
毎日新聞 1月22日(水)14時12分配信
混浴が絶滅の危機にあると聞いて、なぜか胸がチクリと痛んだ。大切なものが失われる感じがして。でも、そもそも日本人にとって混浴文化って何だろう。失ってはいけないものなのか。太平洋を望む露天風呂につかりながら考えた。【小国綾子】
【男性も女性も、老いも若きも、み~んな一緒】露天ワイン風呂で乾杯
入るべきか、入らざるべきか--それが問題だ。
静岡県東伊豆町の北川温泉にある公営露天風呂「黒根岩風呂」。簡素な女性脱衣所から混浴の風呂をのぞき見れば男性ばかり3人。女性はいない。いくらバスタオルを巻いてよいと言われても「男湯」状態に一人で切り込むのはツライ。仕方なく女性専用風呂で「仲間」を待つ。15分後、カップルがふらり。混浴風呂を見れば、先ほどの男性たちの姿はもうない。チャンス到来だ。
女2人に男1人。恥ずかしさが薄らいだのは「数は力」ということか。目の前はすぐ海。砕ける白い波の荒々しい音。すごい迫力だ。混浴の魅力を尋ねたら「一緒に入れること」と仲良い返事。私はお邪魔かな。
そこへ米国人の夫と日本人の妻の夫婦が加わった。米国在住で、妻の里帰りの途中、海の見える温泉を求めてここを見つけたそうだ。「アメリカでは水着着用のスパの方が多い。僕は日本の温泉が好きだから混浴も平気だけどね」。日米風呂談議で盛り上がるうち、恥ずかしさはどこかに消えていた。
? 混浴風呂の数が激減しているという。「だから混浴はやめられない」などの著書のある温泉エッセイスト、山崎まゆみさん(43)は「正確な数は分からないが、この10年でも相当減りました。増改築の際、保健所の指導を受け、混浴を諦める宿が多い」と話す。なぜか。実は混浴、厳密には「違法」なのである。
へぇ、混浴って違法だったんか

混浴でオイシイ思いをしたためしが無いけどな・・・

総務省の調査で「会える確率35.8%」新型出会いSNSとは・・

コメントする(承認制です)