去年の12月…妄想でも夢物語でもなく、素晴らしい出会いを経験した。
何をどう勘違いしたのか…この中年エロオヤジと話をしてみたいという奇特な女性が現れたのだ。
私が時おり書いているズッコケ体験談を読んで、ハッピーメールの出会い事情について聞いてみたいとのことだった。
そして、私が『ただお茶を飲むだけの出会いもしている』と日記に書いていたので、取りあえず会うだけなら無害だろうと白羽の矢が立てられたのかもしれない。
現れたのは細身なのにナイスバディ、顔立ちも整っていて美しく、容姿スタイル共に★5と言える女の子だった。
「パフェが食べたい」とのことで、街中のケーキショップへ行くことにした。
彼女は22歳、短大を出てからは普通の会社に勤めている。
話し言葉はしっかりしていて好感度◎、サビ残が多いとの嘆きから正社員であることが窺える。
時おり上司への不満、辛辣な批判が出る。我が身を顧みることができ、少なからず勉強になった。
ハピメには3、4年前に登録し、学生時代は興味半分で割り切りをしていたこともあるが、今は仕事が忙しいのでしていないとのこと。
要は最近活動していないので、私を通じてハピメの現況を知りたいということのようだ。
彼女は割り切りを一旦離れたが、今自分が復帰すればどのくらいの評価を受けられるか、それを知りたかったのだろう。
学生時代の彼女は「定期」の男をキープしていて、生活には不自由していなかったらしい。
当時は別3(ホテル代別3万円)で会っていたこともあるとのこと。
まだ出会い機能に乏しかった当時、写メコンランキング常連の某氏と会った体験談なども聞かせて頂いた。
彼女はよく見ても美しい。私が去年会った女性の中では間違いなくナンバーワンだ。
外から見ただけだが胸は巨乳(Fカップとのこと)、ウエストも細くナイスバディ。
出会い系で写メを載せて割り切りの募集を出せば、今でも別3を惜しまない男もいるだろう。
だが、そんな男は札幌には少ない。
私のようなドケチ野郎が、出会いに不自由していないのが何よりの証左だ。
私は体験したハピメの実情を正直に話した。
定期希望のリッチユーザーは、1人お気に入りをキープすればハピメに用は無い。
私のようなレギュラーユーザーは、相手がどんなに魅力的でも、自分の枠を守らなければ金がいくらあっても足りない。
彼女の表情に落胆が浮かんでくるのが見えた。
私が会った数人の女性から聞いた話では、ハピメで稼ぐのは難しいそうだ。
20歳前後の若い女性でも、1日3人に会って貰えることは滅多に無い。
30代にもなると、1日中サイトで募集して1人も会えないことすらあるという。
現在の札幌では割り切りをして稼げるのは20代だけ、これは男から見てもその通りだと思う。
ならば、正社員の地位にある女性が、割り切りの世界に興味本位で迷い込むのは絶対に得策ではない。
割り切りの常連である私が「援はやめときなはれ」と説得するのは滑稽なだけ、私は話題を散らしてその場を収め帰ってきた。
私は彼女と『アダルトで出会いたい』と心底思ったが、おそらくそれは叶わないことだろう。
それでも、会って話をするだけで充実した気持ちになれる。
こんな時間を得られただけでも有り難いことだと思った。
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