どうも、最近夏バテのおかげで食欲と性欲が萎え気味の「gumi」です。
「脳にチンポ生えてるんじゃね?」と揶揄された私でも、さすがにこの暑さではセックスする気も失せてしまいます。
今はセックスよりも、クーラーの効いた部屋で寝る方が気持ち良いです。
さてさて、夏ということで、祭りやイベント等で解放的な気分になっている男女も多いだろう。
事実、最近はTwitterで「夏祭りでナンパした女の子ゲット!」のようなツイートをよく見かける。
それとフジロック全3日間で5人とSEXした女性がいるとかいないとか…。
まぁそんな感じで遊びまくるのは大いに結構なのだが、『性病のリスクを考慮して遊んでいるのか?』と疑問に思い、この記事の執筆に至った。
実際に、近頃の若者の性病に関する知識はかなり乏しい。
今回は、性病の恐ろしさについて警鐘を鳴らしていく。
1.一度感染したら治らない「エイズ」
最近急速に広がっている「エイズ」。
特に東京や大阪などの都市部では、日々爆発的に感染者が増えている。
エイズの感染原因として、一番多いのが同性間の性行為(アナルセックス)だ。これが約7割を占める。
異性間の性行為(女性の膣に挿入するセックス)は約2割、その他(母子感染、注射の回し打ち等)が1割となっている。
アナルセックスの感染割合が高い理由は、肛門は非常に繊細な造りをしているため、性交渉で傷ができると出血する場合が多く、そこからHIV(ヒト免疫不全ウイルス)が侵入するからだ。
つまり、生挿入のアナルセックスは非常に危険なのだ。
異性間の感染率は低いが、実際に感染している人もいるので注意が必要である。
そしてエイズの怖さと言えば、症状が出るまでに数年を要するため、感染に気付かないという点だ。
HIVに感染すると、①感染初期、②無症候期、③エイズ発症期の経過を辿る。
感染初期はインフルエンザのような症状が現れる事もあるが、体調は数週間で元通りになる。
その後、無症候期に入ると、数年~10年以上は特に何も症状が出ない。だがその間、体内の免疫力はHIVによってドンドン低下していく。
そして免疫力がほぼ無くなってから初めて体に異変が起き、症状が現れる。これがエイズ発症期である。
最初は酷い風邪のような症状が出るが、すぐに治るため、発症まで自分がエイズに感染していた事に気付かないケースが非常に多い。
これがHIVのタチの悪い所だ。
エイズ予防に最も効果的なのが、コンドームの使用である。
HIV自体は非常に感染力の弱いウイルスなので、コンドームを正しく装着しての性行為なら感染の可能性はまず無い。
ちなみに、フェラチオ等のオーラルセックス(口腔性交)で感染する事もほぼ無いため、挿入時はしっかりコンドームを着けるようにしよう。
【EGweb】でも紹介したが、私は数年前、HIVの検査に行ったことがある。
Check出会い厨がHIV検査に行ったときの話
当時の恐怖は未だに覚えているが、生きた心地がしなかった。
「陰性」という結果が出た時、かなり気持ちが楽になった記憶がある。
万が一、HIV検査で陽性反応が出たとしても、絶望する必要は無い。
現代の医療にはエイズの発症を遅らせる薬があるため、それを飲んでいれば健常者と何一つ変わらない生活を送ることが出来るからだ。
不安な人は、勇気を出して一度検査に行くことを強くオススメする。
2.HIVの感染率が数倍上昇する「クラミジア」
最も感染者数が多い性病、それが「クラミジア」である。
一度は耳にしたことがあるだろうが、クラミジアの患者は国内だけで100万人に達する。
その理由の1つとして、「自覚症状に乏しい」事が挙げられる。
大抵は尿道から膿が出てきたり、オシッコの時に痛みを感じるのだが、性別を問わず症状がほとんど現れない人も半数程度いるため、注意する必要がある。
そして一番の理由は感染率の高さである。
生挿入をした場合の感染率は約50~80%と言われており、この性病の怖さを物語っている。
さらに、クラミジアにかかっていると、HIVに感染する確率が3~5倍にもなるのだ。
クラミジアに感染したかもしれないと感じたら、早めに病院で検査を受けた方が良い。
何よりも驚きなのが、女子高生の約13%がこのクラミジアに感染している事だ。
日本性教育協会(JASE)が高校生を対象に調査を行ったところ、男子高校生の6.7%、女子高生の13.1%が感染している事が判明した。
これは実にけしからん結果だが、今の若者の性病予防に対する無関心さが表れている数字である。
私はクラミジアにかかった事は無いが、知人の男性がクラミジアに感染して通院していた。
症状を聞くと、オシッコをする時の痛みが尋常じゃなかったらしく、これはヤバイと泌尿器科で診てもらった結果、クラミジアが発覚したそうだ。
ちなみに、感染経路は当時付き合っていた彼女からという、実に悲しい結末だったw
このクラミジアも、コンドームを正しく使用することで感染を防げる。
3.コンドームを使用しても防げない性病
コンドームを着用すれば、性病を100%防げるというわけではない。
コンドームを着けても感染の危険性がある性病も複数存在するのだ。
こちらでは、その中でも特に厄介な性病を紹介する。
毛じらみ
「毛じらみ」は性行為の際に陰部同士が接触し、相手の毛に乗り移る事が原因で感染するため、コンドームの有無は関係ない。
毛じらみに感染すると、陰毛部分の根元付近に卵を産み付け、皮膚から血を吸って生き続ける。
その結果、感染後は激しい痒みに襲われる。
毛じらみに感染した場合は、毛を全て剃る(パイパン状態)のが効果的だと言われているが、万が一毛じらみが残っていたら、別の場所(肛門など)に移動してしまうのであまりオススメしない。
市販されている「スミスリンシャンプー(シラミ駆除医薬品)」を陰毛部分に定期的に散布し、死滅させる方法が最も効果的だ。
咽頭(いんとう)クラミジア
前述したクラミジアだが、この「咽頭クラミジア」はオーラルセックスにより喉に感染するので、コンドームでは防ぎようが無い。
風俗店で働く女性が感染しているケースが多く、特にピンサロを利用する機会が多い男性は注意が必要だ。
この咽頭クラミジアも特に症状は出ないため、知らないうちに感染を拡大させてしまう。
初期段階は風邪と似た症状ばかりなので、勘違いして放置する人が多いからだ。
そのうち、慢性化して治りづらい状態に陥ってしまう。
咽頭クラミジアの場合は市販薬では治癒できない。病院から処方された医薬品を飲み続けることが重要だ。
4.性病が怖いなら、コンドームは必ず着けろ
コンドームでも防ぎ切れない性病はあるものの、感染リスクを低下させるため、使用するに越したことはない。
まず、あなたはコンドームを使用する本来の目的をご存知だろうか?
「女性を妊娠させないため」だと思っている人が多いが、本来コンドームは「性病の感染を防止するため」のモノ。
もちろん、避妊具としても機能するが、元々の目的は性病の予防なのだ。
その点をしっかり認識しておこう。
確かに生セックスはかなり気持ち良いが、もしもの事を考えたら、やはりコンドームはしっかり着けるべき。
目先の快楽に囚われるのではなく、長期的スパンで考えれば理解できるはずだ。
無論、ナンパや出会い系で知り合った相手と生でヤるのは危険すぎる。
カップルなど、お互いに信頼できる者同士でヤるのが賢明だ。
私の場合、いつもサイフに最低2個はコンドームを忍ばせている。
しかし、いざヤる時、私がおもむろにサイフからゴムを取り出すと、相手の女の子に「なんで準備してんの!?」と突っ込まれるのがタマにキズだw
こう言われたら「友達から貰ったんだよねwww」と誤魔化しているが、あまり意味は無いだろう。
ちなみに、私gumiが愛用しているコンドームはこちら。
人気なのは薄さが売りの「サガミオリジナル」だが、はっきり言ってクソ高い。
Amazonでサガミオリジナルの12個入×3パックは3,646円もするが、私のオススメする「めちゃうす」は12個入×3パックで728円と驚きの安さ。
めちゃうすと謳っているだけにかなり薄く、使用感も良好である。
個人的にコンドームは安くても高くても大して変わらないので、わざわざ高額なゴムを買う必要は無い。
最後に
性病の怖さとコンドームの重要性を理解して頂けただろうか。
しっかりと性病予防を心がけながら、夏をエンジョイして欲しい。
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