【EGweb】運営者江川

　いつも【EGweb】を見て下さって、本当にありがとうございます。

　僕は基本的にネタに困ってます。

　そんなとき、ふと思い付いたことがありました。

「ブログで本を紹介すればいいんじゃね！？」

　世に出ている本は、それこそ読みきれないほどあるからです。

　もともと参考書籍をメチャクチャ購入していたので、この機会に書評を始めることにしました。

『書籍レビュー』カテゴリーでは、僕が読んだ『恋愛・風俗』関連の本を独断と偏見を交えてご紹介していきます。

　記事の最後にはAmazonのアフィリエイトリンクを貼っていますが、「参考になったら【EGweb】から買ってあげて下さい」という程度です（笑）

記事内でこのように囲まれた文章は引用です。

概要

　記念すべき第１回目は、「築紫 太郎」さんの風俗潜入体験ルポ。

　第１刷発行は2010年12月18日、比較的新しい本です。

　プロの風俗嬢ではなく、あくまで素人女性のお小遣い稼ぎとして成り立つ「素人フーゾク」に、一介の客として潜入取材を敢行。（中略）

　潜入取材だからこそ知りえた、ここにしかないマル秘情報が満載！

【本書裏表紙より】

　僕は風俗が大好きなので、ワクワクしながら読んでみました（笑）

ピックアップ

１．出張カラオケコンパニオン

　そのバナーをクリックしてホームページに飛んでみると、「デート気分で女性と会話やカラオケで盛り上がりたい貴男！優しく可愛いカラオケコンパニオンを派遣いたします」と書かれている。
　カラオケコンパニオンとは通常、カラオケでの宴会やパーティで女性の華が欲しい時に出張してくれる「カラオケ専門のホステス」らしいのだが、この店のシステムを見ると、通常コース（60分6千円）の他に、『恋人コース』（60分9千800円）という何やら怪しいコースが存在するのを発見…。
「非日常空間での遊びが貴男の興奮をいっそう高めてくれることと思います。このコースは１対１での御利用に限ります」
　などと意味深な説明書きが、女性の生脚を撫でてイチャつく男の写真とともに添えられていた。…う～む、なんだコレは？

２．出会い系電マ倶楽部

「そういえば…こないだすっげー怪しい店見つけちゃいましたよ。電マが好きな素人女を斡旋してくれる、ヘンな”出会い系”の店があるんすよ。摘発される前に行っといたほうがいいですよ～」（中略）

　見ず知らずの男に電マを試されるという怪しい”モニター”に応募してくる女性たちとは、はたして何者なのだろうか――？（中略）

「当店は店舗がございません。路上でウチの店員と待ち合わせになり、電マをお渡しいたします。つきましてはお客様の服装を教えてください」ときた。
　怪しすぎるぞ…。

３．寸止めエステ

　ちょっぴりエッチだけどヌキのないマッサージ、通称”寸止めエステ”。
　JK（女子高生）世代の10代少女が、ビキニやキャミソールなどの過激な格好で、胸をムニュッと押し付けたり、太ももを密着させてオイルでスリスリしたり、タマのキワまでモミモミマッサージしてくれるという、”ギリギリ”のマッサージをする同種のエステ店は2009年頃から、都市部で急成長を遂げている。（中略）

「いらっしゃいませ～♥」
　エレベーターで４階に上がると、おおっ！！Tバック姿でぷりぷりしたお尻丸出しのピチピチセラピストたちがお出迎え。思わず目の遣り場に困りながらも、受付を済ませる。
　僕は写真の中からロリ顔の18歳・Aちゃんを選び、「一番密着度が高いのでお薦めです！」と、店員に言われるがままに最長の100分コース（1万5千980円）を選択。
　すると、おもむろに誓約書のようなものを差し出された。
「当店は風俗店ではございません。以下にご了解いただけたら、サインをお願いします」
　書面には”自慰行為禁止”の文字が…。つまり、ヌキたくなるほどスケベなマッサージが、これから繰り広げられるということか。

４．会員制交際クラブ

＜◇誠実でHな女性との時間制限なく ○○の会＞
　これだけ読んでもなんのことだかさっぱりわからない。その『○○の会』をネットで検索してみると、それはどうやら会員制の交際クラブのようで、「女性会員数500名。安心してアバンチュールを楽しめる男性と出会うために1994年に私たち女性だけで作ったサークルです」と、実に怪しい謳い文句を掲げていた。（中略）

「あ、鴨志田（著者の偽名）さん？とっても綺麗な方をセッティングしてあるわよ。鴨志田さんよりも２つお姉さんね、35歳のOLさんですよー。それでホテルに入られましたら、さりげなく女性の方に『じゃあこれから楽しもうね』ってことで２万円をお渡ししてください。女性の方が『いらないわ』って言ったらラッキーですけども、最初はエチケットとしてね、渡したほうがいいと思います」
　２万円という金額も、ますます風俗臭い気がするのだが…。

５．マンション型出会い喫茶

　さて、今回潜入する上野の出会い喫茶『G』は、都内最大規模を誇り、しかも「マンションタイプ」という変わり種の出会い喫茶らしい。
　マンションタイプというのは、女性には１人ずつ「個室」が与えられており、男性客はその個室を覗いて女性たちを品定めすることができるのだ。地方から上京してきたばかりでまだ物件が決まらないという女性たちが、このマンションで生活しながら、男性との出会いを求めている、らしいのだが――。（中略）

　先客の男性１人は、食い入るようにマジックミラーに顔を近づけ、女性を品定めしていた。僕はなかなか女性にトークを申し込む勇気が出ず、１時間ほど待機スペースでウロウロしたが、覚悟を決めて、希望の女性を店員に告げ部屋に入った。

６．耳かき店の裏サービス

「いや～、すっげーおいしい店見つけちゃいましたよ」（中略）

　吉本君の話によると、その店は都内・山手線の某巨大ターミナル駅近くにあって、現役JKが多数在籍するメイド耳かき店らしい。しかもオプションで、通学する高校の制服や水着姿への”コスプレ”や”生着替え”を鑑賞することができて、さらに５秒千円単位で、JKたちのカラダをギュッと抱きしめることができるという。（中略）

　さて、お次は耳かき。衣装も再びチェンジして、いよいよ本命の水着姿で登場。
「じゃーん、水着でございまーす♥エヘへ。似合ってますかね？」
　なんと、水着がハチきれそうなほどの胸のボリューム（推定D～Eカップ）！！
　スリムなボディに、16歳でこの乳は反則でしょ！！
「すごいおおきいね。グラビアアイドルみたいだよ」
と、僕は興奮のあまり超オヤジくさい台詞を吐いてしまった。

７．おっぱいパブのVIPルーム

　そんなおっぱいパブには”裏メニュー”が存在する店が少なからずある。個室サービスというのがその一つ。しかし、どの店もおおっぴらに「個室アリ」を謳う店はなく、普段は何のためにあるのか説明されることもない。聞いても返ってくるのは「女のコ次第ですから」という答えだけ…。いったいその個室の中で何が行われているというのか。（中略）

「ねー個室って何ができるのかな？」
「ふふふ、行ってからのお楽しみ♥」
　キタね～。この言葉に早くも僕は本番できると確信した。この店は個室メインのようで、客のほとんどが女のコとカーテンの奥へ消えてゆく。フロア＝酒と会話（いわゆるフツーのキャバクラ）、個室＝２っきりでエッチ、というシステムのようだ。

レビュー

「客」としてフーゾクに潜入する経緯や過程をはじめ、プレイ内容までが具体的に書かれていました。

　会話やプレイ内容が生々しく、羨ましい限りです（笑）

　もの凄く肉薄した雰囲気が感じられ、「へ～、こんな風俗もあるのか」と興味深く読むことができました。

　特にJKが好きな僕にとっては『寸止めエステ』『耳かき店の裏サービス』がかなりグッときました。

　思わず行きたくなっちゃいましたね（笑）

　残念ながら店名は伏せられていましたが、実際に現地に行って探してみるのも良いかもしれませんね。

　著者が文字どおり「体を張った」素人風俗での体験談を、溢れんばかりのリアリティで書き下ろしています。

　素人風俗を疑似体験したい男性にもおススメの一冊です。

　お値段も新品で480円（税込み）とワンコインで買えるので、是非読んでみてはいかがでしょうか？