
先月25日(土)『マハラジャ六本木』にて、子供が入れない大人のイベントが開催された。
ゴールドフィンガーの異名を持つ元カリスマAV男優「加藤鷹」さん。2014年にOLから老舗SMクラブに入店し、3,000人以上の奴隷を調教した現役女王様の「エリ」さん。
刺激的でバブリーなトークショーとなった。
マハラジャ六本木は、ナンパスポットとしても有名なディスコ。
ミラーボールから溢れるネオンの光とディスコサウンドが響く、騒がしくもどこか落ち着く空間だ。
アダルトビデオやSMクラブの裏話はもちろん、セックスや恋愛など、大人の男女の絡みと人間関係を熟知した2人がたっぷり語ってくれた!
当たり前の事をしつつ、自分がどう楽しみ、相手を満足させるか
加藤鷹さんは黒のハットとジャケットを着こなし、カッコ良さに磨きを掛けている。
女王様のエリさんは鞭やロウソクこそ持っていないが、今にもM男を調教しそうなキワドイ恰好で登場。
刺激的な時間を予測させる。
最初のトークは、加藤鷹さんとエリさんの『生き方』から。
アダルトビデオの男優とSMクラブの女王様。立場は違えど、成功するのは普通のサラリーマン・OLよりも難しそうだ。
プロになるにはテクニックや運だけでなく、心掛けも必要だろう。
なぜ2人は成功したんですか?
この疑問に、加藤鷹さんとエリさんはどう答えるのか。
言われた事をやるのは当たり前。さらに1歩…1ミリでも進めたかどうかです
AV男優に限らず、どんな仕事でも労働を対価にサービスを提供する。嫌な事もやらないといけない
だからこそ、自分が仕事をする時間をどう有意義に……そして楽しく出来るかです
加藤鷹さんは、この考え方がプロとして大切だと言う。
目の前の人は二度と会わないかもしれない…。だから、会わなくても後悔しないように仕事をします
と女王エリさんは語り始める。
性の仕事は、スキルでは越えられない「相性の壁」があります
その壁を越えるには、女王様と奴隷であっても私自身が相手に伝え、お客さんも受け止めるだけでなく一緒に壁を探して貰う
その為には、自分が飾らずに接する必要があります
一般の人たちも参考にすべき内容だ。
『当たり前の事をしつつ、自分がどう楽しみ、相手に満足して貰うかを考える』
これが2人の共通点だろう。
“本当の自分”を見せたい「先生」が、SMクラブにハマる

もちろん、伝説のカリスマAV男優と現役SM女王様が一緒に居て、アダルトの話題が出ないわけがない。
次のトークは、『SMにハマる人』。
SMクラブの客には、「先生」と呼ばれる人が多いそうだ。弁護士や医者、教師など、仕事の失敗が許されず、人に弱みも見せられない…。
そんな人たちがSMクラブにやって来て、“本当の自分”を見せていると言う。
SMは「初体験の気持ち良さ」に似ています
そう言う女王エリさんに、加藤鷹さんも納得の様子。
童貞にしろ処女にしろ、初体験のインパクトは大きいものだ。
幸せな初体験、二度としたくない最悪の初体験…。
人によって初体験の思い出は違うが、今後のセックスを左右する意味では同じだろう。
また、初体験の衝撃はその後のセックスでは得られないと言う。
処女だから初体験は感じなかったけど、後で感じるようになった
そういう話はよく聞きますが、生まれて初めて受けた衝撃やインパクトは「快感」とは別物です
と女王エリさんは語る。
SMクラブにハマる人は、遠い昔の童貞だった自分に戻り、もう一度女性に導かれるような体験をしたい…そんな気持ちがあるのかもしれません
そういう人が、“真正のマゾ”です
一般的なデリヘルやソープランドならまだしも、SMクラブに関してはまだまだ赤点のラビット・ペロ平。
自分の経験不足を実感した。
もし私が持ち帰ったら、どんな好奇の目で見られるんだろう?
トークショーの終わりには、2人のレアグッズが当たる抽選会が開催された。
加藤鷹さんのサイン入りDVDやエリさんが選んだお守りは、ファンでなくともゲットしたい珍しいアイテムばかり!
そんな中で注目を浴びたのは、女王エリさんが用意した「ガラス製の浣腸」。
実際にSMの調教でも使われているそうで、加藤鷹さんも現役時代に使用した事があるらしい。
そのアイテムを誰がゲットするのか?
抽選会は、その点に注目されながら進んだ…。
結局、ラビット・ペロ平は持ち前のくじ運の悪さがあり、抽選会は何も当たらず。
ガラスの浣腸は、加藤鷹さんのファンだと言う女性がゲットし、喜んでいた。
(もし私がガラスの浣腸を手に入れて持ち帰ったら、周りからどんな好奇の目で見られるんだろう?)
(こう思うのは、妖艶な女王様エリさんのアダルティックな話に、マゾ性を刺激されたからか?)
そんな妄想をしつつ、2人の偉人に挨拶をして六本木を後にするラビット・ペロ平であった。
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