
ライター莉奈
私はプライベートではMなことが多いのですが、お仕事ではSになることのほうが多いかもしれません。
私が出勤する頃には、ほとんど予約完売のときが多いので、休憩する時間はあまりないため、少しでも体を休めさせるにはSになった方が後々楽なのです。
しかし、SかMかと言えばSのお客様の方が圧倒的に多く、それもとりあえず穴に指を入れて早く動かせばいいと思っていたり、乳首が取れるのではないかというくらい、撫でまわしたりするお客様が多いのです。
キスの仕方も、『犬か…』と思ってしまうほど唇を舐めまわすお客様が後を絶ちません。
顔を舐めるのは本当にやめてほしいものです。
そんな感じで、私はあまりSのお客様は好きではないのですが、大抵のことなら慣れっこなので何とかやり過ごせます。
しかしある日、私は今までにないほどのドSなお客様と出会ってしまったのです。
何とかして満足させてやろう
お客様の名前はTさん。見た目は優しそうでスギちゃんみたいな感じの方でした。
この方を見たときは直感で、『この人Sだ』と何故か判ってしまったのです。
コースはロングコース。
大抵ロングコースの場合、始めはお喋りすることが多いのですが、Tさんは私にお金を渡すなり、自分は先に浴びたから、早くシャワーを浴びるよう言いました。
『ロングコースなのにケチだなぁ…』と思った私は、いつもよりゆっくりとシャワーを浴びました。
お仕事なのは分かっているのですが、どうしてもセカセカされたりしてしまうと印象が悪く、風俗嬢のサービスも悪くなってしまったりします(ごめんなさい)。
シャワーが終わるとTさんはソファに座っていました。
私が声をかけても、Tさんは無言でテレビを見ています。
隣に座ろうとソファの背もたれに手を置いた瞬間、Tさんはその手を掴んで私を乱暴にソファに座らせたのです。
急だったのでびっくりしたのと、初対面で密室という怖さから、私は少し震えていました。
Tさんはそれを見て少し笑って、「舐めろ」と言ってきたのです。
乱暴な扱いに腹が立った私は、『適当に舐めてしまえ』とTさんのソレに目をやりました。
勃っていたのです。まだ触れもしていないのに。
それを見た私は、『適当に舐めてしまえ』から『何とかして満足させてやろう』と闘争心を隠し、ソレを舐めました。
S対Sの対決でした。
Tさんは私の頭を掴み、さらに奥まで咥えさせようとしました。
私はわざと咽込み、涙目で「おっきぃ」と言い、どうにかTさんを満足させようと必死で頭を動かしました。
ソファでのプレイに満足したのか、Tさんは私の頭を自分の顔まで持ってきて、「ベッドに行くぞ」と一言。私も乗ってきたのか「は…はい」と弱々しく答えました。
汚い体触ってやっているのだから喜べよ
ベッドに移動して私がまた攻めようとすると、Tさんは私の手首を片手でがっしりと掴み、身動きが取れないようにしました。
正直、力が入りすぎて痛かったです。
私が動かないのが判ると、指で乳首をつまみ引っ張りました。はっきりと「痛い」とは言っていませんが、それに似た言葉にならない言葉が思わず出てしまいました。
反対の手で性器を触るのですが、濡れてもいない私の性器に無理やり指をねじ込もうとするのです。
いくら風俗歴が長い私でも、これだけは我慢できません。
最後のお客様なら我慢しないこともあるのですが、次もお客様が待ってくださっているのにここで無理をしてしまうと、自分を傷つけてしまい、次のお客様のところに行けなくなってしまったりするからです。
「中より外が感じるのです…」と呟くのは、本心ではなく傷つけたくないから。
プライベートでは「早く入れて」とわめくほど、中が好きです。
この言葉で大抵のお客様はやめてくれるのですが、Tさんはやめてくれませんでした。
結果、終わった後お手洗いに行くとヒリヒリしていました。
「汚い体触ってやっているのだから喜べよ」
「やりマンだから欲しくなってきたか?」
「何人もの男とやって幸せだろう」
Tさんに悲しくなるような言葉で煽られました。
私はプロだからしっかりしようと、「は…はい」などと受け答えしていましたが、本当に嫌でした。
ドSでも優しいドSさんがいるのは知っています。
ドSと言うより、風俗嬢をストレスのはけ口にして、わざと嫌がらせしているんじゃないか…と思う人もいます。
Tさんは間違いなく後者でした。
いくらプロとはいえ、体は一般の女の子と変わりません。
わがままな願いかもしれませんが、Sな男性は体のことを考えてプレイしてほしいものです。
day 4風俗嬢にとっての良いお客様
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