読者投稿30代後半の女性
私の知人に、「トン子」と呼ばれている子がいた。
ちょっと太っていて物静かな子だ。
トン子は19歳で結婚した。
できちゃった結婚だった。
周りは「あの物静かなトン子ができちゃった結婚!?」とビックリしていた。
それから数年後、男の子を連れたトン子に偶然会った。
トン子は変わっていた。
少し痩せて、下品な化粧をして、タバコを吸って、子供のことを「ガキ」と言っていた。
私「なんか感じ変わったね?なんかあったの?」
ト「そう?彼氏出来たからかな♪」
私「…彼氏?旦那さんは?」
ト「いるよ。でも離婚して今の彼氏と再婚するんだ」
私「そうなんだ…旦那さんは何て言ってるの?」
ト「別に~旦那も女いるみたいだしさ~」
私「そうなんだ…子供は?」
ト「旦那の親が面倒みるんじゃない?よくワカラナイ」
私「……今の彼氏は子供のこと何て?」
ト「あ~結婚のこと言ってないからさ~ガキいることも知らないんだ」
私「……は?(-_-)」
詳しい事情はこういうこと。
ネットでメル友になった、自称「東京都在住の38歳独身男」と付き合っているそうだ。
男と実際に会ったことは無く、独身と嘘をついている(もちろん子供のことも内緒)。
お互いに写メを交換済みで、電話はしたことがある。
メールや電話で結婚の約束もしているとのこと。
その後…。
私と会ってから、スグに離婚して東京に行ったトン子。
旦那からムシリ取った、少しの金と着替えだけを持って行ったトン子。
東京に着いて、いざ“彼氏”に電話したら、「え?!マジで?ごめん!今忙しいから!」と言って電話を切られたトン子。
その後、何度電話しても理由を付けて会ってくれず、しまいには電話もメールも繋がらなくなったトン子。
よく考えたら、“彼氏”の詳しい住所を知らないことに気付いたトン子。
名前と写メしか手がかりの無い彼を探すため、手当たり次第、知り合いに金の無尽をしたトン子。
もう誰もお金を貸してくれないことが分かると、東京から離れた寮付きの工場で働きながら、本当かどうか分からない名前と写メだけを頼りに東京中を探したトン子。
『自分の外見が悪いせいで彼が逃げた』と思い込み、整形するために風俗で働いたトン子。
東京に行く時、子供を施設に預けてきたことが周りにバレて、友達が去っていったトン子(まだ男の子は施設にいる)。
現在…トン子は他の男と結婚し、東京に住んでいるらしい。
子供を捨てたと知った時、トン子に
「ザ・ノンフィクションに出れば?」
と皮肉を言ったら、
「そんなもんに出たら周りの男が引くじゃんアハハッ」
と笑ったので友達やめました。
「本気で大好きな彼氏はメル友」離婚して会いに行った女の狂気
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