【EGweb】運営者江川
健全な男性諸君にとって、風俗は現代社会のオアシス。
日々のストレスを解放するために、足を向ける男性がいても不思議ではない。
特にサラリーマンの中には風俗好きが多く、生活費を削ってでも、借金をしてでも通い詰めるケースが続出中だ。
彼らの姿は、不況下で生きる苦しさを如実に表しているのかもしれない。
男性は、「ギャンブルと風俗が借金地獄の始まり」と言われている。
彼らは逼迫した状況の中、なぜ風俗に通い続けるのだろうか?
俺は借金問題に悩む、3人の男性に話を聞くことができた。
悪循環を続ける彼らの風俗事情を追う。
ケース1.A氏(37歳)
「ちょくちょくキャッシングで借りてたら、いつのまにか借金が100万円になってました…」
こう語るのは会社員のA氏。
そもそも彼が借金を抱えることになったのは、パチンコがきっかけだったという。
「妻にはギャンブルのことを注意されてたんですが、仕事が忙しくつらくて手を出したんです」
A氏にとって、パチンコは風俗への導線に過ぎなかった。
次なる現実逃避の場を求め、ヘルスに通い始める。
「子供が2人いて、住宅ローンがあるのも分かってたんですけど…」
金を返せなくなり、返すためにまたキャッシング。
典型的な自転車操業は悪循環しか生まない。
それでもヘルスに通い詰めた結果、現在の借金苦に陥った。
「今のところ妻にはバレてませんが、もしバレたら離婚かも…」
そう力なく嘆くA氏だが、言ってしまえば自業自得である。
汗水垂らして働くサラリーマンにとって、風俗はそれほどまでに魅力的に映ったということか。
ケース2.B氏(34歳)
とある事情で風俗通いがバレてしまったのは、同じく会社員のB氏だ。
「最近、緊急入院したんですが、全治6ヶ月と言われまして。職場の書類が自宅に届くことになったんです」
入院中、奥さんに「書類は開けていいから」と伝えたところ、中に入っていた給与明細から借金が発覚。
借金総額310万、時期は1年半前だった。
「その後はもう、芋づる式ですよ…」
ある日、奥さんが気にかけたのは、車の中に放置されていた鞄。
それを無用心に思って持ち上げた際、小銭の音が聞こえた。
鞄を開けてみると、デリヘル嬢の名刺が数枚、ラブホテルの割引き券が多数、コンドーム、マッサージオイルなどが続々と出てきた。
驚いた奥さんが、B氏の出張時の鞄も調べてみると、風俗店の会員証が数枚、それも直近のハンコが押されている。
定期的に通っている証拠だ。
さらに、偽名で書かれた医療機関の受診証も発見。
処方されたであろう、バイアグラの空シートも多く入っていた。
「共働きで、給与振込口座は嫁に渡していたので、給与明細は今まで見られなかったんです。出張も職業柄仕方ないので、怪しまれる様子もなかったんですが…もう無理でした」
B氏が入院中のこと、奥さんに「病院で性病の再検査って言われてびっくりしたんだけど、風俗とか行ってないよね?」とカマをかけられた。
当然、「行ってないよ」と答えるB氏。
嘘をつかれた奥さんが激怒、病室で大声を出して暴れ出し、看護婦や他の入院患者までもが諌める事態に発展した。
その日以降、奥さんは口数がめっきり減ってしまった。
「それが逆に怖い」とB氏は言う。
「何を考えているのか分からないのが怖い。多分嫁は私がちゃんと謝るのを待っていると思うんですが…近いうちに全部話して謝ります」
B氏は無言になった奥さんの様子に怯えながら、正式に打ち明けるタイミングを伺っている。
そもそも、借金返済のめどはあるのだろうか…。
ケース3.C氏(42歳)
最後はC氏、彼はかなりエグいエピソードを持っていた。
「今年に一回り年上の妻と結婚して、それなりに幸せだったんです」
奥さんの父親は、末期ガンで闘病中だった。
あろうことかその最中、C氏は知人や友人から金を借りて風俗に通い詰めてしまう。
実は、彼が奥さんと付き合っていた頃にも風俗通いが発覚している。
「その時は『生理的に受け付けないからやめてほしい』と言われました」
その後は改心を決意、奥さんと一緒にやり直そうと考えた矢先、B氏の借金が発覚。
新婚4ヶ月での修羅場となった。
実はC氏、風俗通いがやめられず、知人や友人の他にも、サラ金で400万円の借金をしていたのだ。
「10年くらい前に借りたんですが、どんどん膨らんで返済が追い付かなくなりました。それでも今は200万くらい返しましたが…」
C氏は奥さんに預けている口座以外にも、10万円分の給料が振り込まれる口座を持っており、現在はそのお金を使って返済しているとのこと。
とは言え、利息分で10万円も消え、完済するまであと何十年かかるのか…と嘆く。
C氏の両親は、とある事情で絶縁中。
お金の相談をするなら奥さんの母親しかいない。
「お父さんは余命わずかな状態だし、そんなこと絶対に相談できない」
奥さんにはこう突っぱねられた、至極当然の話である。
「こうなったら一生懸命借金を返しつつ、風俗にはたまに行くくらいにします」
この男、全く反省していない…。
最後に
経済不況にある現代、世の男性には繁華街がより眩しく映る。
だが一歩間違えれば、踏み入れる先が“闇”になることも忘れてはいけない。
男性諸君、風俗のご利用は計画的に!
ていうか、ローンとかならまだしも、借金はできるだけしないほうがいいよマジで(現在オートローン中)。
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