シリーズ物【出会い系アプリで100人斬り！】

読者投稿せっきぃ

　就活中の方や転職を考えている方の中には、お世話になった人も少なくないはずのサイト「マイナビ」。
　色々な分野に手を伸ばしているのか、マッチングアプリにまで挑戦していた事をご存知の方はそう多くないかもしれません。

　2015年の秋にサービスが始まり、大した盛り上がりを見せないまま2016年10月にあっさりと終了。
　わずか１年ほどの期間でしたが、他のアプリを使う際のヒントになりそうな点もいくつか見付かりました。

　今回は、その幻の『マイナビ婚活』の思い出をご紹介したいと思います。

『マイナビ婚活』ってどんなアプリだったの？

　もう存在しないアプリなので、あまり細かい説明は無用と思いますが、基本的には『Omiai（オミアイ：恋活アプリ）』や『pairs（ペアーズ：恋愛・婚活マッチングサービス）』と似た形式でした。
　条件を設定して相手を検索し、気になる相手には「いいね」を送り、マッチングしたらメッセージでやり取り。男性はメッセージの送信にお金が掛かる。
　大体どこも同じですね。

『マイナビ婚活』は様々な課金体系を模索し、マッチングを有料にして、その後のメッセージのやり取りは自由にしたり、途中何度か大幅な変更がありました。
　リリース直後のアプリは、こういう大胆なリニューアルを行ってくる事があるので、課金する場合は損得を考慮した十分な計算が必要です。

　Facebookなどの広告を見ると類似アプリがどんどん増えており、１つに慣れたら他のアプリも楽に操作できるようになります。
　課金には抵抗があるかもしれませんが、ぜひ一度挑戦してみて下さい。

利益を出さないアプリだから、早々に終わってしまったと予想

　１年ほどでサービスが終了してしまい、密かに残念に思っていましたが、そのような人は案外少ないかもしれません。
　と言うのもこのアプリ、圧倒的に登録人数が少なかったからです。

　東京都または近隣の県で若めの女の子を探そうと検索してみても、ちょっと条件を厳しく設定（１人暮らし・看護師など）すると、両手で数え終わってしまうくらいしか表示されません。これでは盛り上がりに欠けますね。
　わざわざ課金しても十分な成果が期待できないわけですから、きっとお金を使う人も少なかったのでしょう。
　かく言う僕もこのアプリでは一度も課金せず、キャンペーンを使って上手く遊んでいました。

　これから有料のマッチングアプリに挑戦される方は、アクティブユーザーの人数を慎重に分析し、コストパフォーマンスの高いものを選ぶように心がけて下さい。
　そうすれば、きっとオイシイ思いが出来ますよ（最終的にはOmiai辺りが一番使えるという結論になっちゃうんですけど）。

　様々なマイナーチェンジを繰り返しつつも、人が少ない問題点の劇的な改善を図ることは出来ず、しかもアプリは重くて使いづらく、余計に人が離れていくという悪循環。
　運営側も利益を出さない事業には投資できないということで、早々にサービスが終わってしまったのではないかと予想します。

　この手のアプリはとにかく広告で人を集めるしかないでしょうから、Facebookによく広告が現れる（短期ではなく、ある程度の期間ずっと表示される場合は十分な資金を投入していると想像される）アプリほど信用できると言えるかもしれません。

無課金ユーザーにとっては大変ありがたいアプリでした

　そのような人が少なく、使い勝手もイマイチのアプリをなぜ１年間も愛用していたのかと言えば、キャンペーンの内容が破格だったからです。
　他のマッチングアプリは、複数月の有料プランの場合は初月無料になったり、有料会員に申し込むと初回は様々な特典が付くなどのサービスがあります。

　ところがマイナビ婚活の場合、オープニングキャンペーンの完全無料期間が非常に長く、何ヶ月も続きました。
　身分証明書を送って年齢確認さえ済ませれば、一銭も使う事なくマッチングもメッセージもし放題だったのです（当然、そこで何人か捕まえてオイシク頂きました）。

　更に有料となった後も、月額会員に申し込むと最初の１週間無料というお試しキャンペーン（その間に解約すれば課金されません）も行われ、無課金ユーザーにとっては大変ありがたいアプリでした。
　もちろん、そういう人ばかりだと経営が成り立たないわけですが…。

　どのアプリでも、最初は無料でユーザーをたくさん集めるものです（マッチングアプリに限らず、ゲームなんかでも事前登録を受け付けて、とにかく人を増やす事はよくありますよね）。
　この手のお得なキャンペーンは、Facebookの広告などから目ざとく見付けることが重要でしょう。

　また、他のアプリより優れている点として、マイナビの知名度が挙げられます。
　多くの人が聞いたことのある会社ですから、マッチングアプリという何やら得体の知れないサービスでも挑戦するハードルが低かったのでしょう（実際に公務員など、かなり真面目な仕事の女の子とも遊べました）。
　運営主体や女性向けの広告の出し方までチェックすると、より効率のいいアプリを選べるかもしれません。

　次回からは、マイナビ婚活で出会った女の子をご紹介したいと思います。



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