
5月18日の15時。東京都内の某ナンパスポットをウロウロしてみた。
服装は黒のミニスカートに上はTシャツというラフな格好。あまり張り切り過ぎないほうが声をかけられやすいと思い、オシャレ過ぎないコーデをチョイスしたのだ。
この服装のおかげか、あっさりとナンパの声掛けに捕まる事に成功。
今回は実際にナンパについて行き、セックスに至るまでの経緯を紹介しようと思う。
もし急ぎじゃなければ一緒について来てくれませんか?
15時過ぎ。某ナンパスポットにてウロウロしている私に、声をかけてくる男性がいた。
すいませーん、道を聞きたいんですけどー。いいですかー?
道を聞くふりをしてナンパに持ち込む作戦だろう。とりあえず応じてみた。
○○郵便局がこの辺にあるって聞いたんですけど、分かんなくて…
推定年齢28歳~32歳。決してイケメンではないが、背は高くてオシャレ。ナンパに慣れていそうな感じだ。
○○郵便局ですか。そこの突き当たりを右に曲がって、その先にありますよー
答える私を品定めするかのように見ている男性。下から上まで何をチェックしているのか、なかなか私と目が合わない。
『ペチャパイか…』とでも思っているのだろうか。
んー、分かりづらいな。もし急ぎじゃなければ一緒について来てくれませんか?ちょっと迷っちゃいそうで…
きたきた。ナンパ特有の「一緒について来て」のセリフ。
人の親切心をいいように利用するなんて許せない。
ここであっさりOKをするのもなんだか悔しい
しかし、今回はナンパの検証をするので、悪態をついてその場を去るわけにはいかない。
いいですよー!今日は暇なんで時間ありますし
私の「今日は暇なんで」という言葉に男性はすかさず反応。
今日暇なんだ!じゃあ、お礼も兼ねてお茶でもしようよ
どうやら、こちらから仕掛ける必要はないみたいだ。
(でも、ここであっさりOKをするのもなんだか悔しい)
そんな乙女心を持つ私は、ちょっとだけ渋ってみた。
えー、知らない人とお茶するの怖いなー
渋られるのは慣れているのか、ひるまずに男性は
お茶だけだし、何も怖い事ないよー
と言ってきた。
最初は敬語で話していたのに、いつの間にかタメ語になっている。
ナンパ慣れしている男性は、絶妙なタイミングで女性との距離を詰めようとするので、もしかしたらこの「馴れ馴れしさ」もテクニックの1つなのかもしれない。
しないしない!俺そんな野蛮な事しないよ!
とりあえず、近くのカフェでコーヒーを奢ってもらい、テラス席で1時間ほど会話を楽しんだ。
そして気づけば夕方に。
この後どうするー?
と聞いてくる男性。まだ知り合って1時間ちょっとだが、お互いにだいぶ仲良くなったように感じる。
正直、このままセックスの流れになると検証もクソもないので、こう答えてみた。
そろそろ帰ろうかな~。けっこう喋って疲れちゃったし
すると男性はすかさず、
えー!なんかmarimariちゃんと話してると楽しいしもっと遊ぼうよ!じゃ、お酒でも飲みに行く?
と次のお誘いを提案。酔わせて襲うスタイルなのだろうか。
えー、お酒飲んだら変な事されそうー!
しないしない!俺そんな野蛮な事しないよ!
野蛮な事をする奴に限って、必死で否定するような気がするのは私だけだろうか。
とりあえず、そのまま近くのお店でお酒を飲むことにした。
私はあまりお酒に強くないので、飲み過ぎないようにセーブしていたのだが、男性に
もっと飲みなよー!
とドンドン注文される。
頼んで貰っているので飲まないわけにもいかず、次から次へとグラスを空ける。
その結果、完全に酔っ払ってしまった。
相手は『今夜はイケそうだ』と確信していただろう
気分よくお酒を飲んでいるところに、男性がいきなりキスをしてくる。
しかし、私は酔っ払っているのでイチイチ拒否していられない。
キスすんなー、変態ー
と上機嫌で指摘する事しかできなかった。
私に拒否されないと分かった男性は、その後からキスとボディタッチの嵐。
肩を抱き寄せたり、背中に手を回したり(多分このときお尻触ってたはず)、お腹をつついてきたり…さすがに胸や下半身を触ってくる事はなかったが、相手は『今夜はイケそうだ』と確信していただろう。
そんなこんなで、気分よく酔った私と男性はお店を出ることにした。
ちょっと飲み過ぎだよmarimariちゃん
あんたが飲ませたんでしょうがー
と笑いながら歩く。
このときの私は、どこに向かっているのかなんて考えていない。『とりあえずゴロゴロしたい』、『気分が良い』ということしか頭になかった。
お店を出て10分ほど。着いたのはラブホだ。
ここラブホじゃーん!
という私の言葉に、男性は
ゴロゴロしながら飲み直そうよ!飲みながら寝れるし良くない?
と提案してくる。
なぜだろう。酔っ払っているからなのか、誘い方がいやらしくないからなのか、『ラブホだけど本当に変な事されずに終わりそうだな』と思ってしまう。
そして、
いいねー、じゃあ中で飲み直そう♪
という結論に至ってしまうのだ。
まさか本当に何もしない気?ホテルに来てるのに!?
入室し、バッグやら荷物やらはとりあえずソファにドサッと放置。
そのままベッドにダイブすると、男性は有料冷蔵庫からビールを持って来る。
はいどうぞ
と渡されたビールを飲みながら、再びキスやらボディタッチをされる私。
ベッドの上でイチャイチャしているのだ。そりゃもう男性はたまらないだろう。
酔っていながらも、『リアルな体験談のためだ』という事はきちんと覚えている。ナンパからセックスに至るまでの流れを調査しなくてはいけない。
とはいっても、もし男性にその気がなければ、今回は「失敗談」という事になる。
せっかく1日使ってここまで来たのだ。できればセックスして、気分よく帰りたい。
チラッと男性の股間を見てみた。ジーンズ越しでよく分からない。
勃っているのかいないのか。それだけでも知れれば、今夜のセックスの可能性が分かるのに…。
男性はひとしきり私の体をベタベタ触って、存分にキスをした後、また冷蔵庫に行ってお酒を持って来る。
(まさか本当に何もしない気?ホテルに来てるのに!?)
という気持ちが私の中で駆け巡る。
お酒と会話を楽しむというスタンスで、なんと1時間ほど何もない時間が流れた。
(今日のナンパ体験は失敗だなー)
そう思っていると、男性がやっと動き出した。
もう1回私にキスをする男性。さっきまでとは違い、舌を絡めるディープな方。酔っているので、私もあっさりそっちのスイッチが入ってしまう。
ここまで来たら、その後は早かった。
Tシャツをめくられ、スカートを脱がされ、あっという間に全裸になった私。お互いに舐め合ったり、触りあったりしながらイチャイチャタイム。
ゴムを付けて色々な体位で突かれながら、お互いに満足するまでセックスを楽しんだ。
最後に
今回、私に声をかけて来た男性との「セックスまでの流れ」は、某スポットでナンパ→道案内→お礼のカフェ→仲良くなったところでお酒→酔わせてホテルというものだった。
定番中の定番ではあるが、やはりセックスの成功率が高いからこそなのかもしれない。
ちなみにその男性は、2日前にも同じやり方で2人の女の子とホテルへ行ったのだそう。
私の体験を参考にしながら、ぜひ読者の皆さんもナンパをマスターしてみよう。
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