読者投稿50代前半の男性
数年前のことですが、私の実体験を書いていきます。
このイベントの是非を問うものではありません。
あくまでも体験談としてご理解ください。
紹介制肉便器サークル
重い扉を開け、暗がりに目が慣れると、そこには異様な光景が広がっていた。
5、6人の全裸の女が、四つん這いの体勢で、尻を高く掲げて後ろ向きに並んでいる。
ほの暗い灯りに照らされ、まるで蠢くような女性器だけが妖しく浮かび上がり、そこは既にぬらぬらと光っているように見えた。
彼女たちは、期待か不安か、小刻みに震えている。
イベントの男性参加者は30人ほど。
全員が集まるとスタジオの扉は閉められ、主宰者からの説明が始まった。
「今日のテーマは、『肉便器』です。女を人間と認めず、その性器を、ただ穴として使うこと。それだけです。男性の皆さんは、好きなだけ、好きな穴をお使いください」
ルールは、女に話しかけないこと(人間扱いをしないこと)、女の身体に傷を付けないこと、必ずゴムを着用すること。
その他はマナーとして爪を切り、一戦ごとにシャワーを浴びることくらいだろうか。
主宰者が開始を宣言すると、シャワーを浴び終わった男から順に、女の身体に群がり寄った。
1人の女を3、4人の男が取り囲み、乳を嬲り、尻を撫でまわし、性器を広げている。
その横の女は既に後ろから挿入され、別の男に口を使われている。
向こう側では、仰向けにされた女に男が覆いかぶさり、正常位で激しく腰を振っている。
話し声ひとつしない。男たちは誰もが無言だ。
ただ女の喘ぐ声だけが、いつ終わるともなくスタジオに響いていた。
イベントの主宰者と私は友人だった。
私はSM系、彼は複数プレイ系、そこに違いはあれど、同じ変態仲間で年齢も私と変わらない。
たまたま都内のハプバー(ハプニングバー)で同席した際、「こんな企画があるんだが、参加しないか」と誘われた。
彼が主宰しているのは、あくまでも営利性の無いサークルだ。
このイベントも、実費を男性参加者で頭割りするわけだから、せいぜい負担するのは1人5,000円程度だろう。
もちろん、女にもギャラなどは発生しない。
女も皆、イベントの主旨に賛同して集まったのだ。
その代わり、参加者は厳しく吟味されている。
参加するためには、サークル所属者の紹介が必要だ。
もしルールを破れば、紹介者も責任を取って退会しなければならないのだから、「ただの知り合い」というレベルでは紹介できない。
互いに秘密を共有し、大人の遊びを理解できる“仲間”であることが求められる。
宴も酣となり、剛の者は2度目、3度目に取り掛かっている。
そうでない者は休息を取り、自らの肉棒の回復を待っている。
狂い出した女の呻きと嬌声が木霊するスタジオに、女の淫水と男の精液の匂いが充満してきた。
傍らで女の尻を抱える主宰者に目配せし、私も席を立つ。
さて、そろそろ取り掛かるか。
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