『香港141』。名前だけ聞くと、
随分と大所帯で騒がしそうなアイドルだなぁ…
と思うかもしれない。
が、ここは香港が誇る、世界中のスケベ達(特に日本人)へ向けた複合風俗施設なのだ。
香港は、どこを歩いてもアングラ臭が付き纏う。
冒頭の写真奥にそびえ立つのは、売春・犯罪・インド人で有名なバックパッカー(個人旅行者)の聖地、「重慶大厦(チョンキンマンション)」だ。
別名「ピンポンマンション」。
館内のフロアにズラッと並ぶドアをピンポンすると、中から女の子がひょっこり顔を出し、タイプならそのまま部屋で…(本番もアリ)という、まさに“性のテーマパーク”。
そんな部屋が無数にありながら、入場料と指名料はなんとタダ。
当時、筆者のピンポン数はNHKの末端社員には及ばずとも、彼らと語り合えるレベルには達したはずだ。
今回は、その時の潜入レポートをお届けする。
ピンク一色の空間に並ぶドアには、自己PRと料金の貼り紙が
まずは地下鉄MTR(香港の鉄道路線)で尖沙咀(チムサーチョイ)駅を目指そう。
同駅を降り、金巴利道(キンバリーロード)沿いの「香港大廈B座(Googleマップにも登録されている)」の6~8階フロアが『香港141』だ。
ビルの1階は金や時計の販売店、上の階にはホテルも入っているなど、香港ではよく見る光景だ。
しかし、件の6~8階に足を踏み入れると、雰囲気はガラッと変わる。
廊下はピンク、照明もピンク、とにかく全てがピンク!いやらしい雰囲気ムンムンの空間にドアが並んでおり、それぞれ自己PRのような貼り紙を掲げている。
漢字で何やらズラズラと書いてある物が多く、『この子はおっぱいが大きい』、『この子は愛嬌満点の癒しが売り』などのように、日本人ならばニュアンスで分かるだろう。
中には
フェラチオ上手
と日本語表記の部屋もあり、これなら「手紙」と書いたら「トイレットペーパー」を持って来てしまうような中国あるあるも起きないので安心だ。
さらに嬉しいのは、あらかじめドアに料金が掲示されている事。
相場は安くて400香港ドル(1香港ドル=約15円)、高くても700香港ドルとなっている。
蔑視を送り合いながら、イイ女と手頃な料金を求めて徘徊する
良い事尽くしに思えるが、難点はただ1つ。
ビルの内部には、掃除のババアだろうがホームレスだろうが、誰でも入り放題なのだ。
もちろん、鼻息荒い性欲むき出しの現地人や、
これは観光だ!
と言わんばかりのすまし顔でピンポンするむっつりスケベ達(主に日本人)と行動を共にしなければならない。
その様はまさに「徘徊」。
全員がイイ女と手頃な料金を求めてフロアを行ったり来たりするものだから、すれ違う度に
アイツまだ選んでるのかよ…キモ
と、お互いに若干の軽蔑を含んだ視線を送り合うのである。
よって、部屋から出てきた男性に
どうでした?
と聞いても、冷たい目で煙たがられる事は必至(経験談)。情報交換は望めない。
それでも、同じ目的を持った我らエロ集団。やはりイイ女がいる部屋の前には、自然と人だかりが出来るようだ。
その光景を吟味した上で慎重にピンポンするも良し、筆者のように片っ端から全部屋ピンポンするも良し。
オススメは無論後者。
(今からエロい事をする相手で悩みまくるのは、こんなに楽しいものなのか!)
そう感動を覚えたほどだ。
ベルトコンベアで部屋に送り込まれ、流れ作業で出荷された気分
熟考すること30分…ようやく選んだ女の子は、推定Fカップの香港人。
これは全部屋に言える事だが、皆スタイルもメイクもバッチリの「プロ」という印象で、「素人」のエロさは皆無だ。
それはプレイにも現れていて、部屋(もちろんピンク一色)に入るなり、ハグからのディープキス。
またたく間に全裸にされたかと思えば、シャワールームで泡まみれ。
身体もサッパリして、さてイチャイチャしようかと肩をさすると、ベッドに押し倒されいきなりのバキュームフェラ。
勃ったら即挿入。こちらから愛撫する隙も無く、“爆速グラインド騎乗位”でハイ、一丁上がり!
ピンポンからここまでの時間は、わずか15分。無駄のないプロの技である。
あの騎乗位テクは脳裏(チンポ?)に刻まれそうだが、なんだろうこの敗北感は…。
言葉は悪いが、本来は彼女たちが「商品」のはずなのに、私自身が「モノ」になった感じだ。
ベルトコンベアで部屋に送り込まれ、流れ作業で出荷された気分である。
プレイ後もしばらくウロウロしていると、部屋に入ってはあっという間に出荷されていく男達…。
皆、釣り堀で懲りずにエサに掛かりまくる魚のようだ。
だが、手抜きというワケではない。この短い15分に全精力を注ぎ、効率的に満足させてやろうというスタンスだ。
彼女たちにとっては、とにかく回転率が重要なのだろう。
総括
『香港141』は、フェザータッチや焦らしが好きな方、風俗とは言え、恋人気分を楽しみたい方にはあまりオススメ出来ない。
主導権は完全に向こうが握っている。アジア特有の値切りも試みたが、希望の光すら見えなかった。
しかし、『エッチする女の子を訪ねる』という行為は、前述のように本当に楽しい。
もしあなたにチンポが付いているならば、香港観光の一環としてぜひ体験して頂きたい。
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