ライター夕花みう
近頃ナンパがブームなのだろうか。ここ半年ほど、異常なペースでナンパされる。
とはいえ、「美女はナンパしにくい」とよく聞くので複雑な心境でいたのだが、わたしの友人たちもかなりのペースでナンパされていた。しかも、場所が似たり寄ったりなのだ。
『えっ、こんな所で?』と意外に思うからこそ、女友達同士で話のネタにもなるのだが、その場所が同じ…。最近の流行ナンパスポットはここなのかもしれない。
ケース1.S級JDが遭遇した、驚愕の“新幹線ナンパ”
何度か登場している、とんでもない美人のDの話である。
Dは地方に住んでいるのだが、頻繁に色々な所(東京や名古屋など)へ遊びに行く。かなりの“パパ収入”があるため、好きなように使えるからだ。そんなDがされたナンパは、少し風変わりだった。
「お姉さんさ、すっごく美人だよね…ヤバいよ…」
駅のエスカレーターに乗っていると、ぴったり後ろから張り付いてくる男性がいた。見た目は20代中盤、ごくごく普通な雰囲気の男性だ。
「どこに行くの?」としつこく聞いてくるので、新幹線に乗って東京へ行く旨を伝えると、彼も出張で東京に行くと言う。話の流れで、一緒に東京行きの新幹線に乗ることになった。
「じゃ、これいらないや。隣座っていいよね?」
なんと、彼は会社から渡されたグリーン車のチケットを破棄し、自由席に乗り込んできた。
しかし、Dはなんでも受け入れてしまう性格の持ち主である。会話をしながら東京に向かう。東京までの所要時間は数時間だが、『話し相手がいれば時間が潰せるからちょうどいい』くらいにしか考えなかった。
平日の昼過ぎなこともあり、車内はあまり混雑していない。そのうち、徐々に話の流れが怪しい方向へ…。
「最近、いつエッチした?」
「正直、ムラムラしない?」
その男性はガチな下ネタを振ってくる。車内で彼とお酒を飲んでいたこともあり、良い気分になってしまったDは、特に気にも留めていなかった。
すると…男性がスーツで隠しつつ、Dのパンツに手を入れてきたのである。
わたしは後日談としてDから聞いたのだが、なぜ彼をもっと早い段階で追い払わなかったのか…非常に謎だ。
新幹線の中という背徳感が良かったのだろうか。Dも中々ドキドキする時間を過ごしたらしい。
「ちょっと普通はできない経験だよね!まぁ顔はタイプじゃなかったけど!」
そう言い切るDは、わたしも驚くほどの猛者である。
ケース2.帰宅中の女性を狙った“友達募集ナンパ”が増加中
繁華街の駅よりも、最近アツいのが地元の駅。帰宅寸前、または帰宅中の女性をターゲットにした、「ベッドタウン」と呼ばれるエリアでのナンパが増えている。
終電間際、「飲み足りないけど、終電だから帰って来た…」と言う女性を狙ってみよう。意外に好感触のハズだ。
「お姉さん、飲み帰りですか?」
つい先日の事。わたしが帰宅していると、いかにもヤンキー調の男性が声を掛けてきた。歳は20代半ばだろうか。まるでコンビニにでも行くような、ラフなトレーニングウェアを着ていた。
「いや、仕事帰りだけど…」
「僕、最近この辺に越して来たんですよ!だから友達少なくて…友達になってくれませんか?」
この“友達募集ナンパ”は頻繁に遭遇する。わたしは仕事以外で出会った男性とは、何を話せばいいのか分からないコミュ症女子なので断った。
が…実はこのナンパ、かなり成功率が高い。そこまでの下心も感じられないし、『とりあえず連絡先だけ教えとこう』と考える女性が多いからだ。
最後に
ナンパの極意は、とにかく数をこなすことだ。個人的には、下手な小細工は必要ないと思う。
以前、アドレス帳の登録時、名前の読み仮名部分を『あーーー』と入力した後に本来の読み方を入れ、あ行の一番最初に表示されるようにしていたナンパ師がいたが、これには正直引いた。何年か前に流行っていたテクニックらしく、数人があ行から始まらないのに表示される始末である。
変な小細工にはときめかないが、ストレートなアプローチなら嫌な気はしない(水商売や風俗のスカウトは別だが…)。
男性諸君は、是非ナンパに励んでほしいものだ。
Dちゃんのパンティに手を入れた男、マジ許せねぇお!!
まぁまぁ、一歩間違えば犯罪なんだし・・・
しかし、Dちゃんは色々とヤる事が凄まじいな
一度ご尊顔を拝したいもんだ
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