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【ワクワクメール】まさかの逆援助交際!?

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【ワクワクメール】まさかの逆援助交際!?

読者投稿40代半ばの女性

『メールは前戯!』が心情のあたしは、即会いはしないタイプです。

 最低でも2週間、長いと半年くらいメールしたりします。

 まあ、半年の方はワケありでしたけど(笑)

 その間に、お互いに波長が合うか合わないかの判断をするわけですね。

 そんな中、うっかり3日くらいで会うことを決めてしまった殿方がいました。

 その男性は、ワクワクで初めてメールしたのがあたしだったらしくて。(ホントか?)

 確か貿易会社をやってる方で、年齢は2つ上だったかな。(あくまで自称)

「海外に出張に行かなければならず、その後だとだいぶ先になってしまう」とのこと。(今考えると怪しい)

「急で申し訳ないが、明後日時間があるなら会って欲しい」

 そう言われました。

 うーん…メールの感じは悪くないし、出張じゃしょうがないか。

 どうせ明後日暇だし…。

 そう思ったあたしはOKしました。

 待ち合わせは、新宿の超有名シティホテルのロビー。

 迷子率が高いあたしは、事前に地図で場所を確認して当日を迎えました。

 新宿駅に着くか着かないかのころ、「午前中新宿で仕事だったから、車で駅まで迎えに行きますよ」とメールがありました。

 それはありがたい!

「迷子にならずに済みます。お願いします」と言って、新宿駅までお迎えに来ていただくことに。

 車はレクサスでした。

(お金持ちは、なぜか判を押したようにレクサスだなー)

 そう思いつつ、車に乗り込むあたし。

 外見は中肉中背、ピンクのネクタイをした殿方です。

 顔は…正直微妙でした。

 あたしは顔がいい男に興味ないんですが、世間的にはまぁまぁなのかな。

 年齢よりは若く見えます。

「前に行ったときに、ちょっと不当な扱いを受けて悔しかったお店があるんだけど、そこ行っていいかな?」

 …ん?

 自分が嫌な印象を持ってるお店に、初対面の女を連れて行くの?

 あたしならしませんが、ランチをご馳走して頂く約束になっていたので、

「いいですよ」

 そう言うしかありません。

 車は走り出し、最初に待ち合わせしたホテルとは別の、有名シティホテルの地下駐車場へ滑り込みました。

 エレベーターで上の階に向かいます。

「今日はセダンだけど、車はあと3台あるんだ」

 車のことを話したいのかと思い、

「車、お好きなんですか?」と笑顔で返すあたし。

 ちなみに、あたしはちょっと車好き。

「車なんて飽きるだけだよ」

 …車の話終了!

 するとまた突然、

「貧乏人は働かないから貧乏なんだよ」と爆弾発言。

 ん~っ、庶民の中の庶民としては反論したいとこだけど、ここは大人の対応を…っと。

「そうですか?こんな景気ですから、一生懸命働いても相応の見返りがない人もたくさんいるかと」

「俺は人の10倍は働いたからね」

 …10倍はちょっと盛りすぎ。

 大人なあたしは「それは大変でしたね」と、当たり障りのない会話をしました。

 そうしているうちに、エレベーターは静かに49階に到着。

 そこは、展望のいい高級フレンチレストランでした。

 レストランに到着し、テーブルに案内されます。

 メニューを見た殿方が、5,400円のランチコースをさらっと2つ注文。

 う…高っ!!

 うっかり貧乏性です。

 ご馳走してもらうんだからいいよね?

 いいんだよね?

 …いいことにしました(笑)

 どうやら、不当な扱いをした(と思ってる)ボーイさんがいたようです。

 運が良いのか悪いのか、そのボーイさんがセッティングをすることに。

「前菜はあちらでバイキング形式になっておりますので、お好きなものをお取りくださいませ」

 そう言うボーイさん。

「取りに行かなきゃいけないの?持ってきてよ」と、わがままを言う目の前の殿方。

「はい、申し訳ありません」

「持ってきてよ」

 …押し問答です。

 キリがないと思ったのかボーイさんは、

「かしこまりました。召し上がれない食材がありましたらお申し付け下さい」

と妥協していました。

 特にないことを2人が告げると、ボーイさんはお皿を持って去っていきました。

 あぁ、迷惑な客。

 とても嫌な気分です。

 その間しばし歓談。

 貿易会社の社長よろしく、日本製品のよさを切々と語ります。

「なぜ日本人が外国製品を持ちたがるのかわからない」

「日本製品は性能いいですからね」

「なぜ日本人が外車に乗りたがるのかわからない」

 あれ?国産車には興味なさそうでしたけど…。

「そうですね。あたしも外車には興味ないです」

 そうこうしてるうちに、前菜を持ったボーイさんが到着。

「いただきます」

「これは何かな?」

 こんな感じで談笑しながら食べていると、突然ボーイさんを呼ぶ殿方。

「これ、鴨?」

「そちらはチキンになります」

「そうなんだ、脂っこいからてっきり鴨かと思ったよ。あはは~」

 え?褒めてないよね?

 褒めてるわけじゃないよね?

 横を見ると、軽く固まってるボーイさん。

 お気の毒です。

「柔らかくて美味しいです」とにこやかにフォローをするあたし。

 軽く会釈をして立ち去るボーイさん。

 んー、疲れますよ~。

 もう、こうなると美味しいと言ったほうがいいのか、不味いと言ったほうがいいのかさっぱりわからなくなってきます。

 食事がどこに入っているのか、食べてる気もしません。

 さらに話は進み、成り上がりサクセスストーリーを聞かされたりしてました。

 そのとき、ふと気になることが…。

「こんなおしゃべりな男やだなーって思ってるんでしょ」

「派手なピンクのネクタイなんかしちゃってーとか思ってるでしょ」

 …とか聞くんですよ。

 緊張と不安の裏返しだったのかもしれません。

 でも、まさかそう思ってても「はい。いやらしそうなネクタイですね」とは言えません。

 お食事は楽しくしなきゃいけませんしね。

 そんな感じの殿方でしたので、お互いの話しにも軽くツッコんだりツッコまれたり…。

 歳が近い気安さもあったのかもしれません。

 少々上から目線なのが気になりましたが…まぁそれはいいです。

 実際年上ですし、距離が近づくためには有効な方法ですしね。

 すると…

「ワクワク、今日で辞める」

「え、入ったばかりで辞めちゃうんですか?」

「1人いればいいじゃん」

 あー、そういうこと…。

 あなたの女になるなんて言ってないけど、まぁそこには触れません。

 だって、会ってからご飯を半分も食べてないですからね。

 軽々しく返事なんてできません。

 食事のほうも進み、メインディッシュが出てきたころ、また殿方はボーイさんを呼びました。

「ちょっと、水ちょうだい」

 いちいち勘に障る言い方です。

 お水を持って戻って来たボーイさん。

 グラスを手に取り、その手をテーブルから外し、静かにお水を注ぎます。

 そのとき、ちょっとお水がこぼれました。

 すると、殿方が信じられない行動に。

 なんとボーイさんの手元を指で指し、

「ほらほら、コイツこぼしてるよ。あはははは」

 そう言って大笑いしやがりました。

 何の問題もないですよ?

 テーブルにこぼしたわけでもないし、誰かにかかったわけでもない。

 こぼれたのだって少量です。

(いやー、コイツやなヤツだ)

 そう思うと同時に、メールで見抜けなかった自分に激しく自己嫌悪。

 黙々と食べ始めるあたし。

 するとまたまた、空気を無視した発言…。

「最近体調があんまりよくないんだよね~」

「しょうがないですよ、歳には勝てないですから」

 テキトーに切り返すあたし。

 すると殿方、

「人が体調が悪いって言ってるのに、その言い方はなんだ!」

 なぜかブチ切れました。

 地雷を踏んだようで、戦闘開始です。

「いますよね、いつまでも若いつもりで歳を受け入られない人って」

「失礼じゃないか!」

「あら、これくらいの突っ込みはコミュニケーションかと思ってましたけど?」

「歳だって言われて誰が喜ぶんだ!」

「あはは…喜ばせるためになんて言ってないですよ~」

「さっきから我慢してれば…」

「さっきからなんですか?あたしはお会いした時から我慢してましたけど?」

「何がだ」

「人をもてなすのに自分の印象が悪かった店に案内する人、どこにいますかねぇ?」

 あたしが声を荒げたので、

「ちょっと、声が大きい…」

 焦る殿方。

( ̄ー ̄)ニヤ

「それになんですか!客だからって無抵抗なお店の人を捕まえて!」

 声を張るあたし。

「ちょ、ちょっと静かに」

 さらに焦る殿方。

 立ち上がり、さらに声を張るあたし。

「あぁ、あれですか。いい歳していじめですか?」

 焦りまくる殿方。

 そりゃそうでしょう。

 ランチ時でお店は満席に近いし、店員さんも見ています。

「ちょっと、座って」

 ここでつまみ出されてもつまらないので座るあたし。

 ホッとしたのか、殿方はぼそっと

「ったく…食事が不味くなる」

 こっちのセリフです。

 まぁこうなったら食事もできないし、1分たりとも一緒にはいられません。

 お店の人もチラチラとこちらを見ています。

 がさごそと自分のバッグの中を物色するあたし。

「何してるんだ…」

 黙って財布を手に取り、諭吉を一枚出してテーブルの角に…

 バン!!

 テーブルが広かったので、殿方の手は届きません。

「し、しまいなさい」

「ちょっと足りないですが、あなたの分も支払っていいですよ。お先に失礼しますね」

「おい」

「なんですか?『ごちそうさま』でしたら結構ですよ?」

 あたしはテーブルから離れ、2~3歩歩いてから振り返り、

「あまり上からものを言うとそのうち刺されますから、お気をつけ下さいね。それでは」

 でっかい声で言い残してお店を出ました。

(あー、スッキリしたぁ。カッコいいじゃん、あたし~。)

 などとウキウキしながらホテルの外へ。

 …あれ?

 …ここはどこだ?

 ホテルに戻ってタクシーで…と思い、財布を開くとタクシー代がない。

 うぇ・・・ホントになけなしの諭吉さんだったんだ。

 まぁそんなに車で走ってなかったし、歩いてればそのうち駅に着くよね。

 ということで、人の流れに着いて歩き出しました。

 道々あたしに出会い系を教えた友人にメールをして、事の顛末を話します。

「えー、料理も全部食べてないのに~?」

「うん、メインを2口くらい食べたとこで終わった」

「もったいない!お金なんて置いてこなきゃ良かったのに~」

「いやいや、あの諭吉はあたしのプライドだもの。
 あれがなかったらこうやって笑って話せないって」


「それもそうだね~」

「いや~、諭吉がいてよかったよ~。樋口さんや野口さんじゃカッコつかなかったし~」

「そりゃそうだ~。あ、それ逆援じゃん?」

「援助されるはずが、援助してきちゃったもんねぇ…」

「あははは~。で、駅には着いたの~?」

「徘徊してたら、なんか都庁に着いたわ」

「あはは…おつかれ~」

「こんなことなら、水もかけてくればよかった」

「上出来だよ。がんばって帰っといで~」

「うん、ありがとー」

 その後は都庁前で表示板を見つけ、無事に駅までたどり着くことができましたとさ。

 殿方はというと…

 辞めるどころか、女々しくもすぐにHNを変えていました

 どれくらいいたのかはわかりませんが、今はいないようです。

 貧困な家庭に育ったらしく、「その頃の自分を忘れないように時々居酒屋にも行く」とか言ってましたが。

 とんでもない、すっかり忘れてるであろう傲慢な人でした。

 お金でなんでも手に入ると思ったら大間違い。

 お金がなければ空っぽな人は、お金「しか」ない人。

 それすら気づかない男性に、人間としての魅力なんて感じません。

 高い授業料でしたが、納得いくまでメールをしなかったあたしの手落ちです。

 今回のことは、勉強させてもらった出来事でした。

 ドルチェを食べ損なったのが、唯一の心残りです…(笑)



 この女の人カッコいい!

 読んでスッキリできたよ!

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