読者投稿30代後半の男性

　僕はハワイが好きである。

　とは言っても３回しか行った事がないから、ハワイフリークからしたら鼻くそ程度である。

　悪友とハワイに行った時の話である。

ストリップどうですか？

　昼間に散々遊び倒し、夜も散々飲み倒し、悪友は大満足顔でベッドで熟睡している。

　だが、酒の強い僕はまだまだ飲み足りなかった。

　そこで夜のハワイの町へ出た。

　コールガールを冷やかしながら、何処で飲もうかと物色していた。

　すると１人のキャッチらしき男が近寄ってきて、

「ストリップどうですか？」

と声をかけてきた。

　僕はストリップなどに興味はない。

　しかしここはハワイ、もしかしたら憧れの『ポールダンス』が見れるかもしれない。

　僕は聞いた。

「ポールダンスあるの？」

「オフコース！」

　男の車に乗り込むと、繁華街から離れた場所へ連れていかれた。

　店内に入るとバーのような作りだったが、奥に行くと憧れのポールダンスをやっていた。

　ちょうど僕の胸くらいの高さのステージで、女の子達が艶かしくポールと戯れている。

　その周りでは、10＄札を握りしめた男達が女の子をガン見している。

　気に入った女の子のブラジャーやパンツにお札を入れると、目の前で胸をはだけてくれたり、股を拡げてご開帳をしてくれたりするシステムだ。

　店内を見回すと、日本人は僕しかいないようだった。

　拙い英語でドリンクを頼み、10＄札に両替して僕もその輪に入った。

　僕は金髪には興味がない。

　黒人系にも興味はない。

　東洋の血が混じっているであろう黒髪の女性の前に陣取った。

　顔はかなり好みである。

　しかも巨乳で大好物のTバック（基本的に皆Tバック）。

　初めてのポールダンスにかなり興奮した。

　日本のストリップとは距離感も臨場感も段違いである。

　僕の10＄札はドンドン消えていった。

　だが、さすがに見ているだけではいささか飽きてくる。

　僕は店内のカウンターに戻り、遠目からポールダンスを眺めることにした。

　そこへ先程まで僕がご執心だった女の子がやって来て、休憩中なのかカウンターで飲み始めた。

　僕は思い切って彼女に話しかけた。

「プライベートダンスOK？」

　映画なんかで見るあのセリフである。

　大金持ちのセレブなんかが、ストリッパーを自分の部屋に呼び、自分のためだけに踊ってもらうアレである。

　かなり思いきったが、旅の恥はかき捨てである。

　彼女はちょっと考えた後、

「OK、友達も一緒にいい？」

と言ってきたので3P上等、いや大歓迎だったので「OK」と答えた。

脱ぐのはチップ、触るのもチップ

　案内されたのは広めの部屋。

　恐らくVIP用か何かに使う場所なのだろう。

　連れられて来た別の女の子も東洋系の美女、またしても巨乳だ。

　そしてプライベートダンスが始まった。

　今度はステージ上ではなく、彼女達は僕の膝や股間の上に自分の股間をすり付けながら踊っている。

　大きなオッパイが目の前に４つ。

　至福のひと時である。

　勿論、脱ぐのにも触るのにもチップを要求され、お金を湯水の如くドンドン使った。

　映画などで見た夢のような光景に、お金の事は気にならなかった。

　彼女達は性的サービスを一切しないので、僕の股間には触ってこない。

　股間に股間を擦り付けたり、お尻を擦り付けたり、胸を擦り付けたりするだけである。

　それでも、僕は今までに無いような興奮を覚えていた。

　そしてついに、彼女達の股間の擦り付けだけで逝ってしまったのである。

　勿論パンツは穿いたままである（中学生の夢精か）。

　恐ろしく出てしまったような気がする。

　かなり興奮していたからだろう。

　ハワイの夜景を見ながらふと思った。

（大人への階段をまた一歩登った）

　使った金額は日本円にして５万超。

　挿入は無しだが、それ以上の興奮と快感を得ることができた。