【EGweb】運営者江川

2015年8月12日13時11分

　少女の接客サービスを売りにする「ＪＫ（女子高生）ビジネス」に少女を従事させていたとして、愛知県警は１２日、名古屋市中区のＪＫビジネス店「スタジオＥｅ」の経営者の松原正典容疑者（５１）＝愛知県一宮市＝と、店長の山田香織容疑者（２５）＝名古屋市中区＝を、県青少年保護育成条例違反や労働基準法違反（危険有害業務）の疑いで逮捕した。ＪＫビジネスを全面的に取り締まる改正県条例の施行後、初めての摘発となる。

　２人は「１８歳未満とは知らなかった」などと容疑を一部否認しているという。

　県警によると、松原容疑者らは４～５月、名古屋市中区の「スタジオＥｅ」店内で、１８歳未満と知りながら、無職の少女（１７）にスカート丈の短い制服などを着用させ、マジックミラー越しの客に対し、下着を見せたり、撮影させたりしたなどの疑いがある。

【出典：朝日新聞デジタル】

　名古屋の見学店、『スタジオEe』に当局のメスが入った事は耳にしていたが、とうとう経営者と店長が逮捕された。他のニュースでは、「女子高校生の水着姿などを客に撮影させる店で働くよう勧誘した」とも報じられている。

@egatake18x 初めまして。ご存じだとは思いますが、名古屋のスタジオEeにガサが入ったらしいです。詳細は不明ですが、今日土曜は臨時休業でした。一応お知らせしました。

— かず兄 (@kazuani_0625) 2015, 7月 25

　同店のガサ入れ情報は、7月25日にTwitterのフォロワーさんから頂いた。つい最近の話だったため、今回の摘発について特に驚く事は無かった。
　しかも、先月１日から愛知県で改正条例（JKビジネス全面規制）が施行されたにも関わらず、少女を働かせていたのだから自業自得と言わざるを得ない。

『スタジオEe』って何よ？

　まずは『スタジオEe』について軽く説明しておこう。
　同店は名古屋市中区上前津に存在していた見学店である。スタジオEeのビル内には撮影スタジオが併設されており、見学した後、気に入ったコをそのまま撮影することも可能だった。この独自のシステムが男性客に受け、好評を博していた。

　俺は訪問したことは無いが、当ブログのライターや読者が潜入している。スタジオEeの概要は下記の体験レポートを参照して欲しい。

Check
・名古屋のJK見学店「S」で女子高生のパンツを買ってみた
・3,000円ポッキリで制服少女と個人撮影！？名古屋のJK撮影店、「N」に行ってきた
・盗撮するくらいならココへ行け！名古屋の制服女子見学店、『スタジオEe』に行ってきた
・ドストライクの激エロ美少女を発見！名古屋の制服女子見学店、『スタジオEe』に行ってきた

　今回の報道により、同店の常連客たちが落胆している事は想像に難くない。

逮捕された経営者、「松原」氏について

　松原氏は、制服の買い取り・販売を行う『青春紀行』、10代後半から20代前半の素人モデルが在籍する撮影クラブ『名古屋遊撮（旧：犬山撮影所）』、そして今回問題となった制服女子見学店、『スタジオEe』を経営していた。
　とある読者の予想によると、３店舗を合わせた月商は数百万円にも上ると言う。

　同氏の印象は「頭の切れる人物」である。自身のブログ「経営者のブログ」では、経営理念やJKビジネスに関する持論を展開し、多くの読者から支持を得ていた。かく言う俺も度々目を通しては、生の情報源として役立てていた。
　特に警察の動きには敏感で、条例改正前、自身が手掛ける店舗の臨時休業措置を取ったり、18歳未満の少女を一時解雇するなど、法の網を上手く掻い潜っていた。これまで何事も無く営業していたことも、同氏の経営力の高さを裏付ける。

　そんな松原氏がなぜ再び児童（18歳未満者）の雇用に手を染めたのか。その理由は定かではない。

愛知県のJKビジネスは絶望的、在住者は今すぐ体験せよ

　今回の事例から、児童に対するJK店への勧誘、及び「児童の下着（水着）姿を見学させる行為」は摘発対象となる事が判明した。となれば、愛知県のJK撮影店、JKリフレ店はおろか、見学店すらも軒並み壊滅してしまう。

　事実、愛知県のJKビジネスは衰退の一途を辿っている。「日本一JKビジネスに厳しい県」はやはり甘くないのだ。当局の目は以前よりも光を増し、児童を働かせる（危険有害業務）店の排除に力を入れている。
　同県に在住中のロリコンたちは、早急に動いたほうが良い。数少ないオアシスが枯れる事は目に見えている。だが、JK店を訪問中、摘発に遭う危険性がある旨も付け加えておく。

最後に

　とは言え、それほど嘆く事は無い。「表」がダメなら「裏」がある。愛知県のJKビジネス業者は地下へ潜り、裏側で胎動し続けるだろう。
　また、情報やタレコミが入り次第、【EGweb】でも随時伝えていく。JK店を含むアングラ情報が欲しいのなら、これからも購読を欠かさぬことだ。