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【死闘】声掛けノルマ100人!歌舞伎町でナンパ対決!!

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【死闘】声掛けノルマ100人!歌舞伎町でナンパ対決!!
執筆者30代後半の男性

 ここは歌舞伎町。

「東洋一の繁華街」と呼ばれる街。

 レストラン、居酒屋、バー、レストランバー。

 数多の飲食店が存在する。

 もちろん風俗だって有る。

 キャバクラ、ヘルス、ソープランド、クラブ、ボッタクリバー、デリヘル、ホストクラブ。

 種々雑多な店舗が軒を連ねる街。

 24時間眠らない街、歌舞伎町。

 そんな歌舞伎町の入口近く、アルタ前に2人の男が降り立った。

 僕の名前は「翔」、そして強敵(友)である「亮太」だ。

 話は遡る。

久しぶりに勝負しようぜ



 亮太から久しぶりのメールが来た。

『翔久しぶりぃ、元気にやってるか?今度遊ぼうぜ』

 強敵(友)とは高校時代からの仲、ディスコでナンパばかりしていた。

 2人で争うようにナンパして、セックスまで持ち込めた人数を競っていた。

 そんな亮太からのメール。

(合コンでもセッティングしてくれるのか?いやそんな事はない。彼も今では妻帯者、子供も中学生のはず)

 そんなパパである彼が、合コンなどするはずがないと思った。

 亮太に返信をした。

僕『久しぶりに飲むかぁ?』

亮太『そうするか。じゃあ○日にアルタ前に18時集合な』

 こうして旧交を温める事になった。

 そして当日。

亮太「久しぶりだなぁ翔、何年ぶりだろか」

僕「亮太何処で飲む?」

亮太「なぁ飲む前に久しぶりにナンパしない?」

 流石、強敵(友)である。

 妻帯者のクセにナンパ。

 アラフォーなのにナンパだ。

亮太「久しぶりに勝負しようぜ翔」

 望むところである。

 出会い系で鍛えた腕を今こそ見せてやる。


ナンパルール


1.必ず二人連れをナンパする。

2.可愛い子及び綺麗な子をナンパする。

3.明らかな飯たかり女はナンパしない。

4.引っ掛からなくても、最低100人には声を掛ける事(メモ帳に正の字できちんとカウントする事)




 こうして、僕達の闘いは始まった。

よもやの延長戦



「ねぇねぇ、お姉さん何処行くの?」

「キャッチじゃないから話し聞いてよ」

「今、暇してない?」

「これから飲みに行こうよ」

「お姉さん綺麗だね、仲良くなりたいな」

「○○(芸能人)に似てるって言われない?」

「あっ!どっかで会った事あるよね」

「その服可愛いね、何処で買ったの?」

 ありとあらゆる言葉を女の子達に浴びせかけた。

 だが反応は

「…………」

のスルーが殆ど。

 たまに答えてくれても、

「急いでますんで」

「待ち合わせてるんで」

「これから仕事ぉ~」


などである。

 手に持ったメモ帳には正の字が無情に増えていく。

 ナンパを始めて3時間、ついに100人声掛けは終了してしまった。

 ほどなくして、亮太も手ぶらで僕の元に来る。

 惨敗である。

 しかし強敵(友)は言った。

「ここで諦めていいのか?こんなんでいいのか俺達は?」

 強敵(友)の熱い言霊に魂を揺さぶられた僕は、

「引っ掛かるまでやろう!」

と再び決意した。

 2人の目は、10代の頃の熱い眼差しに戻っていた。

 そして僕達はまた戦場に散った。

ついに女神が現れた!



 声を掛ける、断られる。

 声を掛ける、断られる。

 何十人に声を掛けたか分からなくなった頃、ついに女神が現れた!!

 1人はk-popのガールズグループにいそうな子。

 もう1人はローラが日本人寄りになったような顔の子。

 28歳の2人。

 上々の成果だ。

 飲みだったら一緒に行ってくれると言う。

 すぐさま亮太を呼び、レストランバーへ移動。

 亮太が妻帯者だという事は、暗黙の了解で秘密にしておく。

 最初は対面で

女女
男男

で飲んでいたが、場も和んでくると

女男
男女

に席順交換して飲んだ。

 僕はローラ担当。
 亮太はk-popガール担当になった。

 軽くボディータッチをしても、ローラは嫌がる素振りを見せない。

(これは逝ける!!)

 僕は心の中でガッツポーズをしながら飲み続けた。

 後は終電が終わるのを待つだけ。

 そして24時半を回った。

 僕達の勝利である。

知ってる店があるから行こうよ



 勝利を確信した頃、ローラが言った。

「知ってる店があるから行こうよ」

 勝利を信じて疑わない僕達は、軽く二つ返事でOKした。

 彼女達とのこれからを考えつつ、ムフムフ鼻息を荒くしながら歩いて行った。

 連れていかれた店は、狭い路地にある薄暗い雑居ビルだった。

 僕の中で何か嫌な予感がした。

 そのまま彼女達に付いて行くと、その店は殆ど内装が見えないほどの薄暗い照明。

 僕も亮太もピーンときた。

(ここは危険だ!早く逃げなければ!)

 彼女達が呼び止める声には一切耳を貸さず、2人は店を後にしてビルから出た。

亮太「翔、あれボッタクリバーだろがぁああぁぁああ?」

僕「明らかにそうだな(冷静に)」

亮太「お前ぇなんでキャッチの女なんて引っ掛けるんだよぉぉおおぉぉおお!!」

僕「知らねぇよ区別なんかつくもんか(冷静に)」

 こうして、僕達の死闘は幕を閉じたのである。

 僕達はその足でキャバクラに向かった。

 反省会である。

 天使のキャバ嬢なら、僕達の傷付いた心を癒してくれる。

 そう思いながら…。

 かかった費用はレストランバー18,000円、キャバクラ80,000円

 そして僕は強く感じた。

 キャバ嬢の笑顔、プライスレス。

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