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キャバ嬢を初来店で“お持ち帰り”する秘法!?キャバクラを出禁になった「催眠術師」の話

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キャバ嬢を初来店で“お持ち帰り”する秘法!?キャバクラを出禁になった「催眠術師」の話
ライターかえるくん東京オリンピックを救う

 キャバクラ嬢を初来店で“お持ち帰り”する超絶テクニック。
 最初に申し上げると、誰でもすぐにできる手法ではない事をご理解頂きたい。

 当然だ。そんな秘法があるのなら、キャバクラは閉店に追い込まれるだろう。
 だって、キャバクラはいかにヤらせずに長期戦に持ち込み、客から1円でも多く巻き上げるかというビジネスモデルなのだから…。

僕はその秘法を実際に目の前で見た。これは実話だ



イラスト「魔女」

 誰でもできる手法ではない。
 でも、キャバクラ嬢を初来店でお持ち帰りする秘法は存在する。
 僕はそれを実際に目の前で見た。これは実話だ。

 早くも結論。その秘法とは……







「催眠術」だ!!!

 催眠術を習得するには長い年月が必要だ。
 でも、今回の記事では催眠術の基本的なロジックを紹介したい。
 これは異性とのコミュニケーションにも効果を発揮する。

 そういう意味では、この記事はきっと読者の皆様の役に立つだろう。
 すぐにキャバクラ嬢をお持ち帰りする事は無理かもしれないが、催眠術の基本的な原理を知って損はない。

「催眠」の本質は高尚な学問であり、合理的で科学的なもの



 催眠術にネガティブな印象を持つ人も居るだろう。
 しかし、「催眠」自体は医療現場でも用いられる科学的な手法だし、その原理は心理学のロジックを基礎としたアカデミックなものだ。

 ただし、僕が会った催眠術師のように、世の中は“フォースの力”を善行に使う人ばかりじゃない。
 ダークサイドに落ち、ダースベイダーのように悪い事に催眠術を使う輩だっている。

イラスト「悪人」

 催眠は本来は高尚な学問であり、合理的で科学的なものである。実際に多くの人々が催眠療法によって救われている。
 そんな催眠を悪用するなんて……





まぁ、アリだよね!

 僕は聖人君子じゃない。そんな煩悩にまみれた男は嫌いじゃない。
 催眠術の力を得たならば、そういう場所でこんな事やあんな事をしたくなるのが男ってもんだろう。

「初対面の商談の場」に「マジック」というギャップ



 その男は太田(仮名)さんと言う。
 彼とは仕事で知り合った。商談の席で、太田さんは僕に言った。

太田
ちょっと見て貰いたいものがあるんですよ!

 初対面の商談の場だ。
 僕は会社の実績集や、新サービスのパンフレットの話かと思った。それが普通の感覚だ。

 でも太田さんは違った。
 彼は意外な言葉を発した。

僕、手品ができるんですよ!

かえるくん
え、手品?????

 僕は動揺した。

(この場は年末の忘年会の余興タイムだったのか?)

 でも太田さんの手品は、アマチュアの余興レベルのものではなかった。プロのマジシャン顔負けのマジックを披露したのだ。
 500円玉をタバコが貫通した。その500円玉は太田さんの手のひらも貫通した。

す…凄いですね!!!!


 僕は惹き付けられた。

(予想外すぎる展開だ……)

「初対面の商談の場」に「マジック」というギャップが、僕をさらに興奮させた。

「ラポール」を形成された状態は、催眠術にかかりやすい



 僕は興奮し、太田さんに興味を持った。

(この人は何者なんだろう?もっと知りたい!!!)

 でも、これが催眠術師のテクニックなのだ。

「ラポール(信頼性の獲得)」と言う心理学用語がある。
 心理カウンセラーは、初診時に患者とのラポール形成を心がける。
 当然だ。医者に心を許さず、信頼もしていない状態で治療なんて出来ない。
 太田さんはそのラポールを、「手品」というキャッチーでインパクトのある手法を使い、一瞬にして形成してしまうのだ。

 そして、この状態は催眠が効きやすい。
 マジックはエンターテインメントだ。面白い。笑顔が漏れる。フィジカル的にもリラックスする。
 ラポールを形成されると、最高に催眠術がかかりやすい状態になってしまうのだ。

 催眠術は、『顕在意識(理性や世間の常識)』が強い状態ではかからない。
 心を許すことで顕在意識が弱くなり、潜在意識(無意識)にアプローチされやすくなるのだ。

 そして、太田さんは僕に催眠術をかけ始めた。
 水はビールになり、煙草はマリファナへと変化した。
 理性的な感覚がぶっ飛んでいる為、太田さんの言葉に何の疑問も感じないのだ。

太田さんとキャバクラへ…催眠術のパワーは本物だった!!!



新宿「歌舞伎町」

 僕は催眠という世界に興味を持った。
 太田さんとも仲良くなり、キャバクラに行く事になった。
 彼は予想通り、キャバクラ嬢に催眠術をかけ始めた。

 そして、それが効いているのだ。
 僕も催眠の本を読んだりしていたので、そのキャバクラ嬢の催眠スイッチがガチで入ったのが分かった。
 目の焦点は虚(うつ)ろになり、全体的に弛緩している。「トロンとした状態になる」と言うのが分かりやすいだろうか。

 その後はキャバクラ嬢とのアフターを取り付け、カラオケ屋から2人で夜の街へ消えて行った。
 催眠術のパワーは本物だった!!!

「催眠術」というツールは実在するが、「魔法」は存在しない



 でも、それから間もなく僕の催眠術への興味と熱は一気に下がった。
 まず太田さんはキャバクラ店から要注意人物に指定され、出入り禁止になった。

 僕は太田さんの弟子や生徒を称する、「催眠術師の見習い小僧」たちと飲んだ事があった。
 そしてドン引きした!!!(汗)

 結局、催眠術を習いたい動機は「女の子と●●したい!」だったのだ。
 それ自体は僕は否定しない。むしろ『モテたい!』という意欲は健全なものだ。

 でも彼ら(見習い小僧たち)は、現状のイケてない自分の課題とちゃんと向き合わず、催眠術という“一発逆転の魔法のツール”で、楽をして女性にモテようとしていた。
 それは健全じゃない。男はつらくても戦わなければならないのだ。

 僕は理解した。
「催眠術」というツールは実在するが、「魔法」は存在しない事を。










(こ…こいつらキモイな!!!)

 僕はほどなく「催眠コミュニティ」から離れた。
 見習い小僧たちは、催眠術で女の子を口説けたのだろうか。僕は大いに疑問だ。

 でも、僕は催眠術自体は否定しない。
 その原理やロジックは、日常コミュニケーションにおいても有用なものだから。

最後に


 この件から僕が学んだ事。
 キャバクラで催眠術を使っては駄目だ。出禁になるぞ!!!

本記事はエンターテイメントとして書かれたものです。内容を再現した事によるトラブルや被害等に関しまして、当ライターは一切責任を負いかねますのでご了承下さい。

PDFで読む、キャバクラ投資術。

4.0 rating

当記事の著者

職業:広告プランナー恋愛工学生40代日本代表かえるくん東京オリンピックを救う
40歳を越え、離婚をした婚活男子(オッサン)。
40代・恋愛工学生日本代表(※自称)。
恋愛本&ナンパ本評論家。

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