昔バイトしていたコンビニに、イケメンで超遊び人の後輩がいた。
彼は1ヶ月スパンで彼女が変わっており、後輩ながら恋愛においては師匠と仰いでいた。
そんな彼が、「JKは何にも勝るブランドだ」と言っていた。
当時はJKにそこまで強い関心を持っていなかったため、よく分からないがそんなもんなのかと感じていた。
彼の言うブランドである「JK」と一度付き合う機会があったので、その話についてまとめた。
今回のレポートでは、JKとの出会いから告白、デート、H、振られるまでの流れについて紹介する。
WANTED
- 写真
- なし
- 名前
- 千秋
- 年齢
- 18歳
- 職業
- JK
- 利用したサイト
- アメーバピグ
- 出会うまでの料金
- 無料
- 出会うまでの日数
- 半年
- 出会った場所
- 上野
出会いと別れ
まだアメーバピグのサービスが始まったばかりの頃。
人伝いにそのようなコミュニティサイトがあると聞いて、なんとなく始めてみた。
≪5分で理解するアメピグ『茶屋街』≫にもまとめたような広場に毎日顔を出し、私は「千秋」という女の子と仲良くなった。
彼女は定時制の高校に通っている18歳の女の子で、夕方から夜にかけて学校に通い、昼間はバイトをしているとのこと。
いつも学校が終わった後に深夜の0時頃からインして、それから寝るまでの2時間ほど話すことが多かった。
そのときの話題は、学校やバイトのこと、そして浮気性で俺様気質の彼氏のことだった。
千秋はいつも愚痴ってばかりだったので、私は「愚痴るくらいなら別れたらいいじゃん」と多少の下心を持って言った。
そうすると、彼女が「でもなぁ…」と曖昧な返事をするのがいつものパターン。
どうやら千秋は、そのときの彼氏で3人目らしい。
「元彼が~」、「元彼が~」と言うのが口癖の1つでもあった。
当時、過去の恋愛の傷が癒えていなかった私は、そのフレーズにうんざりすることもあった。
それが原因で、千秋とは喧嘩になって気まずくなり、徐々に話すことが無くなっていった。
「もうこの子とは何もない」
そう思っていた半年後。
何気なくピグをしていると、数ヶ月ぶりの千秋のインを知らせるメッセージが表示された。
ここで無視しても良かったのだが、「せっかくだから挨拶だけでもするか」と軽い気持ちで声を掛けてみた。
半年ぶりに話した千秋は、すでに彼氏と別れていた。
「彼氏がクリスマスに会ってくれなかった」
「あたしがプレゼントをあげたのに、彼氏は用意してくれていなかった」
彼女は以前と同じように、不満を口にすることが多かった。
(そんなの前からわかってただろ…)
私は少し呆れたが、久しぶりに千秋と話すのはとても楽しかった。
もともと波長が合っていて、1日何時間も話すことができ、イチャつくこともあったため、彼氏のいなくなった千秋との心の壁はドンドン壊れていった。
千秋は相変わらず「元彼が―」の話題が多かったため、私もそれに合わせて元カノの話をしていた。
すると徐々に、「DHの彼女羨ましいなぁ」という言葉が出てくるようになった。
どうやら千秋は、年上の私から「大人」という魅力を感じ取っているらしかった。
とにかく、彼女の知らない世界、社会人、一人暮らし、そして様々なHの話。
それらが、千秋にはとても新鮮に映ったに違いない。
彼女と連絡先を交換したのはその1週間後、遊ぶ約束をしたのは1ヶ月後だった。
デート場所は、動物園とカラオケに決まった。
待ち合わせ場所に現れた千秋の第一印象は、「ちっこいギャル」だった。
身長150cmと小柄ながら、ヒョウ柄のミニスカートに、明るい茶髪という出で立ちをしていた。
千秋はリアルではピグ以上に話す娘で、私が道を間違えても気にすることなく、「そんなことよりも話すことがたくさんある」とばかりに、とにかく延々としゃべり続けていた。
私は普段そこまで喋らないものの、それが新鮮で面白かった。
自分に無いものを持っている彼女に惹かれつつあった。
道中ではピグでのやり取りのように、千秋を何度もからかって楽しんだ。
動物園からカラオケに行く途中、上りのエスカレーターで彼女の一段下に立ったとき、私は「これでやっと身長同じくらいだね」と向かい合って言った。
その後に、「あのセリフにドキッとした」と言われた。笑
そうこうしているうちにカラオケに到着。
利用時間などを用紙に書く際、横にいた千秋は私のヘタクソな字を見て「上手ー」と目を輝かせていた。
(何言ってんだこいつ)
最初はそう思ったが、惚れた相手に対しては全てが良く見えるものなのかもしれないと後で考えた。
千秋は歌がとても上手かった。
得意ジャンルも幅広く、最近の曲からボーカロイドまでを歌いこなした。
当時ニコニコ動画で聴いて覚えていた、「メランコリックを歌ってほしい」とリクエストした。
http://www.youtube.com/watch?v=OlgXaYJF1ZE
「全然」がキーワードの曲で、それを歌い終わった後に私は千秋に告白した。
「実際に会うのは今日が初めてだけど、千秋のことは半年前から知ってる。実際に会ってみて更に好きになった」
すると彼女は、「うーん」と10分ほど悩んでいた。
当時は「俺じゃ駄目だったか…」と不安に感じていた。
しかし今思えば、彼氏と別れたばかりで新たな付き合いに躊躇っていたのだろう。
告白したものの、いつまで待っても答えを聞けそうにない…。
そこで私は何を思ったのか、どこから勇気が出てきたのかもわからないが、「キスしてもいい?」と聞いていた。
千秋は、その質問に対してはすぐに答えてくれた。
答えはなんと「うん」であった。
翌日にまた遊ぶ約束をして、そのときに「お願いします」と返事をもらった。
こうして千秋と付き合うことになったのだが、彼女の歌った「メランコリック」同様、私たちは「全然」わかり合えていなかった。
お互いの外見や雰囲気にばかり惹かれ、内面の深い部分は何一つ理解しないまま付き合っていたのだ。
1ヶ月後、千秋との関係は終わりを迎えた。
最後に
「アメーバピグでJKと仲良くなりたい」という方へのアドバイスである。
千秋と同じような、「定時制」、「通信制」のJKを狙うことをおススメする。
「そんなの滅多にいないだろ…」と思うかもしれないが、意外とピグには多いのだ。
現に私は、他にも2人の定時制のJKと仲良くなり、そのうちの1人の娘とは実際に会って遊んだ経験がある。
普通のJKと、「定時制」、「通信制」のJKの何が違うのか?
まずは、インしている時間帯である。
彼女たちは学校のシステム上、多少の夜更かしが可能であり、かなり自由が効く。
そのため、深夜にピグ内で出会うJKは、千秋のような女の子の可能性が高いと言える。
そして、学校のクラスメイト達だけの中で生活をしていないため、多少の年齢の差を気にしない娘が多い。
普通の人が寝ている深夜の時間帯にインしているJKを見かけたら、是非このレポートを思い出してみてほしい。
千秋との破局に至る過程と、一度だけしたHについては、次回のレポートにまとめることにする。
下巻アメピグでJKと出会って1ヶ月で振られた話「千秋」
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