今回はアメーバピグで出会ったJCとの話。
3年ほど前の話だが、『JCと競馬場』というあまりセットになりにくい組み合わせだった。
そのため、この出来事はよく覚えている。
WANTED
- 写真
- なし
- 名前
- ペコ
- 年齢
- 14歳
- 職業
- JC
- 利用したサイト
- アメーバピグ
- 出会うまでの料金
- 無料
- 出会うまでの日数
- 3ヶ月
- 出会った場所
- 京都競馬場
出会うまで
よくピグ内にいるJCやJKにありがちな派手なファッションではなく、Tシャツにスカートだけという地味な格好に、ツインテールの髪型をしていた。
彼女は「ペコ」という簡単な名前をしていた。
知り合った場所はサッカー広場で、適当に広場内にいる女の子に話しかけていると、どこからともなく現れて混じってきたのが彼女だった。
途中で最初に話していた子が用事でいなくなってしまったため、その後はペコと話して自然にピグ友になった。
彼女の第一印象は、「生意気な子」であった。
私がピグにインすると、ペコも大抵ログインしていることが多かった。
チャットで声を掛けて、学校の話や最近クラスで流行っている芸能人についてなどを教えてもらった。
だが年齢が年齢だったため、恋愛感情は持ち合わせていなかったし、「会いたい」という気持ちもなかった。
「食べるのが好き」ということだったので、そのことを中心にからかって楽しんでいた。
ピグで仲良くなって3ヶ月ほどした頃、私が「最近先輩と競馬場に行った」という話をすると、なんと彼女も競馬場へ行ったことがあると言う。
それどころか、父親と一緒に月に1度くらいの頻度で行くことがあり、私以上に競馬には詳しいという話だった。
「なら、今度一緒に行く?」と誘ってみると、「別にいいけど」という返事があった。
単なる友達という気持ちで連絡先を交換して、日曜日に京都競馬場で待ち合わせる約束をした。
「ペコ」との出会い
「顔写真の交換は嫌」と言うので、写メの交換はせずに当日を迎えた。
競馬場に着いてから、「どんな格好してる?」とメールを送る。
すると、ペコから靴の写メだけが送られてきた。
日曜日の競馬場に行ったことがある人なら分かると思うが、人でごった返した競馬場内を、靴だけを頼りに探すのはとてもじゃないが無理な話。
その後も恥ずかしいのか、なかなかちゃんとした目印を教えてくれず、会うまでに15分ほどかかってしまった。
ペコの外見は中の中くらいで、どちらかと言うとまだ垢抜け切っていない田舎の中学生という感じがした。
若干イライラしていた私だったが、「相手はJCだから穏やかに対応しよう」と、ジュースをおごってあげて一緒にくつろぐことにした。
彼女はピグと性格があまり変わらず、とにかく「生意気」な女の子だった。
ピグでも話していてたまにイラつくこともあったが、それはリアルでも同様である(距離が近い分なお強かったが。笑)。
しかし、バレンタインが近かったこともあり、「家にあった」というチョコを持ってきてくれたため(照れ隠しではなく、おそらく本当に家にあったもの。笑)、それを一緒に食べた。
その後は一緒に競馬を見て、何レースか馬券を買って応援したり、出ている屋台で牛丼や焼き鳥を買って食べたりした。
レースとレースの間は割と暇で退屈していたので、おそらく彼女も同じ気持ちだったに違いない。
夕方前には競馬場を後にし、自転車で来ているというペコと別れた。
その後ペコとは1ヶ月ほどピグで会うこともあったが、徐々にインしなくなり関係が途切れた。
ペコとの競馬場でのデートは、あまり楽しいとは言い難いものだった。
今になってこの時の敗因を考えてみると、『年齢の離れているJC』というだけでもハードルが高いのに、その遊び先を『競馬場』というさらに難易度の高い場所に設定したことである。
当時はまだネットでの出会いについて右も左も分かっていなかったため、「自分が行きたいから」「お互いの共通点だから」というだけで設定してしまった。
しかし、本来は「自分が自然体になれる慣れた場所」「相手を楽しませることができる場所」を選ぶことが重要である。
女の子はそういった雰囲気に弱いので、その空気感を作り出せるかどうかに、デートを楽しく過ごせるかの全てが掛かっていると言っても過言ではない。
その後ピグでは何人かのJKと遊ぶ機会があり、「JKたちの好きなものに合わせる」という意味で、カラオケやゲーセンで遊んだこともあった。
あるいは「大人の世界を教えてあげる」という意味で、そのような雰囲気の個室のあるお店でのランチも受けが良かった。
今回の競馬場という場所は、初デートには決して「適していない」ということだけを最後に断言して終わりとする(笑)
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