あれはまだ私が大学三年生の頃。
バイト先が潰れて独り暮らしだった私は…特に焦らず、だらだらと学校に通っていた。
親からの仕送りあるしぃ、奨学金もあるしぃ!
生きていく上で、働く必要がなかったのである。
しかも同居人が住み着いていたので、生活費として三万くらい摂取していたwww
でも学校だけだと暇…そんな時、郵便ポストに怪しげなチラシが入っていた。
なんでも時給三千円!うわっ怪しい~!!
10代とはいえ、なぜかそっち関係には敏感だった私。
これはネタになりそうだと鼻がヒクヒク♥
「飲みの席で話せるネタが出来たな…」とニヤつきながら、早速電話してみる。
面接場所はマック!怪しい~!!
皆も知ってると思うけど、私が受けたのはDMMライブチャット。
少し前によくCMで見ていた。
面接はつつがなく終了。
当たり前だ。
この業界に必要なものは愛想とおべっかと勢いなんだから、実際にやってみないと使えるかどうかわかんないのだ。
私は体験してみたかっただけ、いわば「冷やかし」であるwww
案内されたのは、アパートの一室だった。
面接してくれたのは男性だったが、夫婦でやってるらしく奥さんがいた。
ほんとに奥さんだったのかな?w
そんでダックス(犬)もいた。
私は犬が大好きなんで、思い切りナデナデしてやった。
今思うと、『あれは女の子の緊張を解すためだったのかな』と穿った考え方をしてしまうwww
小部屋が三つほどあり、他にリビングキッチンがあった。
部屋の中にはパソコン、ソファー、クッションが一つずつ。
めっちゃ簡素♥
私は一つの部屋に案内されて、名前とキャッチフレーズを決めてもらった。
自分で考えても良かったのだが…めんどくさい(笑)
私の部屋は覗けるけど、新人なので入室を制限して頂いた。
人が入ってこない状態を「待機」と言う。
パソコン上には、覗いた人の名前が表示されていた。
DMMライブチャットは顔出し、顔出しNG、エロNGと色々な条件があるらしい。
顔出ししないと誰も入ってこないし…エロNGよりエロOKのほうが歩合もいいので、流れていく女の子が多い。
私もナンバー嬢を見たけど、みんな顔出しで下着姿だったwww
チャット嬢さんたちは、キャミ姿で笑顔を振り撒いていた。
ライブチャットのシステムはSkypeと似たようなもの。
カメラに映った映像を見て、お客さんは部屋に入るかどうかを決める。
おっぱいは写していいが、局部はダメらしい。
ただの会話ならSkypeすりゃいいんだから、ライブチャットはエロの宝庫である。
画面越しに一人エッチなんぞ死ぬほど恥ずかしいのだが…www
でもチャット嬢さんたちは、自宅でやってる人がほとんどなので大丈夫らしい。
『何が大丈夫なんだ…』と思ったことは秘密である。
ライブチャットは歩合制なので、客が付かなかったら給料はナシだ。
人気嬢さんは月何十万も稼ぐらしいが…一分100円だかで一時間も繋ぐ奇特な客なんてほとんどいないんじゃないか?
一時間繋いだらヘルス行ける金額じゃないwww
つーか時給三千円てwww
それってかなり売れっ子だろ!あふぉか!!
う~ん…私、エッチのほうが恥ずかしくないかも。
逆に画面越しのほうが恥ずかしいwww
一時間くらい体験して、お断りしました♥
そんなこんなで、私のライブチャットデビューは瞬速で幕を閉じたのであったwww
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