「恋愛したことがある」という人たちは、数え切れないほどたくさん存在する。
ではその中でも、「好きな女の子と付き合えた」人たちに限定するとどうだろうか?
おそらく、その人数はかなり減るはずだ。
実際に、意中の女の子に想いを寄せても、それが叶わなかったという経験をした男性は多いだろう。
もちろん、俺もその中の1人である。
俺は今まで、数多くの女の子たちに出会うことができた。
だが、恋愛を成就させられなかったことも数え切れないほど経験してきた。
そして、失敗してから「一体なにがいけなかったんだろう?」と意味のない反省をする。
もちろんその理由はわからないし、解決策も思い浮かばないことが多かった。
しかし、そんな苦い経験の中で、「ある気づき」にたどり着いたことも事実である。
そもそも、「恋愛に失敗した」というのはどういう状態を指すのだろうか?
「単純に、告白してもフラれちゃったことを言うんじゃないの?」
「もう、その女の子に彼氏がいたとかじゃない?」
「友達の関係から発展できなかったとか?」
これらは恋愛が成功しない原因では、かなり多いケースだろう。
だがすべて結果論であるし、失敗した本人にしかわからないことでもある。
好きな女の子との距離をグッと近づけるためには、一緒に過ごしているときの接し方に全てがかかっていると言っていい。
そこを踏まえた上で、彼女たちと交流している段階で、もっとも気をつけなければいけないことがある。
それは、その娘に「いい人」に見られないようにすることだ。
「いい人に思われるのは最高じゃん!」
もちろん、その考え方は正しい。
確かに、単純な人間同士の付き合いでは、大きなプラスになってくれる。
しかし、こと恋愛に限っては、「いい人」と見られるほど厄介なことはないのだ。
好きな女の子に「いい人」と思われたら最後
「○○さんっていい人だよね!」
俺がもし、惚れた女の子にこう言われたなら、嬉しい反面、少し怖くなってしまうだろう。
一般的には「いい人」という言葉はプラスのイメージが強い。
だが、これは恋愛に当てはまらないことは先にも述べたとおりだ。
もちろん気を悪くする言葉ではないが、心を寄せる女の子に言われたが最後、もはやその娘と恋愛関係に発展することはないと考えていい。
たとえば、あなたは以下のような経験はないだろうか?
とある男性Eさんの悩み
Eさんは、ある女の子に恋をしていた。
彼女にはとびっきりの魅力があり、他の多くの男性からも好かれている。
そこで、Eさんはその娘の興味を引くために、「~がしたい」と言うなら叶えてあげ、「~が欲しい」と要求されたら、迷わずプレゼントを贈っていた。
そのたびに貯金が減っていくが、Eさんは「自分に振り向いてくれれば」という想いで行動していた。
やがて彼女と2人きりで遊ぶようになり、Eさんは「告白すれば付き合えるかも!」と考え始める。
しかし、ある日突然女の子に「彼氏ができた」と言われてしまった。
Eさんは強いショックを受けると同時に、「なぜ他の人と?こんなに尽くしてきたのに」と深く悩んでしまう。
これは、ニコ生を通じて知り合ったEさんの体験談をカンタンに書いたものである。
俺はこの話を聞いたときに、「この女はキャバ嬢みたいだな」という印象を受けた。
もちろん、実際のところはどうかわからないが…(笑)
Eさんの素晴らしいところは、女の子の興味を引こうと行動したことだ。
このように、好きな娘の気を惹くために色々とアプローチをかけるのは、ごく自然なことと言える。
だが、上記のEさんは彼女にとって「都合のいい人」になってしまっている。
「要求を叶えてあげる」「贈り物をする」こと自体は悪くないが、やはり限度があるのだ。
「○○に行きたい」⇒「連れて行ってあるよ」
「○○が欲しい」⇒「買ってあげるよ」
これでは、女の子が要求してきたことに対して、男性はただ受け入れているだけになっている。
そのため、好きな娘はその男性のことを「言うことを聞いてくれる便利な人」と認識し、恋愛対象として見られることはなくなってしまうのだ。
実際に、女の子の扱いがウマイ男性も、彼女たちの要求にはできるだけ応えている。
ならば、そのような「モテる男性」たちはいったいどこが違うのだろうか?
そこで、次の記事では「好きな女の子を喜ばせつつ、恋愛関係に発展させる方法」を考えていこう。
単なる「いい人」に見られないためには?
一度でも「いい人」に思われてしまったら、その関係から抜け出すことはとても難しくなってしまう。
「いい人」と「付き合える人」は、似ているようで根本的な意味は違う。
そのため、さじ加減を一つ間違えてしまうと、アウトになってしまう可能性もあるのだ。
では、具体的にはどうしたら良いのだろうか?
そこで、俺の周囲のモテる友人数人にそのテクニックを聞いてみた。
すると、彼らにはある共通点を見つけることができたのだ。
この法則を発見したときには、俺は思わず「これか!!」と喜びの声を上げてしまった(笑)
1.好きな女の子に要求されて対応するだけでは、関係は発展しない。
2.その娘の欲求を事前に察知することが大切である。
1と2は似ているように思えるが、2の場合は女の子が受け手になっている。
どちらも最終的な行動は変わらないが、2はその娘にとってサプライズにもなるし、「この人は私をちゃんと見てくれている」と思われやすくなるのだ。
女の子はこういう気持ちを持つことで、初めて恋愛対象として意識してくれるようになる。
たとえばクリスマスの時期に、好きな女の子がファッション雑誌のアクセサリー特集に注目していたとしよう。
ここで「アクセサリーが欲しいんだな」と敏感に察知し、クリスマスの日にプレゼントしてあげればいい。
このとき、その娘の欲しいアクセサリーと多少違っていたとしても気にしなくていい。
その娘が受けるインパクトのほうが大きいので、そのくらいのことは全く問題にならないのだ。
しかし、女の子から「このアクセサリーが欲しい」とねだられて買うことだけは避けたいものだ。
これが「いい人」「便利な人」と思われる原因にもなるし、関係が発展しない障害にもなる。
最悪の場合、「金づる」と思われてしまうかもしれないのだから。
女の子は言うことを聞くだけの男性を「いい人」と見なし、そのまま恋愛対象から外してしまうことが多い。
こうなってしまっては、こちらからアプローチをしても、そのイメージを変えるのは難しくなってしまう。
いずれにしろ、好きな女の子にあなたのことを『彼氏候補』と思わせるには、早い段階で女の子の欲求をキャッチすることが重要だ。
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