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【書評】本当に洒落にならない『女子大生がヤバイ!』

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【書評】本当に洒落にならない『女子大生がヤバイ!』

【EGweb】運営者江川

 記事のタイトルは、久しぶりに「ホッテントリメーカー」さんのお世話になりました。

記事内でこのように囲まれた文章は引用です。


概要


 今回ご紹介するのは「小沢 章友」さん著、女子大生の生態を分析した1冊

 第1刷発行は2009年3月20日、およそ4年前の本ですね。

「キレる」心理を鋭く分析したかと思えば、奔放に性体験と性的妄想を描き出す。親への違和感を吐露し、友達のウザさにむかつく――東京郊外のさる女子大で文章創作の講座を受け持つ著者が、その作品を通じて、女子大生の頭の中を解剖。予想を遥かに超えて表現されるその作品からは、彼女たちの思考とライフスタイルが生々しく浮かび上がってくる……。フツーの女子大生たちの本音は、ヤバイほどに面白い。

【本書そでより】


 タイトルを見て「面白そう」と思って購入した本でしたが、これが予想以上の大当たり。

 気が付けば夢中になってしまい、5時間で読み終わりました。

ピックアップ


 ネタバレが含まれるエピソードは、該当部分を伏せています。

安定存在

 今日もまた頭痛とともに、吐き気が私を襲う。そしていつも通りトイレにかけこみ、嘔吐する。嘔吐すると楽になるが、頭痛は止まない。しかし、今日は大切な予定がある。それは前から気になっているデートだ。(中略)

「どーせ、私は」とか、「私なんて」とか、ネガティブなことばかり考えていたせいで、まわりの友だちは私を「暗い」とか、「陰気だ」とか言って、離れていった。(中略)

 そんな私が今日はデート。まだ一回も会ったことがない、ネットで知り合った彼。(中略)

 やっぱり私のような暗い陰気なのが、恋なんてしてはいけないんだ。私はネットで彼に連絡してみた。
「私、やっぱり今日会えない。こんな私と会ったら、絶対嫌いになるから」
 すぐに返事が来た。
「大丈夫。どんな君でも、オレは会いたい」
 私は嬉しくなり、会うことを決心した。(中略)

 デートのあと、彼は私に、とっても元気になれる●●●を紹介してくれた。


家族ゲーム

「ゲームをしないか」
 新聞を読んでいた父が、突然言い出した。(中略)

「何の?」
「何でもいい。そうだ、トランプでもしよう。ババ抜きなんてどうだ」
 私と姉は視線を交わした。(今時?)(めんどうくさい)(でも父さんが珍しく言い出したことだし)(まあ一回くらい相手してあげようか)無言の会話が終わり、私は渋々トランプをやることにした。(中略)

「でも、普通にやったんじゃ、面白くない。最後までババを持っていた者は、秘密を話さなくてはならないということにしよう」
 父のまたもや突拍子もない提案に、私も母も姉も顔を見合わせた。(中略)

 始めるとみな真剣になり、だんだん盛り上がってきた。一番先に上がったのは父。次に私。結局負けたのは姉だった。(中略)

 姉は、「じゃあ、えーと、実は私、メイド喫茶でバイトしてます」(中略)

 どうやら父はババ抜きが強かったらしく、なかなか負けなかった。十二回めで、父が負けた。(中略)

「父さん、実は……」私も姉も母も、父の言葉に耳をそばだてた。「父さん、実は、昨日●●●●されました」


女友だちと恋愛ゲーム

 あたしは、友達の彼氏が好き。リサとあたしは高校からの友達で、今でも仲が良い。リサはタカシとつきあって二年になり、あたしはヨシオとつきあって一年になる。みんな同じ高校だったから、四人で仲良くダブルデートをしているけど、あたしとタカシはずっと浮気をつづけている。タカシはリサに、あたしはヨシオにばれないように必死だ。このスリルがたまらない。
 四人で遊園地に行ったとき、タカシは「オレ、ジュース買ってくる」と言い、あたしは「トイレ行ってくる」と言い、ふたりでトイレで短いSEXをした。タカシとリサが一緒にいるとき、「愛してる。二分以内に返信して」とメールを送り、タカシが困惑してる様子や、リサに隠れてメールを打ったりしてるのを見るのが楽しい。


超秋葉系彼氏

 アタシの彼氏はいわゆる秋葉系。ルックスは電車男入ってるし、デートは秋葉原オンリーだし、オタク仲間に出会えば、わけ分かんない話で盛り上がってるし。んもう、超がついちゃう秋葉系彼氏なわけ。なんで、そんな奴とつきあってるのかって?そんな事アタシが知りたいっつーの。(中略)

 コイツとの初めての出会いは、学食。あの日、そこでバイトしていたコイツは、学食のおばちゃんに頼み込み、アタシが注文したオムライスに、ケチャップでこんな文字を書いて、わたしたんだ。
「スキです」


自傷愛

 また、ひとつ、ふたつ、みっつと、腕や顔に増えていくアザ。跡に残るかもしれない、濃いアザ。それを見て、なぜか快感が増していく私。アザを触りながら、にやついてしまう。こんな私を変だと思うなら、そう思われてもかまわない。だって、これが私の生きがいなんだから。
 今日は、足にアザが。アザからは少し血がにじんでいる。それにも興奮を覚えてしまう私は、やっぱり変なのか。
 けれど、アザのできた体を見るのが、こんなにも快感で、落ち着くものなのか。一回このような快感を覚えてしまった私は、この快感から抜け出せずにいる。そして今日もまた、私は自分の体を殴りつづける……。


ケータイ断食

 ケータイというものが私はあまり好きではない。いつでも繋がっているとよく言われるけれど、繋がるというよりも、捕まっているという感じがする。どこにいても追われている感じ。ケータイ依存なんて言葉がある。私は何にも依存したくない。ところが、気がつけば、私はケータイを片手に歩きながら、着信がないか絶えず液晶画面をのぞきこみ、暇さえあればメールを打っている。(中略)

 外に出よう。ケータイを断とう。そう思い立ったのは、ある冬のことで、友人から来た一通のメールに返信するのが面倒だったということもある。私はそのメールを返さないまま、「ケータイ断食」を始めた。


復讐サイト

 私の通う学校には、“復讐サイト”が存在する。しかし、それは暗黙のうちにあって、その話をする者は、誰もいない。“復讐サイト”とは言うが、ほとんどは“悪口サイト”といった感じだ。(中略)

 悪口が繰り返される中、ふいに、ある者のフルネームだけが書き込まれる。すると、その下に、同じようにフルネームが書き込まれるのだ。100に達すれば、それが決まる。投票のようなものだ。
 次の日、名前が書かれた者は、学校全体から“無視”される。そのことについて誰も話さないのに、ただただ“無視”をするのだ。まるでその人がそこにいないかのように。(中略)

 私にも気に食わないやつがいた。ある時どうにも我慢できないことがあり、“復讐サイト”に書き込んでみた。


レビュー


 女子大で小説創作の講師をしている著者が、学生に書かせた作品を紹介した後、彼女たちの思考について考察するという構成になっています。

 今回は本書のメインである、女子学生の小説をピックアップしました。

 まず驚かされたのが、「女子大生の表現力はこんなにも豊かなのか」ということです。

 彼女たちの作品にはフィクションが多いのですが、それでもなお面白い。

 優秀作品については、著者が講座で作者名を伏せて読み上げるとのこと。

 この匿名性もあってか、「小説」という自己主張の場を与えられると、理性や自制心などのリミッターが外れるようです。

 その結果、過激な暴力、生々しい性描写といった、女子大生の胸中を反映した作品が仕上がります。

 本書を読み進めていくと、まるで彼女たちの心を「めくりたい」という感覚に囚われます。

 amazonでのカスタマーレビューが、限りなく星5つに近いのも納得。

「フツーの女子大生たちの本音は、ヤバイほどに面白い」

 著者のこの言葉に、嘘はありませんでした。

 女子大生についての理解を深めたいのなら、ぜひ読んで頂きたい一冊です。

目次

はじめに
第一章 心のかたち――芯はまじめだが、キレるとヤバイのだ
第二章 家族――漂流のはてに行き着くところは
第三章 友人――偽装だらけで、本物の友人はどこにいる
第四章 彼氏――脳内彼氏と現実彼氏はあまりにちがう
第五章 性的妄想――ひそかに育てられるエロスと暴力
第六章 携帯メール――新たな自己主張の武器を使いこなせ
終わりに


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4.0 rating

この記事の著者

職業:R-18ブロガー【EGweb】運営者江川
『役に立つ記事の提供』がモットーのR-18案件専門ブロガー。
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