
今回エヌリオが使用した出会い系サイトは『PCMAX』である。
遅めの返信はすごく丁寧で、やや難しそうな内容だった
僕に“足あと”を付けてきたOL(31)にメッセージを送信する。
翌々日の午後になっても返信がなかったから無視かと思っていたが、夕方に返事が来ていた。
ギリギリ許容範囲だろう。
これが3日以上経つようなら「とりあえず返しました」感があり、攻略対象にしづらい。
こんばんは~
初めまして、メールいただきありがとうございました。
すぐ、お返事できなくてすいません…
色々悩んでました。
出会いは求めているのですが、すぐ会うのは無理って言うか、ゆっくりお話ししてみたいなと思ってます。
あと、私の休みは土日なので、きっと合わないですが…
それでもよければ、お話ししませんか?
この手のメッセージは得意か苦手かで言えば苦手だ。
文体は丁寧だが、内容はいささかネガティブに見受けられる。
軽い遊びのノリではなく、ガチのパートナー探しをしている気がする。
それでも可能性はあるので、いつものように連絡先を聞き出すテンプレを送信。
これで「連絡先の交換は仲良くなってから…」とか言い出すようなら切るまでだ。
LINEを打診するメッセージには10分と経たずに快諾の返事が来たので、“常に返事が日をまたぐほど遅い”タイプではなさそうだ。
やっぱり真面目な恋人探しをしてるのかぁ…
最初の長~いメッセージで薄々分かっていたけど、やはり相手のOLは婚活とまではいかないが、ゆくゆくは結婚を考えられる人と付き合いたいと思っている事が分かった。
彼女が出来たらとか、同棲がどうのこうのとか、会う頻度がどうとか、OLは「僕と付き合ったときの未来」の話をドンドン振ってくる。
こういうユーザー層は一番やりにくいかもしれない。
出会いを求めているのは明白なので、アポに関しては難しい事ではない。
ただ、会ったその日にセックスするという我々の常識は通用しづらい。
100歩譲って美人であれば、キチンと付き合う体(てい)で長期戦も視野に入れられるが、出会い系サイトに大事にしたいと思える女はそうそう居ない。
本件のアラサーOLにも写真を送って貰ったが、お世辞にも美人とは言えない顔だった。
出会い系らしい顔と言えばそうなのだが、気を付けなければならないのは、送られてきたのは友人の結婚式で撮影された写真という事。
結婚式という最高のパフォーマンス(綺麗な格好)で臨む場で撮られたのに、美人とは思えなかった。
実際に会った時に見る姿は、写真よりも確実に劣ると予想するのが妥当だろう。
OLが熱いLINEを送ってくるのに対して、僕は淡々とそれに答えるやり取りを続けていたせいか、
エヌリオくんって本当に彼女ほしいと思ってるの?
とか
本当に私と会いたいと思ってる?
と懐疑的になっていた。
彼女はいれば楽しいだろうね
くらいに答えて、真面目に恋人探しをしている姿勢を見せたつもりはないんだけどな。
当初は会えないかもしれないと思っていた案件(女性)だが、いつの間にか相手から会いたいオーラを出してくるとは思わなかった。
若干OLの気持ちが揺らいできた状況になってしまったが、もし切られたとしても特に残念ではない。会えなきゃ会えなくてもいいやという女なんだから。
会って初めて分かった事「顔は残念だが話しやすい」
相手はOLゆえに、土日にタイミングを合わせられるか不安だったが、運よく土曜日に休めたのは助かった。
13:00に会う約束を取り付ける。
OLは16:00で帰らないといけないそうだが、3時間あればなんとかいける。十分ではないが、セックスに持ち込めない時間でもない。
待ち合わせ場所からダイレクトに自宅に連れ込むつもりだったが、対面してみてプラン変更が頭をよぎった。
(けっこう地味だ…って言うか本当に31歳か!?)
とりあえずOLの車に乗る。
てっきり軽自動車かコンパクトカーかと思ったら、現行のSUV(スポーツ用多目的車)なのが意外だった。小柄なOLには似合わない車だが、後から理由が分かるようになる。
僕も大の車好きゆえに自宅へ招く算段はひとまず置いて、そのままドライブに連れて行って貰った。
もちろん、本来の目的がどうでもよくなった訳ではない。
小一時間、市内を走ってから
俺の車に乗り換えてドライブしよう
と告げて自宅へ向かって貰う。
そして自宅の駐車場へ着いてから、
どうせだから上がっていけば?ドライブは一通りしたし
と話を変えてみたら、特にグダ(拒否反応)もなく部屋へ入ってくれた。
最初会ったときは不美人でショックを受けたが、話してみるとそれほど一緒に居るのは苦にならなかった。
と言っても恋愛感情など一切なく、ただの性欲処理の相手に過ぎないのは変わらない。
元旦那と知り合ったサイトは、あの『GREE(グリー)』
乗せて貰ったSUVは、独身のOLが乗る車とはどうしても思えなかった。
部屋でさらにOLの身の上話を聞くと、元旦那と一緒に買った車だとか。
バツイチなのは知っていたがそういう事か。納得いたしました。
離婚したのが1年前だから、最近まで人妻だったんだね。
出会い系サイトで婚活するのは道具の使い方を間違えてる
僕のこの持論にはOLも一応は賛同していたが、彼女が元の旦那と知り合ったきっかけは『GREE』だった。
なんて懐かしい響きだろうか。
GREEは出会い系サイトではないから知り合うきっかけとしては悪くないが、結果的には失敗したようだ。
元旦那は昔の僕みたいに純粋にゲームを楽しんでいたようだけど、OLにはそういう事にしておいて、実際はナンパ目的だったかもしれないしね。
スイッチでも入ったのか、「止めてほしくないんでしょ?」
OLのタイムリミットもあるからダラダラしている訳にはいかない。
ボディタッチは普通にできるが、その先は結構グダがある。
ただ、形式グダ(体裁を取り繕う拒否反応)の気配もあったので押してみたら、キス→パイ舐め。
おもむろにデニムを脱いで、チンコを露わにしてOLに触らせる。
ぎこちなくシコシコと手コキを始めるOLに、
手だと痛いよ
と遠回しに言ってみたら察してくれたのか咥えてきた。
この時点で解散しなければならない時間の直前だった。
僕はフェラをさせればゲットとは言わないまでも、それに近い状態だと思っているし、最近ではゲット(挿入)したという事実を強く求めなくなってきた。
それゆえに『今日はこれでいいか』と思って、
もういいよ、これから用事があるんだろ?
とOLに声を掛けたら、
止めてほしくないんでしょ?
と言いながら咥え続けてきた。
OLの中のスイッチでも入ったのか。
そのままフェラを続行し、最後は口の中に発射。
ゲットのチャンスが無いわけではなかった。
まだスカートならめくってパンツをずらして挿入もしやすいけど、相手がデニムだとけっこう手間なんだよね。
セックスをゴールに据えるのなら、「次は無い」が原則
解散する直前に次も会う雰囲気だったので、その時に確実にゲットできればと思ったが、実現すればラッキーくらいに考えていた。
案の定、何日か経ってから
やっぱり体目的だと思うと会えなくなりました
とかいうLINEで会える可能性は限りなくゼロに。
初回アポでフェラや手マン等まで、2回目でゲットのパターンは過去にあるが、“二匹目のドジョウ”にはならなかったようだ。
確実にゲットするなら、解散する時間などを完全に無視して強引にでもデニムを脱がし、マンコにブチ込むべきだった(そもそもそこまで挿入したいと思わなかったけど)。
ストナンにしてもネトナンにしてもセックスをゴールに据えるのなら、
今日は●●までにしておこう
とは原則思わないほうがいい。
もちろん正解はないので各人の自由だが、会った初日に手を出した時点で、女にはヤリ目だとバレている可能性が極めて高いのだから。
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