健全な男性なら興味が湧くし、実際に利用したこともあるだろう。
表面上は愛想良く接し、夢の時間を堪能させてくれる風俗嬢たちだが、その裏側では一体どんな話をしているのだろう。
例えば、あなたが彼女たちに親切心でしてあげたこと、良かれと思ってしてあげたこと、それを本人がどう思っているのか興味はないだろうか?
デートに誘い続けたり、タダでセックスしようと目論んだり、今までに何十万、何百万という大金を風俗嬢に注ぎ込んだり…。
『あわよくば』を考え、必死にアプローチをかけた結果はどうだろうか?
「上手くいかなかった」と言う男性がほとんどだろう。
実は風俗嬢たちは、“嫌な客”に関しての情報を共有している。
もしあなたが、彼女たちにそう分類されていたとしたら、例えどんなに誘っても、金を使っても、店外デートはおろか、店内での接客も期待できない。
彼女たちは、客を懐具合だけで判断しているのではない。
人柄も見た上で、客に対して評価を下すのだ。
必ずしも、『大金を使う = 良い客』となるわけではない。
今回は、現役風俗嬢たちに「こんな客は嫌だった」というエピソードを聞いてみた。
当記事にたどり着いたのを良い機会として、風俗の遊び方、風俗嬢への接し方を今一度考えてみよう。
風俗嬢たちのホンネを覗き、そして知るべきだ。
このレポートを読むことによって、あなたの風俗ライフがより良いものになることを約束しよう。
ケース1.度を超えたワガママ
某ホテヘル店でNo.1嬢として活躍中のミミ(仮名)に、今までに当たった中で最悪な客を聞いてみた。
彼女はここだけの話として語ってくれた。
ミミの出勤スケジュールは開店時間から19:00までの早番勤務。
ある日、たまたま2時間ほど暇な時間帯があった。
いつもは出勤時間中に予約で埋まってしまい、空き時間が出来るのは珍しい。
ご飯を食べようと思い待機所に戻ると、スタッフから「お客さん付くかも」と言われた。
その客が最悪だった。
異常なほどワガママな客で、No.1の彼女でさえ心身ともに疲弊したという。
ワガママ客の悪行
①勝手に身体を洗い始め、ミミが殺菌ソープを使おうとしたら嫌がられた。
基本的に風俗では、消毒をしなければサービスが出来ない。
②プレイ時間中、「素股じゃ無理」「生で入れさせろ」と言い続けられた。
デリヘルでの本番は禁止行為、何よりも本番を要求されると、ますます本番する気が起こらなくなるそうだ。
③ローションまみれのブツを咥えろと要求された。
口の中がローションまみれになり、気持ち悪くて吐き気が止まらなかったそうだ。
④本番を断り続けると、「よくそんなんで接客できるな」と怒鳴りつけて帰って行った。
「こんな人に接客するくらいなら、童貞や風俗初心者に接客したほうがいい」
ミミはうんざりした様子でそう話していた。
怒鳴りつけるのは論外として、彼女にとっては勝手に身体を洗い始めるのも、しつこい本番要求もNGだったワケだ。
さらに話を聞いてみると、「私以外にもそういうのがNGって子はたくさんいるよ」と教えてくれた。
このような客に対しては、名前や外見、身体的特徴などを女の子同士で共有するそうだ。
評判が悪い客の情報を共有し、予め対応法や接客態度を決めるのである。
「前もってどんな客か知ってたら、その人にはサービスなんてほとんどしない」
1度でも『嫌な客』というレッテルを貼られたら、風俗嬢からは嫌われることになり、サービスも劣化してしまう。
くれぐれも、横柄な態度には注意されたい。
ケース2.自意識過剰な愛人契約
続いては某デリヘル店に在籍するキサキ。
「そういえばこの間…」とポツリポツリと話してくれた。
彼女の本業はOLで、デリヘルは主に夜働いている。
ある日、3時間もの予約を入れてきた新規の客がいたそうだ。
「その3時間が苦痛すぎた」
どんな客だったのかを聞くと、しつこく『金』の話をしてきたのだという。
自分がどのような仕事をしていて、年収はいくらで、高級車に乗っていて、マンションをいくつ所有していて…などなど。
「そんな話、聞いててもつまらないよねぇ」
その客、挙句の果てにはキサキに「月15万で愛人にならない?」と言い放った。
彼女の答えはもちろんNOだ。
「散々お金の自慢話しといて、月15万って…(笑)」
月15万ならOLの給料を下回る。
普段OLのキサキは、当然それ以上の金額を稼いでいる。
彼女は“社会勉強”として風俗業界に飛び込んだ。
色々と勉強したいことがあるから、この世界で金を貯めているそうだ。
「しかも『キサキちゃんなら結婚してあげてもいいよ』って、どんだけ勘違いしてるんだか…(笑)」
彼女はあくまでも客だからと、彼の自慢話に丸々3時間も付き合い、愛想良く笑っていたが、裏では『早く終わらないかな』と考えていたという。
まあ無理もない。
「お金持ちじゃなくても、月1回でも会いに来てくれるお客さんのほうがいい」
キサキはそう言って笑っていた。
確かに金があれば何でも出来るだろうが、それをわざわざ自慢する男性は、一般女性だけではなく風俗嬢にも嫌われるのだ。
ケース3.掲示板の書き込みに踊らされて
「聞いてくださいよ!」
俺が質問する前にそう言ったのは、同じくデリヘル店で働くクルミだ。
「私本番させてないのに!」
かなり怒っている様子だが、よくよく話を聞いてみると、どうやら某掲示板に『ヒトミは本番させてくれる』と書かれていたと言う。
こんなことを書く理由は、同業者の妬みや、過去に本番を要求して断られた客の逆恨みによるものがほとんど。
だがそれ以上にクルミが怒っているのは、その掲示板の内容を鵜呑みにしてやって来た客だった。
「無理やり押さえつけて、しかも生で入れようとするって最低じゃないですか!?」
聞けばその客、「掲示板に書かれてるんだからさせてくれるんでしょ?」と詰め寄り、クルミが「出来ません」と断ると、「俺には出来ないのか!?」といきなり襲い掛かってきたそうだ。
「頭きたから蹴飛ばして服持ってホテルのフロントに逃げましたよ」
彼女はフロントに事情を話して着替え、すぐにスタッフへ連絡し、迎えに来てもらって店に戻ったそうだ。
「そりゃぁ嫌がらせで掲示板に書き込む人も悪いけど、それを鵜呑みにして要求する人も最低ですよ」
当然、その客はめでたくNG客に認定され、クルミは仲の良い他店の女の子にもその話をしたそうだ。
「掲示板の書き込みを見てるヤツにろくなヤツはいませんよ」
確かにネット上の情報は役に立つこともあるが、不特定多数が書き込んでいる以上、鵜呑みにするのは頂けない。
それらはあくまでも参考程度に留め、店のルールを守って遊ぶのが当然のマナーだ。
ケース4.贈られたプレゼント
続いてはホテヘル店で働いている紗枝に話を聞いた。
今回は少し趣向を変えて質問してみた。
「よく客からプレゼント貰ったりするでしょ?どんなのが嬉しくてどんなのが嫌だった?」
「もう、最悪な人がいたんですよ」
彼女はいきなり大きな溜息をついた。
まず紗枝が貰って嬉しかったプレゼントを挙げていこう。
・商品券
・好きな食べ物の出前
・待機所に持って帰って食べられるホールケーキ
そしてプレゼントとは異なるが、下記は番外編だ。
・「プレイしなくていいから」と、何もせずにホテルで休ませてくれた。
「そう言ってくれると申し訳なくなるけど、やっぱり嬉しい」
それが今までに貰った最高のプレゼントだと言う紗枝。
全くもって同感だ。
俺は人格者であるこの客を賞賛したい。
風俗嬢とはいえ、内面は普通の女性と何ら変わらない。
ならば、女性を気遣える男性こそ好かれるのが真理だろう。
その一方で、紗枝が「もう来ないでほしい」と言うほどの“NGプレゼント”を贈った客もいた。
・紗枝が毎週買っている雑誌
「私が言ってないならまだ分かるけど、最初から『毎週買って読んでる』って話してるんですよ?しかも発売日を過ぎてからだし…」
・男物の短パン
「『これ穿いてプレイしよ』って言われたんですよ!しかも値札付き!もう意味が分からない…」
・プレゼントを贈った後、「サービスしてくれるよね?」
「プレゼントをあげたからって見返りを求められると一気に冷めます」
そのようなNGプレゼントを贈った客の中には、以前から指名してくれていた客もいたのだが、プレゼントの一件でNG客に降格、接客をお断りしたそうだ。
「それと、一番最悪なのはプレゼントと引き換えに本番を要求する客ですよ!ホント馬鹿にしてますよね!」
かなりご立腹の紗枝。
あなたが風俗嬢にプレゼントをする際には、しっかりとリサーチしてから贈るようにしよう。
ケース5.渡された飲み物
これまでに登場した4人の女の子以外からも愚痴がこぼれたのは、客の“要らぬ親切心”に対してだ。
風俗嬢たちはホテルや客の自宅へ派遣された際、接客時に飲み物を出されることが多いそうだ。
普通なら缶やペットボトルのジュース、百歩譲って酒なのだが、彼女たちから「ありえない!」と大バッシングを受けたのは…『飲みかけの飲み物』だった。
とある客は、飲みかけのペットボトルを平気で渡し、本人は冷蔵庫から新しい飲み物を取り出したそうだ。
とは言え『接客だから』と、女の子はその場では笑顔で受け取るのだが、風俗嬢は飲みかけの飲み物は絶対に口にしないらしい。
「飲みかけなんて何が入ってるかわからないし、絶対イヤ」
以前、飲みかけのペットボトルに睡眠薬を入れられた女の子は、
「それ以降、飲みかけは絶対に飲まないようにしてます」
と警戒心を露わにしていた。
気の強い女の子は、
「笑顔で受け取ってその場で捨ててやりました(笑)」
と笑い話にしていた。
そもそも男性も、いくら可愛い女の子でも「これ飲んでいいよ」と飲みかけを渡され、目の前で新品を取り出されたら気分が悪いだろう(中には喜ぶM男もいるだろうが)。
ジュースなどたかが100円程度だ。
何も1,000円、10,000円を取られているわけではない。
だが、何故か飲みかけを渡す客はかなり多いそうだ。
飲み物くらいはケチケチせず、労いの意味でも女の子に新品を出してあげるようにしよう。
それだけでも好感度は確実にアップする。
「飲み物はいくら貰っても困らないし、ジュース1本でも出してくれる人なら接客もちゃんとしようと思うよ」
特にデリヘル嬢は車での移動が多く、ペットボトルを1本貰えるだけでも好印象を与えられるのだとか。
「ペットボトルなら移動中も飲めるし、買う手間も省けるからありがたいです」
たかが飲み物1つで、彼女たちは客のタイプを量る。
風俗嬢をホテルや自宅へ呼ぶ際には、気遣いを忘れないようにしよう。
最後に
さて、これまでは代表的な5つのエピソードを紹介したが、それ以外にもNGなケースはまだまだ存在する。
そこで、特に多かった意見を以下にまとめた。
嫌な客のチェックリスト
質問をしても答えない
イソジンが嫌だとうがいをしない
ホテルで食事後に歯を磨かない
店外デートの誘いがしつこい
アドレスや電話番号を教えろとしつこい
彼氏気取りをしている
脱いだ下着を勝手に触ったり、断りもなく匂いを嗅ぐ
勝手に携帯を見る
基本プレイに無いプレイの要求
持参したオモチャでのプレイの要求
執拗な指入れ
あなたは、上記の中で当てはまる行為があっただろうか?
もし該当していたのなら、今日からはその行為を止めることだ。
あなた自身が客として彼女たちに流れを任せ、少し気を配るだけでも十分に好感を得られる。
そうして何度か会っていれば、たとえ連絡先を聞いたり、店外デートに誘ったとしても断られる可能性は低い。
彼女たちが嫌がるようなことをしていると、基本プレイすら手を抜かれ、会話だけで時間を稼ごうとする女の子も現れる。
優しくすればそれだけ、その優しさは返ってくるのだ。
今のあなたは“NG客”に認定されず、楽しい風俗ライフを送ることが出来る。
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