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出会い系サイトの怖い話「歯がボロボロな女」

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出会い系サイトの怖い話「歯がボロボロな女」

読者投稿40代前半の男性

 今回は、出会い系サイトでの恐い話を書いてみました。

 随分前の話ですが、丁度今頃の季節の出来事でした。

 その日もいつものように、私は某出会い系サイトで割り切り募集の女性を物色しておりました。

 土曜日の夜とあってか、なかなか思うように約束出来ず、片っ端から女性にメールを送信していました。

 ようやくまともな返信が来たので、約束を取り付けて待ち合わせ場所へ急いで向かいました。

 指定されたコンビニ前に到着すると、約束の相手らしき女性が1人立っていました。

 プロフィール通り20代後半と思しき細身の女性、遠目からパッと見た感じでは顔もそんなに悪く無さそうだったので、私は思い切って声を掛けました。

 こちらが女性に頭を下げると、すぐに気付いた様子でした。

「サイトの人ですよね?」

「はい、そうです」

 夜ということもあり、遠目には悪くないように見えたのですが、改めて近くで女性を見ると少々やつれた感じで、「細身」と言うよりは「病弱」、痩せ過ぎていて私には少し気持ち悪くさえ感じました。

 私は車ではなく歩きだったため、声を掛けた手前、顔を見た瞬間に断るのも申し訳無いので、知ってはいるのだけれど、はぐらかす為に女性に質問しました。

「この辺にホテルって有ります?」

「いや、歩いていける距離には…」

女性が口を開いた瞬間、私は衝撃を受けました。





 女性はやつれているばかりか、歯がボロボロだったのです。





 私は流石に驚いて、「歯、どうしたのですか?」と女性に聞きました。

 女性は恥ずかしそうに、「虫歯なんだけど最近まで入院していて、歯の治療が出来なかった」みたいな事を言ってきたので、私は更に萎えてしまいました。

「え?何の病気ですか?」と咄嗟に聞き返してしまいましたが、女性はハッキリした病名を言わず、触れて欲しくないような仕草でした。

 私は流石に耐えかねて、「悪いけど、辞めていいですか?」と言いました。

 その言葉を聞いた女性は、『それは困る』とばかりに首を大きく横に振りました。

 続けて、「電気代とガス代を払えずに止められて困ってる」とこちらに懇願してきました。

 正直こちらとしては、そんな事を言われても困るのですが、歯はボロボロな上に病気で入院してただの、ライフラインが止められてるだの…。

 そこまで聞くと、流石に「タダでもヤりたくない」と言いますか…。

 その上、女性が醸し出す独特な幸薄オーラに、何かしら得体の知れない危険に晒されるような気がして、直感的に防衛本能が働きました。

(ヤバい、どうしよう)

 内心迷いつつ、「車も無いし、ホテルも遠いし、どこでするん?」と聞きました。

 タクシー代払ってまでは流石に…ね。

 何とか諦めさせようと女性に色々聞きましたが、あろう事か

「別に外でもいい」
「そこら辺の駐車場の車の陰でいい」


なんて、自ら青姦を持ち掛けてくるでは有りませんか。

 とはいえ、時刻はまだ夜の8時頃、しかも神戸の繁華街三宮のど真ん中ですから、辺りは会社やら人通りも多い。

 駐車場の車の陰でセックスなんて、可愛い女性に誘われたのなら、さぞかし興奮するのかも知れませんが、相手が相手だけに最早恐怖でしか有りません。

(こいつ、馬鹿か?普通に無理やろ)

 私は内心逃げ出したい気持ちに駆られ、一瞬困り果てたのですが、自分は性格が悪い上にこうゆう時こそ頭がキレるのです。

 一転腹が立ち、『からかってやろう』と咄嗟に思いつきました。

「外でやるにもコンドームが無いしなぁ」

「コンビニで買えばいいやん?」

 女は一歩も引き下がりません。

「いや、流石に買いに行くの恥ずかしいから。なら、君が買って来てくれや?」

 普通ならここで諦めるのでしょうが、彼女は引き受けました。

 私は女に千円札を手渡し、当時発売されてまだ間がなかった、新製品の「003」を買って来るよう指示しました。

 女がコンビニに入って行くのを店の外から伺いつつ…彼女は003を探してるのだけど、見つからないのか男性店員のほうに行き、何やら聞いているようです。

 私は思わず、その光景に1人でゲラゲラと笑ってしまいました。

(あいつ、本物のバカや。店員に聞いてるしw)

 女は直ぐに出て来て、残念そうな顔で「無かった」と言うので、私は必死に笑いを堪えつつ、「じゃあ、あっちのサンクスに行ってみて」と指示しました。

 再びコンビニから少し離れた場所で、店内の彼女の様子を確認していましたら、今度は直ぐに見つけた様子で、商品を手に取ってレジに向かいました。

 男性店員がご丁寧にも小さな紙袋に入れて、女はそれを受け取りコンビニから出て来ます。

 少し離れた場所に居る私を見つけて、その小さな紙袋を頭上に掲げ、嬉しそうな顔で

「あったよ~!!」

とこちらに小走りでやって来ます。

 私はもう、腹を抱えて笑いたいくらいでしたが、何とか堪えながら、彼女からコンドームとお釣りを受け取りました。

「そっか、良かったなw」

 ここまで来たら、私も男です。

 馬鹿過ぎる程の健気さに愛おしさすら感じてきて、腹を決めました。

 こうなったら馬鹿女だろうが青姦だろうが、ハメるだけハメて踏み倒してやろうじゃないか。

 なんだかよく分からないけれど、闘志みたいな物が漲って来ました(と言うより、単にまだ使った事が無かった003を試してみたくなっただけ)。

 しかし、流石に繁華街の中心部では人目に触れたら通報されそうなので、少し外れた場所にある神戸を代表する巨大なテナントビルに向かいました。

 貿易センタービルの女子トイレで、ちゃっちゃとハメてズラかってやろうと思い、女と一緒にトイレに入ろうとしたら、あろう事かこの馬鹿女が「先に金をください」と言い出したのです。

 私としては本来タダでもヤりたくないものを、一連の流れから完全に馬鹿認定していましたから、まさかそこだけしっかりしてるとは思いませんでした。

「実は手持ちが無くて、ATMで降ろさないと無いので後から下ろして払うから」と説得したのだけれど、
女は必死になって「先に払ってください」の繰り返しで受け付けてくれません。

 更に私が説得を続けても、

「何故先にくれないんですか?」
「騙すつもりなんですか?」


とムキになって声を荒げたので、少し言い合いの様になってしまいました。

 丁度そこを通りがかったサラリーマンに気付かれてしまい、

「どうしました?大丈夫ですか?」

と聞かれたので、私はその場を何とか取り繕う為にサラリーマンに対して

「大丈夫です。実はちょっと、彼女は精神的にアレでして…。でも、大丈夫なんで」

と言いました。

 私のその言葉を聞いて女性は更に感情的になり、なんとか怒りを堪えつつも、背後で何やらブツブツ言っています。

 サラリーマンはその光景を見て、変に納得した感じで立ち去りました。

 そして、サラリーマンが立ち去った瞬間…女は一気に発狂しました。










「おいっ、誰が精神病やってえ、ォラあっ?!!」

「お前なぁ、○△×☆□◆◎★ー!!」

「%€$○×〆< %$☆」

「ウガァアアアアアアッ!!!!」











 もう、錯乱してしまって何を言ってるのか分かりません。

 表情も完全に普通の人間では無く、鬼の様に目が吊り上った感じで鼻息を荒げています。

「p々\a< +r%u≒p<〒u*nt^★e」

 聞いた事も無い呪文のような言葉になってきて、彼女自身も自分で自分を抑え切れないような状態でした。

 私は『本気でヤバい』と身の危険を感じ、トイレの前に彼女を置き去りにして走って逃げました。

 追いかけて来ないので、気になって少し離れた場所から女のほうを見ると、彼女は動けないのか
その場に座り込み、ただひたすらに意味不明な言葉を叫び続けていました。

 最早私には成す術も無く、そのまま全力で走って逃げました。

 その後、彼女がどうなったのかは分かりません。



これってどっちもどっちじゃね・・・
ヤる夫(喫煙中)
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