毎日新聞 12月24日(火)11時17分配信
キャバクラや風俗店への客引きだけでなく、路上に立つ客待ち行為も禁じた愛知県の改正迷惑行為防止条例が、施行されて半年がたった。条例の効果で、客引きは姿を一度消したが、捜査の目を逃れるため、黒服から普段着に姿を変え、繁華街に戻りつつある。飲食店や捜査関係者からは、早くも規制強化を望む声が出始めている。【三上剛輝】
「居酒屋どうですか」。20日午後11時。忘年会などでごった返す名古屋市中区錦の歓楽街「錦三(きんさん)」を歩くと、チノパンにダウンジャケットの男性(28)がメニュー表を手に声を掛けてきた。居酒屋やカラオケ店への客引きは規制の対象外だ。だが、耳を傾けると声を小さくして「キャバクラ、風俗も案内できますよ」。
男性は5月、同条例の施行を知って「摘発されるかもしれない」と、客引きから建設会社に転職したが、秋に復帰した。「当初より取り締まりが緩くなったと聞いた。捕まっても罰金を払えばいいし、罰金分を差し引いても、こっちの方が稼げる」。復帰後、多い時で月50万円の収入があるという。
県警保安課によると、6~11月に同条例違反で逮捕、書類送検されたのは33人で、施行前の1~5月の12人から急増した。錦三など栄地区に約300人いた客引きは一時激減したが、最近は100人程度まで盛り返してきたという。以前よく目にした黒服は消え、男性のような普段着が目立つ。居酒屋の男性店長(35)は「黒服がたむろする怖い街のイメージはなくなったが、客引きの実態が分かりにくくなった」と話す。
このため、規制強化を求める声も出てきたが、「夜の街の需要がある限り、客引きはなくならない。仮に規制が厳しくなったら、また知恵を絞りますよ」とあざ笑う風俗店の客引きもいる。
全国有数の歓楽街・歌舞伎町を抱える東京都新宿区は9月、客引きと客待ち行為を全面的に禁止した。捜査関係者は「私服の客引きが横行するなら、愛知でも同様の措置を検討した方がいい」と、居酒屋やカラオケ店も規制対象として検討する考えを示した。
◇愛知県迷惑行為防止条例
キャバクラや風俗店への客引きを禁止し、路上に立っているだけでも違反となる。6月に施行し、錦三を含む栄地区▽名古屋駅西の椿町地区▽豊橋市の松葉地区が対象だ。違反者には県公安委員会から再発防止命令が出され、違反を繰り返すと、懲役6月以下もしくは罰金100万円以下が科せられる。
【出典:Yahoo!ニュース】
しつこくて態度悪い客引きは消えてほしいけど、中には親切な客引きもいるんだお
4,000円のキャバをポケットマネーで半額にしてくれたあのおっちゃん、元気かな・・・

私服の客引きって一目じゃ分かんないよな
女の子に話しかけてるとナンパにしか見えん

総務省の調査で「会える確率35.8%」新型出会いSNSとは・・

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