【EGweb】運営者江川
「落ち込んでいるときに優しくされてから、その娘のことを好きになってしまった…」
あなたは、こんな経験はないだろうか?
悩みを聞いて励ましてくれた人というのは、相談した人の心を強く打ち、特別な存在へと昇華しやすくなる。
今回は、「女の子の悩みをあなたへの好意に変えてしまう」という効果的な励まし方を解説しよう。
突然だが、心理学用語で「社会的比較理論」という言葉がある。
「いきなり専門用語を出されてもわからない…」
そんな人でも大丈夫、言葉とは裏腹に内容はとっても簡単だ。
言い換えれば、「人は自分の状況などを判断するときに、同じような境遇の人と比較して判断する」ということ。
たとえば、あなたが「受験に失敗してしまった…」、「職を失ってしまった…」としよう。
こんなときに、
「彼女にフラれて受験に失敗して家を追い出されてしまった」
「家が火事で焼け落ち、妻を亡くし、さらに仕事を失ってしまった」
などの、あなたよりもさらに不幸な境遇の人を知ったとする。
すると、「自分だけじゃない、もっと不幸な人がいて安心できた」と考えられるようになる。
これこそまさに、「自分と似た人を比べている」という紛れもない証拠なのだ。
これが、「社会的比較理論」という心理学用語の意味である。
以上を踏まえると、女の子から悩みごとを相談されたときの対処法もわかってくる。
本当に励まして癒してあげたいと思うのなら、「同じ状況」から話をしてあげることが大切なのだ。
たとえば、その娘が「彼氏にフラれてしまった…」と落ち込んでいるとしよう。
そんなとき、励ますための常套句には「他にもっと良い人がいるよ!」「○○ちゃんだったら、すぐに新しい彼氏ができるよ!」などがある。
しかし、「恋人がいない人 > 恋人がいる人 > フッた彼氏」のように、状況によって励ましの度合いが大きく変わってくるのだ。
もちろん、上記はフッた彼氏が1番言ってはいけないセリフだ(笑)
つまり、似たような状況の人ほど、励ましの効果は高くなるのである。
女の子を励ましつつ好意を抱かせるためには、「その娘と同じ境遇であることを伝え、同じような体験談を交えて話す」ことに尽きる。
その体験談は、相手の悩みよりも重い話のほうが、より強く共感を誘うことができる。
口先だけの「大丈夫だよ!」では女の子は癒されないし、心も動くことはない。
「相手と同じ状況を演じる」ことこそ、『セイム・フィーリング』話法の真髄なのだ。
女の子の悩みを好意に変える『セイム・フィーリング』
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