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路上に立つのは誰のため?80代の立ちんぼ「麗子さん」

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路上に立つのは誰のため?80代の立ちんぼ「麗子さん」
執筆者年齢不詳の女性

 私の住む福島県のとある街、そこに麗子さん(仮名)という80代のお婆さんがいる。

 森●子さんのような色白で、若い頃は美しかったらしいお婆さんだ(祖父情報)。

 白髪を茶色に染め、肩まで伸ばしたクルクルパーマ。
 ひらひらの白いワンピースを着て、毎日のように立ちんぼをしている。

「若い子いるよ!」

 道行く男性にそう声を掛けては路地へ連れて行き、その白いひらひらのスカートを捲り、お尻を出して

「はい、どーぞ!3,000円ね」

と言うのだ(笑)

 実際に知人がまんまとハマり、「はい、どーぞ」と言われて蹴飛ばしたそうだ。
 まぁ、5,000円を置いて来たそうだが(笑)

 それにしても年寄りに酷い事をする。

『麗子さんにはヤクザが付いている』という噂だが…付いているわけがない。
 そんなお婆さんを餌にしなくても、馬鹿な若い女はゴロゴロいる。

 その辺りの売春女性を仕切るヤクザは、玲子さんには見て見ぬふりで何もしない。
 寧ろ大切に扱っているようだ。

 麗子さんは昼間も街に立っている。

 私もつい

「麗子ちゃん、今日天気いいね」

なんて話しかけてみると、

「レイコは寒いよ」

と私より可愛い声で返事をしてくれる。

 夜になると若い酔っ払い達が、まるで見せ物小屋に訪れるように麗子さんを冷やかしに来る。

 それでも、麗子さんはニッコリ笑っている。

 戦後間も無くから、家族の為にしてきた売春が麗子さんの精神を犯した。

 浮浪者を救援するボランティアの方が、何度も保護してはいるようだ。

 しかし、今も麗子さんは家族の為に性を売る。
 家族は…おそらくもういないだろう。

 日にどれだけの稼ぎがあるのだろうか?

 今日、久しぶりに麗子さんを見かけた。

「寒いね」

 そう言いながら、野良猫にメロンパンを千切って与えていた。

 今はその野良猫の為に性を売っているのかもしれない。

 麗子さんの心は美しいのだ。
 美し過ぎたから心が壊れたのだ。





売春に実りと信念はあるか



 借金や病気などで、仕方なく売春している人もいると思う。

 それは“女の性”という持ち前の能力を活かしているのだと理解できる。

 しかし、売春には実りがあるのだろうか?

 人の行動全てに実りがあるとは限らない。

 そして、売春には最初から実りなど無い。

 例え、悲しいほどに切ない事情での売春だったとしてもだ。

 生活のため。
 欲求不満を解消するため。
「心の安定剤」と言う人もいた。

 男女共に、売春は心の隙間を埋める行為なのかもしれない。

 だが私の知る売春は、危険と隣合わせで恐怖心しか湧かない。

 売春をするにしても、そこに意地や信念はあるのか?

 人には言えない行動を正当化するために、ちっぽけな意地を全面に出し、今にも崩れそうな自分を信念で支えている。

 失笑でしかない。

 売春に信念があってたまるか。

 あるとすれば、身売りから這い上がる信念だけだ。

 援助交際や割り切り、つまり売春を肯定してはならない。

 売春にプライドや信念、そんなモノを持って少しでも心を軽く出来たなら、麗子さんの心は壊れなかっただろう。

 今は罪の意識すら無い人が多い。

 媚びるつもりはないが、私は売春を否定しない。
 しかし、その動機があまりにも不純過ぎて、他国から笑われている事を知るべきだ。

 外国では生活の為に売るのだ。
 我が国日本では、何の為に売っているのだろうか?

 仕事を選ばなければ働く場所は多くある。
 それなのに、安直に身体を売る行為は物笑いもいいところだ。

 売春を続けるくらいなら、風俗で守られながら働けばいい。
 その勇気もないくせに。

 麗子さんを見て私は思った。

 彼女のように街角に立って顔を晒し、

「私を買って下さい」

 そう堂々と言えるなら、それは信念のある売春ではないかと。



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