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【書評】お蔵入りの真実『封印されたアダルトビデオ』

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【書評】お蔵入りの真実『封印されたアダルトビデオ』

この記事には暴力的またはグロテスクな内容が含まれています。そのような表現に耐性の無い方は、絶対に閲覧しないでください。

【EGweb】運営者江川

 およそ4ヶ月ぶりの書籍レビューとなる1冊は、ネットサーフィンをしていた際に偶然見つけた本。

 強烈なタイトルに引かれ、いつも通りAmazonで注文しました。

 新品で購入した後、BOOKOFFで発見して少し萎えたのはここだけの話。

記事内でこのように囲まれた文章は引用です。


概要


 今回ご紹介するのは「井川 楊枝」さん著、発禁AVの真相を追った書籍

 第1刷発行は2012年3月14日、かなり新しい本です。

 ポルノ大国、日本。この国では、日々、おびただしい数のアダルトビデオが作られ、レンタルビデオ店やセルDVDショップなどに流通し、インターネットの動画サイトで配信されている。
 その数、年間約2万タイトル。
 そんな中にあって、密かに消えていく作品があることをご存知だろうか。(中略)

 本書は闇のAV史に刻まれた19の封印作品を取り上げ、取材を通じ、その裏側を明らかにしようとするものである。

【本書裏表紙より】


 おどろおどろしいデザインに嘘偽りはなく、読み進めていくと恐怖心が煽られることになります。

 知られざる「封印されたアダルトビデオ」を知ったとき、あなたのAVに対する価値観は激変するかもしれません。

 それほど、AV業界の裏側は混沌としていました。

ピックアップ


横浜中華街の大騒動

 通行人はみな度肝を抜かれていた。なにせ、一糸まとわぬ全裸の女が、臆することもなく、日本有数の人通りを誇る横浜の中華街を闊歩しているのだ。
 女は20代前半だろうか。ぱっちりとした目の大作りな顔立ちで、胸も大きく張りがある。見るからに陽気な雰囲気を漂わせ、その大きな口には朗らかな笑みをたたえている。(中略)

 一体、これは何なのか。最初は度肝を抜かれた人々も、彼女の周辺に本格的なビデオカメラや一眼レフを構えた男たちがいるのに気づいて得心するだろう。
 これはアダルトビデオの撮影だったのだ。(中略)

 井上は1965年生まれのAV監督。(中略)

 ごく普通の絡みからレイプもの、ハメ撮りやSMに至るまで、ほぼ全てのジャンルのAVを手がけてきた。
 そんな中でも最も得意としていたのが露出系AVであり、それまでに100本以上も人目につく野外での撮影を敢行してきた。だが、そんな井上でも、「この日の撮影は狂っていた」と述懐する。(中略)

 街中にはそのドッキリを楽しんだ人もたくさんいたことだろう。しかし、子連れの夫婦など、気分を害する人も少なからずいたのではないだろうか。
 この日1日だけで、横浜の警察には300件以上の通報が入り、犯行現場を写した100件もの写メールが届いた。終日、電話のベルが鳴りっぱなしで、警察も相当な迷惑を被ったことは想像に難くない。
 20006年の7月12日のことである。その1カ月半後、井上は逮捕された。


検索すると呪われる…

 インターネット上には「絶対に検索してはいけない」と言われている言葉があるのをご存知だろうか。例えば、「イルカの夢でさようなら」「下腹部にキュウリ」「ジングルベル逆再生」「赤い部屋」などだ。(中略)

 だが、これはまだ序の口だ。ネット上には、そのサイトを見ることによって精神に異常をきたし、呪われるものすらあると言われている。
「肉だるま」はそのひとつだろう。(中略)

 アジア系の女がベッドの上に大の字になって横たわっている。両手両足はベッドの四隅にロープでくくりつけられ、暴行を受けたのか、頭と顎には包帯が巻かれている。上着の胸元は血まみれで、ズボンはずり下げられ、性器は露出している。
 全裸で坊主の男がベッドにあがり、女の体の上にのしかかった。ペニスを挿入して腰をふりはじめる。
 女は意識を失っているのか全く反応しない。
 続いて、白シャツを羽織った男が、煙草をくゆらせながら歩み寄ってくる。長髪で、荒んだ印象の男だ。
 坊主の男が性行為に耽る中、白シャツの男は女の左足を持ち上げ、その足の下にまな板を敷いた。
 それは呆気ないほど自然と行われた。


アダルト業界の奇才

 バクシーシ山下のAVを見た人であれば、誰もが「この人はまともではない」と感じることだろう。(中略)

「全裸のランチでは、カニバリズムを扱っていますが、やはり、タブーへの挑戦といった意識があったんですか?」
「あれは、カニバリズムって言うほど、重々しいものでもないですからね。量的にもたいしたものでもないですし、真剣みもなかったですし。出演者は、まずいとか言いながら食っていたし。タブーへの挑戦なんかじゃないですよ」(中略)

 作品は2部構成になっている。
 前半部分に登場するのは、痩せすぎで東南アジアの人かと見紛うような濃い顔立ちのM男優の観念絵夢と、小柄ながらも狂気じみたS性を発揮するSM女王のみるちゃん。

 犬のように首縄をくくりつけられた観念絵夢が、ボンテージ姿のみるちゃんに縄で引っ張られて手術室に入り、緊張した面持ちで白いスチールパイプのベッドに横たわる。
 そこに手術医の柴又先生が登場。観念絵夢のズボンがずり下ろされ、ペニスに痛み止めの注射が打たれる。先端の皮がメスで切り裂かれ、血があふれ出す。
 何の治療かと思いきや、これは包茎手術だったのだ。(中略)

 手術開始から数分後、2つの肉片が切り取られた。ペニスから離れたからには、もうすでに生殖器という扱いではないのだろうか、モザイクはかかっていない。
 シーンが移り変わり、2人は、鈴木清良という名の童顔のAV女優の部屋を訪れた。そこで焼肉パーティーが開催される。


女犯騒動

「これはやばいよ。『ギニーピッグ』とかと違って、マジもんだから」
 友人はそう言ってビデオを貸してくれた。(中略)

 その晩、デッキにビデオを挿入した私は、強烈な衝撃を覚えた。
 内容は極めて暴力的だ。ビデオの中の男たちは、女優を殴り、小便をかけ、ゲロを吐き、バリカンで頭を丸坊主にする。撮影内容を知らされていなかったのか、女は激しく泣き叫び、殴り返して必死の抵抗を試みる。そのやり取りは真に迫っており、決して演技には見えない。残酷で気持ち悪く後味も悪い。AVというよりも、なホラー映画を見ているような気分になった。
 この『女犯』は1990年に第1作がリリースされ、その後、「V&R」のドル箱シリーズとなるが、フェミニズム団体を中心とする人々から強いバッシングを受ける。とりわけ『女犯2』は、女優も演技ではなく素で嫌がっているようにしか見えなかったことから非難の的となり、この作品が契機となって92年にAV女優を保護する団体「AV人権ネットワーク」も生まれた。(中略)

 私は『女犯』の制作の裏側について尋ねてみた。


ネット発の人気モノ

 2011年10月20日、大手の無修正AVサイト『A』にて片桐えりりか(20)の無修正AV『キャットウォークポイズン53』の先行予約が発表された。片桐はこの年の4月にSOD(ソフト・オン・デマンド)専属女優としてデビューしたばかりで、この時期の無修正発売は本来なら考えにくい。誰もが目を疑ったところへ、その2日後に発売中止が決定。しかし、性器モロ見せのサンプル映像が出回ったことから、ネット上は騒然となった。(中略)

 もともと、片桐は、インターネットの動画サイト『ニコニコ生放送』で爆発的な人気を得ていた素人女性だった。AVデビュー前のニコ生のコミュニティ参加人数は6万人近くで、累計入場者数も250万人を突破。ニコ生を閲覧したことがある人であれば、それがどれほど凄い人数かというのはお分かりだろう。コミュニティ人数が5万人以上の生主は現時点(2012年1月)でも10人にも満たない。片桐は5本の指に入る人気の生主だったのだ。
 彼女がこれほど注目を集めたのは、その過激なパフォーマンスにあった。


日本のAV史上、最悪の事件

「封印されたAV」を語る上で、バッキー・ビジュアル・プランニング(以下バッキー)の一連の作品は外せない。
 2002年に発足したこのAVメーカーは、2枚のブラックカードや10台以上の高級外車を所有する大富豪の実業家、栗山龍が立ち上げたことでも話題となった。しかし、そんな注目度に比して当初の売り上げはさっぱりだったようで、関係者の話によると、設立1年目にして2億円の赤字を出したという。正統派の美少女路線を狙っていたが、女優のクオリティーも作品の作りも中途半端だったため、ユーザーからは見向きもされなかったようだ。
 いくら無尽蔵に金を持つ栗山龍と言えども、これではいけないと考えたのだろう。メーカーの特色を出すため、他のどの会社も手を出さない領域へと踏み込んでいった。『問答無用強制子宮破壊』、『水地獄』、『セックス・オン・ザ・ドラッグ』、『露出バカ一代』、『うんこ大戦』、『熟華麗』など、設立2年目以降のバッキーシリーズの大半は、「犯罪すれすれ」か、明確な「犯罪行為」によって制作されている。(中略)

 04年末から翌年にかけて、複数の出演女優が被害届を出したことにより、10人以上の関係者が逮捕されて有罪判決を受ける。代表の栗山は二審で18年の実刑判決。その他、主だった監督陣も軒並み10年以上の実刑を食らい、AV史上類を見ない壮絶な顛末をたどった。


レビュー


 我々が普段目にしているAVは、性的興奮を促し、自慰行為を手助けするものである。

 男性ならなおさら、そのような目的でアダルト動画を見ているはずだ。

 だが、より多くの売り上げを上げるため、あるいはAVの道を追求するため、常人からすれば『異常』と思えるアイディアで、制作に取り組む者たちがいる。

 宗教冒涜、死者冒涜、障害者、人肉嗜食、児童ポルノ、許されざる女性の尊厳破壊…。

 彼らは、まるで何かに取り憑かれたかのように狂気に走る。

 その結果として完成したAVは、常人なら決して興奮することはなく、非常に強い不快感を覚える。

 それらはまさに、『封印されるべきアダルトビデオ』と言っても過言ではない。

 ちなみに俺は高校時代、携帯サイトでバッキーの「水地獄」を見たことがある。

 女優がビン入りの酒をラッパ飲みさせられ、極度の泥酔状態に陥り、意識は朦朧となる。

 そんな状態にも関わらず、男たちは彼女を風呂場に沈め、髪を引っ張っては浮上させ、そして沈めるという繰り返し。

 言うことを聞かなければ暴力でねじ伏せ、恐怖によって抵抗することを諦めた女優は、ただの“人形”と化す。

 最後には、痙攣した女優が吐瀉物を撒き散らし、何かをブツブツと呟きながら、次第に動かなくなってしまう…。

 あまりの凄惨な光景に吐き気がした。

 彼らは人間ではない、文字通りの「鬼畜」である。

 情状酌量の余地など一切ありえないのだが…。

 バッキーは解散したものの、現在は後継団体である『コレクター』が活動を継続しているから恐ろしい話である。

 久しぶりに衝撃的な書籍と出会った。

 AV業界の闇を知りたいのなら、間違いなく買いの一冊。

目次

はじめに
【チャプター1】封印された宗教冒涜AV
【チャプター2】封印された自衛隊AV
【チャプター3】封印された露出系AV
【チャプター4】封印された未成年AV
【チャプター5】封印された死者冒涜AV
【チャプター6】封印された障害者AV
【チャプター7】封印された猟奇AV
【チャプター8】封印された元芸能人AV
【封印されたコラム】芸能人AVの裏側
【チャプター9】封印されたナンパAV
【チャプター10】封印された盗撮AV
【チャプター11】封印されたカニバリズムAV
【チャプター12】封印されたパロディーAV
【チャプター13】封印された児童ポルノAV
【チャプター14】封印された実録系AV
【チャプター15】封印された勧善懲悪AV
【チャプター16】封印された激似AV
【チャプター17】封印された無修正AV
【チャプター18】封印された単体女優AV
【チャプター19】封印された犯罪AV
おわりに

4.5 rating

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