトで紹介して頂けませんか?
もし自分の話を聞いて頂けるのなら temari1357@gmail.com にメールを送ってください。
少しでも、お店に復讐したいのでよろしくお願いします。
十倉さん、マジですか!?それはお気の毒でした…。糞チャラ男は相変わらず詐欺を働いているんですね…(´Д`)
糞チャラ男を断罪するため、是非とも十倉さんが被害に遭った手口をご紹介させて下さい!
記載のアドレスにメールを送信しましたので、ご確認の程、よろしくお願い致しますm(_ _)m