
某SNSで遊んでいる時、20代の女性から
「もう死にたい。」
とメールが届いた。
彼女は自傷した手首の写メを日記にアップするお茶目な子。
よく「大好き」とメールしてきてくれた。
写メも送ってくれた。
多分4割増しなんだろうが可愛かった。
俺はくだらない日記を書いていただけだった。
俺の日記を読み、数回のメールのやり取りで、こんな素敵な女性から好意を持たれるとは…。
さすがキチg…いやありがたい話である。
俺は『すぐに返信しなければ!』と思っていたが、忙しくて簡単に返信してしまった。
「了解です。お疲れ様。」
最悪のタイミングだった。
俺にもう少し時間があれば、気の効いたフレンチジョークでも言ってあげたのに。
俺はその時、ネットゲームの畑を襲う芋虫モンスターを15匹殺すミッションで忙しかった。
そんな状況下では仕方が無かった。
緊急性を要するミッションを終えると、次は「30匹殺してこい」と言われて、何このクソゲーとイライラしていた。
タイミングという問題はいつも付きまとう。
例の彼女から、また最悪なタイミングでメールが来た。
「どうして冷たいの。もうやだ。」
俺はこの時、28匹目の芋虫モンスターを殺している最中に、他のプレイヤーが俺の近くに来て
「こんにちは!パーティー組みませんか!」
と言われて返答しようとしているところで、また別のプレイヤーが俺の狩っている場所で狩りを始めたため、
「ちょっと!そこ俺が狩ってんだけど!!」
と言うと
「お前だけの場所じゃねーだろ」
と言われたので、誘われていたパーティー要請をキャンセルして、このプレイヤーにしつこく個人メッセージで「ゲロの臭いを思い出せ」と送り続ける嫌がらせをしている最中だった。
俺はそんな多忙な中、彼女に返信した。
「色々あるよ。」
自分の中では非常に深い、優しいメールのつもりだった。
その後、返信は無かったので安心していた。
そしてゲームを終え、エロサイトで今夜のおかずを吟味していた。
このタイミングで再び彼女からメールが来た。
「私ってうざいもんね。もう嫌だ。さようなら。」
俺はエロ動画を探す手を止めた。
俺の中の天使が言った。
「彼女は寂しいだけなんだよ。優しくしてあげなよ。そうしたら、おっぱいくらい見せてくれるかもよ」
俺の中のもう1人の天使が囁いた。
「優しくしてあげようよ。オナニー動画見せてくれるかもしれないし」
あ、俺、天使しかいないんで。
そして俺は優しいメールを作った。
俺の優しさは性欲に比例します。
「死にたいなんて悲しいこと言うからびっくりしたよ。俺が原因なら謝ることしかできない。」
俺はエロ動画を見ながらメールを送信した。
すぐに返信があった。
「ごめんね。寂しくて。嫌なメール送ってごめん。」
俺はすぐに返信した。
「じゃあ、お詫びにまんこ写メ送って」
すごく深いメッセージが含まれていた。
お前が「好き」と言っている男はこんなに最低な男なんだよ。
男というのはこんなにくだらない生き物なんだよ。
こんなのに振り回されるなよ。
まんこ見せて。
そんな深いメッセージだった。
しかし、彼女は素直にまんこの写メを送ってきた。
やっぱり狂っt…素直なんだなと思った。
俺はすぐに返信した。
「何かしゃべりそう」
まんこ写メの感想を素直に言った。
しばらくして、写メの添付されたメールが来た。
下半身をワクワクさせながらメールを開いた。
手首が血だらけの写メだった。
俺は落ち着こうとしつつも、焦る気持ちは抑え切れずに感情的なメールを送ってしまった。
「こんな写メで抜けると思ってんのかよ!!どんだけ男心わかってねーんだよ!!死んでやる!!」
彼女からの返信は無かった。
数日後、日記で元気に手首を切っていた彼女を見て安心した。
しかも別の恋愛ターゲットが出来ていた。
俺はそれを見て安堵すると共に、何か違和感を感じた。
(ひょっとして俺、彼女のことが…)
彼女とのメールのやり取りを見直し、写メをもう一度見て思った。
「やっぱり、何かしゃべりそう」
外道過ぎてワロタwwwwwwwwww

メンヘラ女は総じて面倒くさいよな
構って欲しくてしょうがないんだろうな

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