
それは半年ぐらい前のこと。
とある援デリ嬢と●●駅にて待ち合わせ。
今すぐ行きますから…。
まさかの約束の時間にメールが。
普通、「少し遅れます」みたいな内容だろう。
確実に会いたいから電話番号教えてもらえますか?
普通は服装を教え合わない?
こういう時のために捨て携帯を持っている私は、そっちの番号を教える。
今電話しているので、ちょっと待って下さいね。
電話をしながらメールを打っている…つまり、向こうも携帯を2つ持っているということだ。
今から電話かけますね。
そんな確認要らないんですけど。
「もしもし、●●(私)さんですか?」
「はいそうです」
「もう少しで着きますから。着いたら、また電話しますね」
この時点で30分の遅刻。
「着きました」という電話の後、「●●さんですか?」と声をかけられる。
案の定、写メとスリーサイズは真っ赤なウソ。
『ちょっと遊んであげよう』というイタズラ心が芽生えた私。
そのままホテルに直行。
シャワーを浴びて、ベッドへ。
「ここ(ベッド)に仰向けに寝て!」
強い口調になるのは、援デリ業者の特徴だ。
「どういう意味?なんで仰向けになるの?」
わざとらしく聞いてみる。
「どういう意味って、やることは一つでしょう!」
かなりイライラしている様子。
「なんか違うんだよなあ」
しらじらしく言ってみる。
「じゃあ、私が寝るから。責められるのが嫌なら責めて!」
「何その態度?なーんか、雰囲気ないなあ」
少し悩んでいるようなそぶりを見せた私。
「やっぱ、帰る」と言った途端、「おい、逃げる気かよ!金払え!」と言われた。
美人局どころか、それ以前に脅迫じゃないか。
「あの!それ脅迫じゃないの?」
「ふざけるな、警察呼ぶぞ!」
言ってることがメチャクチャ、警察を呼ばれて困るのは相手のほうだ。
「ああ、はい、呼んでもいいですよ」
「ほんとに呼ぶぞ!」
そう言いつつ、女は援デリ業者らしき人に電話をかけている。
これ以上関わるのはごめんだと思った私は、ホテルのロビーで警察に電話をかける。
「お金取られそうです。なんか、怖い人が来て殺されそうです」
警察が来ると思った女は、「くそ!覚えてろよ!」と捨て台詞を残し、そのまま退散。
あー怖かった。
もう援デリ業者はごめんです。
コメントする(承認制です)