女の子に出会うためであれば、北海道から沖縄まで駆け回る意気込みで出会い系をしていた頃、東京から片道3時間半をかけて、日光まで女の子に会いに行った話をレポートにまとめる。
WANTED
- 写真
- なし
- 名前
- りん
- 年齢
- 22歳
- 職業
- 日光東照宮の従業員
- 利用したサイト
- ハッピーメール
- 出会うまでの料金
- 300円(+交通費4,000円)
- 出会うまでの日数
- 2週間
- 出会った場所
- 日光
「りん」との出会い
きっかけは私のプロフィールに、「行きたい場所:日光東照宮」と書いていたことだった。
これは友人から「日光東照宮がおすすめ」と聞いていたので、女の子受けは関係なく単純に個人的な興味から書いていた。
すると、「プロフ見ました。日光に興味あるんですか?日光東照宮で働いてるんで、日光まで来てくれたら案内できますよ♪」というメールが来た。
当時は楽しいことがあまりなかった私は、深く考えずに「じゃあ来週行くから案内して!」と返事した。
そして当日。
片道3時間半の長距離を経て日光に到着。
女の子がハズレでも、行きたかった日光に来れたし、観光できるだけでも満足という気持ちでいた。
すると、時間通りに現れたのは、なんと黒髪清楚な私好みの女の子であった。
とりあえず、近くの喫茶店に入ることにした。
「過去数人と会ったことがある」、「東京からわざわざ来た人は初めて」、「たまに自分も東京に遊びに行く」などという話をした。
そして、日光東照宮まで15分ほどかけて歩く。
しかしその道中、徐々に違和感が生まれてきた。
これまでの男性遍歴や恋愛に対する考え方などを聞くと、どうもおかしい。
緊張が解けてきたのか、女の子のベールが徐々に脱げてきた。
「休みの日は大体サイトで募集して男性と会っている」「過去に油断して家にあげたら押し倒されたことがある」「イケメンは女をはべらせてなんぼだと思う」「よくナンパされる」などなど、話を聞くと私以上に出会い、付き合ってきたとのこと。
清楚じゃない!!
姿や恰好から清楚だと思っていたが、中身はかなりの遊び人であった。
この見た目に騙された男が今まで何人いるのだろう…。
過去、おじさまに高級レストランでキャビアやフォアグラを食べさせてもらった(体の関係なしで)、という話も聞くことができた。
『付き合えても東京と日光じゃ遠いな…』と少しでもいらない心配をした自分が悔しい!
もう途中からは私も開き直って、自分が今まで出会った女の子や過去の恋愛遍歴について話した。
日光東照宮にて
日光東照宮に着いてからは、専属の案内人のような形で歴史や由来についての説明を事細かにしてもらい、とても充実した観光となった。
さらに、「私の知り合いだから無料で入れてあげて下さい」と彼女が仕事仲間に伝え、タダで中を拝観させてもらえたりと、かなり美味しい思いをすることもできた。
その後は日光東照宮を周り終え、『あわよくばホテルに…』と考えていたが、場所がアウェイな上に時間も限られており、彼女自身が手慣れていて私よりもレベルが高かったという点から、最終的に諦めて喫茶店でお茶をして終わりとなった(どうせ旅先の出会いなのだから、ホテルに誘うだけ誘っておけば良かったと少しだけ後悔している。笑)。
彼女とはその後続くことはなかったが、“女の子は外見だけでは分からない”ということを痛感することができた出会いだった。
そして、日光は最高であった(笑)
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