元手ゼロ、身体1つで始められる『売春』は、何らかの理由で真っ当な仕事に就けない、あるいは金を求める女性たちが最後にたどり着く“仕事”である。
数多くの売春行為が繰り返される中、「援助交際」、「割り切り」という2つの言葉も誕生した。
「援助交際と割り切りの違いを教えてください」
そう質問されたなら、あなたはハッキリと答えられるだろうか?
この記事では、「援助交際」と「割り切り」の違いについて解説していく。
売買春絡みの法律に関しては、趣旨と異なるために割愛する。
ちなみに、俺は売春行為を肯定しておらず、否定しているわけでもない。
あくまでも「中立」という立場で、この原稿を執筆したことを付け加えておく。
「援助交際」とは?
以下、『ウィキペディア』より引用。
援助交際(えんじょこうさい)は、女性が金銭等を目的として交際相手を募集し、性行為などを行う売春の一形態。18歳未満の女性が行なっている場合も多く、しばしば児童買春問題として取り上げられる。広義には一時的な交際の対価として金銭の援助を受ける行為そのものを指し、また必ずしも性行為は伴わない。援交(えんこう)と略称することがあり、隠語として、漢字は同音の円光と書くこともある。
言葉
かつては日本の若者が使う売春の隠語であった。しかし1996年に刊行された『援助交際 - 女子中高生の危険な放課後』(黒沼克史)がヒット、同年の流行語大賞にも入賞したことから社会的認知が進み、現在では隠語として成立しない。
そのため、現在は別の隠語が存在する。例えば援助交際を「円光」「¥」「サポ」(サポート)「○」(円=援助)などと表現する場合があるほか、「ホ別3」(ホテル代は別で3万円、の意)或いは金額を「ゆきち5」(5万円の意)などの言葉で遠まわしに援助交際を表現する場合がある[1]。なお、女性が金銭を支払う交際の場合は逆援助交際、逆援、逆サポなどと呼ぶ場合がある。また性行為を伴う援助交際を特に「ウリ」(売り、の意)と呼び区別する場合もある。
援助交際の定義を見ると、主に18歳未満の女性による売春行為の名称であることが分かる。
「割り切り」とは?
以下、『Yahoo!辞書』より引用。
割り切ること。例外などを無視して、きっぱりと結論を出すこと。「仕事上の付き合いだと―が肝心」
出会い系サイトにおける「割り切り」とは、「金銭を伴う関係」を指すのだが…。
ぶっちゃけ、どっちも同じじゃね?
そう思いつつ、早くも論理が破綻しかけたのだが、1つの光明が見えた。
主に出会い系サイトで使われる「割り切り」という言葉は、もともと正式な使用方法ではない。
『売春』から派生した俗語である。
そして、「割り切り」という言葉を使う人は、圧倒的に年配の女性が多い。
結論
根拠が無くて申し訳ないが、俺の中の違いはこうだ。
「援助交際」= 18歳未満の少女による売春
「割り切り」= 18歳以上の成人女性による売春
そもそも、この記事を書いた発端は、『売買春』関連の記事を書く際、援助交際と割り切りをどう使い分ければ良いか迷ったことにある。
完全なる自己解決だが、ようやくスッキリした形になった。
結論付けたのはいいけど、カテゴリーでは「援助交際」にしちゃってるし、整理しなきゃいけない感じだな…。
記事数もそこそこあるし、めんどくさいけど仕方ないか…。
というワケで、ちょっくら整理してくる!じゃあまたね!
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