江川「じゃあ、任せた!」
玄白「了解!レポ楽しみにしててくれ!」
某日、俺は玄白とLINEで連絡を取り合っていた。
彼は主に『YYC』を愛用しており、実際に色々な女の子と連絡を取り合っているという。
そうこうしているうちに、とうとう彼はターゲットを見つけたらしい。
それも業者絡みの援デリ嬢ではなく、個人で行っている割り切り娘だという。
“切り込み隊長 玄白”については、『EG隊』をご参照頂きたい。
本レポートは、玄白から入手したテキストや写真ファイルを基に作成したものである。
文中では俺が彼の視点で語るため、実際のそれとは微妙に異なる可能性があることを了承頂きたい。
はからずも彼のデビュー戦となった今回、その奮闘っぷりを温かく見守っていこう。
WANTED
- 写真
- 名前
- ゆき(偽名)
- 年齢
- 23歳(真偽不明)
- 地域
- 東京都豊島区
- 身長
- 156cm
- 体重
- 46kg
- 活動エリア
- 巣鴨近辺
- 自己紹介文
- 学生時代チア部に入ってて今はジムのインストラクターしてます
昔から体動かす事は好きで今の仕事にも就けて嬉しいです
ただ夜の方のスポーツが全然なくて仕事終わりや休日に寂しくなるときがあります
だからそういった関係で会える人を探してます
普段の日常には入り込まず2人で会った時はその時間を楽しむみたいな感じが理想考えが似てたり興味持ってくれたりしたら連絡下さい
よろしくお願いします
『YYC』でのメール
①プロフィール検索にて、可愛い写メの女の子を発見する。
②早速メールを送りつける玄白。
(プロフィールから送信)?10-18 22:48
初めまして^^玄白といいます☆
??仕事は仕事、プライベートの時間はその時間を楽しむという考え方僕も同じです☆
?さっぱりしすぎるのはすこし寂しいですが、それくらいの方が長続きするんじゃないかと思ってます(^ω^)
??よかったらメール下さい^^お待ちしてます☆
?10-18 22:53
連絡ありがとう
まずは巣鴨で待ち合わせしてみませんか
最初は別2で会ってみていい関係になれそうだなって感じたら今後はお願いなしで付き合っていきたいです?
難しかったらスルーしてくれて大丈夫なので?
よろしくお願いします
?10-18 23:10
いいですよ☆
?明日仕事終わりが17時30分なので、18時30分ぐらいであれば巣鴨行けますよ^^??
直接連絡できた方がいいので、LINEとメアド次のメールで送りますが登録してもらえますか?
10-18 23:14
お返事ありがとう
じゃあ明日18時30分ぐらいに待ち合わせしましょう
?アドレスは大丈夫ですがLINEはやってないです
よろしくお願いします
?10-18 23:18
じゃあ明日18時30分で^^
?知らなかったけど、巣鴨ってラブホ結構あるんだねΣ(゚д゚lll)
アドレスは●●●●●@ezweb.ne.jp
登録したらメール下さい☆
③直メールへ。
直メール
明日楽しみにしていますね^^
よろしくおねがいします。
巣鴨のどの辺だったらわかりやすいかな?
プロフィールと変わらない顔だけど。
待ち合わせ場所は巣鴨駅の改札をでてまっすぐ進むと左側にNEWDAYSがあるのでその前にしましょう。
JRの改札が一つなのでわかりやすいと思います。
わかりました。
明日は割り切りですが、これからもお付き合いできそうだったら友達?にでもなってください。
はい。明日は楽しく過ごしましょう。
また明日の朝にもメールするのでよろしくおねがいします。
こちらこそよろしくお願いします。
≪次の日≫
おはようございます。きょうはよろしくお願いします。
会えるのを楽しむにしていますね。
こちらこそよろしくお願いします。ほかのお仕事とか時間大丈夫そうかな?
はい。18時30分に待ち合わせで大丈夫ですよ。
楽しい時間にしましょうね。
わかりました。楽しみにお待ちしております。
はい。ついたらまたお互いにメールし合いましょう。よろしくお願いします。
≪待ち合わせ時間近く≫
ちょっと早いけど巣鴨駅につきました。
今池袋駅についたので、時間通りで僕も早くつきそうです。
じゃあ巣鴨駅についたら教えて下さい。
ちょうど今ニューデイズの前につきました。
そしたら声かけますね。服装を教えて下さい。
ダークスーツで紫のネクタイしています。
声かけますね。待ってて下さい。
了解です。
「ゆき」との接触
仕事終わりの帰路は、疲労感がさらに増す。
だが、それは真っすぐ家に帰宅する場合に限る。
何らかのイベントがある場合は話は別だ、それを楽しみにしているというだけで疲れも吹っ飛ぶ。
それが女の子とのセックスであれば、なおさらである。
池袋から電車に揺られること数分、目的地の巣鴨駅に到着する。
「ゆき」はもう巣鴨駅に着いているらしいので、まずは待ち合わせ場所の「NEWDAYS」を探すことにする。
どこの駅でもそうだが、やはりこの時間帯はことさら人が多い。
1人で歩いていると何も感じないのだが、女の子と待ち合わせをしていることで、それをより強く実感できる。
そう考えているうちに、待ち合わせ場所のNEWDAYSを遠目に発見した。
まずは周囲の人影を入念にチェックする。
ゆきの写真は確かに可愛かったが、割り切り娘に関しては、客引きのために盛っている可能性も高いからだ。
ぶっちゃけた話、あまりにもアレだった場合は帰るつもりでいた。
そうこうしているうちに、それっぽい女の子を発見。
服装は教えてもらっていなかったために断定はできないが、NEWDAYS付近に女の子が1人だけ立っているところを見ると、まず彼女で間違いないだろう。
顔はしっかりとは確認できないが、写メとあまり変わらないように思える。
意を決してNEWDAYSへ出陣する。
俺が近付いていくと、彼女は顔を上げて視線をこちらに向けた。
?「玄白さんですか?」
ゆきだった。
事前に俺の服装を伝えていたため、すんなりと接触することができた。
(…微妙に写真と顔が違うかな)
ちょっとだけ油断したかもしれない。
とは言え、そこまで大きな変化が見られるというほどでもない。
そこそこ可愛かったから、まあよしとしよう。
「そうです、お待たせしちゃいましたか?」
「いえいえ、大丈夫ですよ」
「じゃあ行きましょうか」
「はい」
2人並んで夜の巣鴨を歩く。
暗がりの中で見るゆきの顔は、確かに写メのような可愛さに見えた。
「先にご飯とか食べません?」
「私は大丈夫です、ホテルに行きましょう」
有無を言わさず断られる。
コイツ、素人はいえなかなか慣れているな…。
強引に飯屋に連れ込むわけにもいかず、俺はそのままホテルに向かったのであった。
ホテルにて
駅周辺の某ホテルに到着、ワクワクしながら中に入る。
手続きを済ませて部屋に行くと、上着を脱いでベットに座りながら、まずはお互いにタバコを一服した。
俺が吸い終わると、間髪入れずにゆきが言う。
「あの…先にお金もらってもいいですか」
「ああ、いいけど」
約束通りの2万円を財布から取り出そうとした瞬間、ゆきが思わぬことを言ってきた。
「言いにくいんですけど…2万5千円にしてもらえませんか?」
(はぁ!?)
俺は心の中でそう叫んでいた、その想いは表情に出ていたのかもしれない。
それを知ってか知らずか、ゆきは続けて言う。
「今月お金が苦しくて…もし良かったら助けてもらいたいんですけど」
少し考えてしまう、ここで5千円を上乗せしてくる意図はなんだろう?
もしかしたら本当に苦しいのかもしれないし、そうでなくともその分サービスしてくれるかも…。
どちらにしろ、ここで断ってしまったら小さい男と思われるかもしれない。
意を決して口を開く。
「まあいいよ、そういうことなら」
「ホントですか!?ありがとうございます!」
その後、ゆきとは本当に「形だけ」の他愛もない話を少しした。
タイミングよく会話が途切れたところで、彼女が立ち上がる。
「じゃあ、シャワー浴びてきますね」
割り切りは初めてだが、不思議と緊張はしていない。
俺の場合は、韓国デリヘルで慣れているからかもしれない。
そんなことを考えているうちに、ゆきが浴室から出てきた。
彼女と入れ替わるように、俺もシャワーを浴びに行くことにする。
俺がバスルームから体を拭いて出ると、ゆきは既にベットに横になっていた。
いよいよか…寄り添うようにベットに入る。
すると、彼女は「触ってもいい?」と言いながらも、唐突に俺の息子をまさぐりはじめた。
(経験豊富そうだな)そう思いつつも、世間話をしながら俺の息子が大きくなっていくのがわかった。
「昨日は抜いたの?」
「いや、今日のために抜いてこなかった」
そんな下らないことを話しながら、いよいよ本番に入る。
しかし、ゆきはヤってる途中に背中に手も回してくれなかったのだ。
余分に金を払ったのにも関わらず、それ相応のサービス精神というものがなかった。
そう、彼女はいわゆる横たわるだけの“マグロ女”だったのである。
そんなことを冷静に考えると、急激に気分は萎えてくる。
行為中に何回も中折れしつつも、なんとか発射完了した。
淡白なセックスを終えて時計に目をやると、駅に着いてから40分ほどしか経過していなかった。
今思えば、彼女の「最初は別2で会ってみていい関係になれそうだなって感じたら今後はお願いなしで付き合っていきたいです」という言葉も、客を引くための高度なテクニックだったのかもしれない。
(やられたかな…)
苦虫を噛み潰すような思いで、俺は今度こそ家路に着いた。
その後
玄白がゆきと会う約束をしてから数日後。
俺は彼の様子が気になったため、期を見てLINEでメッセージを送る。
「玄白、ゆきちゃんとはどうだった?てか大丈夫だった?」
玄白「ん?大丈夫だったよ!ただ韓デリのほうが数倍楽しいなwww」
「と言うと?」
玄白「ホ別2だったのに余計に5千円も取られたからな!しかもマグロだったし!」
「マジか!つか俺の前の相手が別1.7だったから、その娘高くね?しかも、そんだけ取るんだったら、もう少しサービスくらいしてくれてもいいよなw」
玄白「まあなwできれば今度は割り切りレポじゃなく、素人との出会いレポのほうが金もかからないしいいかも」
「確かにね、とにかくお疲れさま!テキストと写真は後で送っておいてね!」
玄白「あいよー」
こうして、玄白のデビュー戦は限りなく敗北に近い形で幕を閉じたのであった。
玄白、ありがとう!
PS:彼女は商売上手です。≪by玄白≫
当記事は『割り切り』の実態を広く知って頂くことが目的であり、売買春行為を助長するためのものではありません。
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