読者投稿30代後半の男性

　出会い系サイトのネガティブな日記は正直嫌いだ。

　真のネガティブならまだいいが、ネガティブを演じているヤツは面倒臭い。

　ネガティブな日記を書き、同情してもらおう。
　そんな魂胆が見え見えなのだ。

　ある日、ネガティブな日記を発見した。

　ある女性が

『人生つまらない。誰も私の事を分かってくれない。』

なんて書いていた。

　それ以外にもネガティブな要素の内容が目立った。

　コメント欄には“優しい男性”からの励ましコメントが数多くあった。

　よく見ると、コメントを書いた男性は、その女性と同じ市内か近隣の市内。
　そして、日記主の読者の大半は同じ県内の男たち。

　なんとなくピンとくるモノがあった。

（こいつら、ネガティブな女性を利用して会う気だな）
（会って同情するフリをして、ベッドインに持ち込みたいんだな）

　ネガティブなフリをしているだけの女性は、単なる構ってちゃんだから会えない。

　日記にコメントしてくれる。
　お誘いメールがある。
　そんな事に喜びを感じているだけの女性だ。
　会えるわけがない。

　仮に会えたとしても、あなたの望み通りの関係にはならない。

　ネガティブなフリをする女性はしたたかだ。
　ただ面倒臭いだけ。

　わざわざ読者になり、コメントでさりげなくアピールしている男性に言いたい。

「お勤めご苦労さんです！」と…。

　ネガティブな日記主も、ネガティブなフリをする日記主も出会い系サイトにおいては不利だ。

　私ならそんな人とは絶対に絡みたくないし、会いたくもない。

　感受性豊かで、明るくて、前向きで、面白い日記を書いている人と絡みたいし、お会いしたいと思う。

　日記から出会いたいなら尚更だ。

　会うなら楽しく会いたい。

　類は友を呼ぶ。
　楽しい人の周りには楽しい人が集まってくる。
　前向きな人の周りには前向きな人が集まってくる。

　私は楽しくない人だが、この人の近くにいたら楽しくなる。
　私はどちらかと言うとネガティブだけど、前向きなこの人の近くにいると元気になれる。

　こういった人もいるだろう。
『そうなりたい』という願望があるから歩み寄るんじゃないか？

　ネガティブなフリをする人には、優しいフリをする人が寄ってくる。

　相談や悩み事を聞くフリをして、実際の頭の中はベッドインで一杯だ…。
　あわよくば、都合のいいように利用しようと考えている男性は多い。

　同性同士は分からないが、異性間ならこんな感じだろう。

　類は友を呼ぶ。
　これはバーチャルでも同じ事が言える。

　私は出来るだけ自分に素直に日記を書いているつもりだ。
　ネガティブな感情の時もあるが、なるべく出さないようにしている。

　もちろん、日記は何を書いても自由だ。
　ネガティブな内容を書こうが、本人がそれで良ければとやかく言うつもりは全くない。

　私としては、出会い系サイトでは男女を問わず、いい人と出会いたい。
　だから、ネガティブな日記は書かないようにしている。